小さなことからそうでないことまで、恋愛においては「待つ」ことが大切だとひしひしと感じています。
恋愛がうまくいく女性、愛される女性は「待つ」ことができます。
恋愛がうまくいかない女性、愛されない女性は「待つ」ことができません。
なぜ待つことがそれほどまでに大切なのかというと、恋愛は自分ひとりの時間だけではなく、相手の男性にも時間があるからです。
私は過去には焦ってうまくいかなかったことはたくさんあります。待つことができずに、自ら恋愛を壊してきました。
自分の「早く付き合いたい」「会いたい」などの気持ちだけを優先し、相手の男性の事情や気持ちを考えずに突っ走っていました。
相手の男性だって、私のことを好きなら付き合いたいだろうし、好きなら会いたいだろうと思っていたんです。
この「相手も同じだろう」と考えるのは、まさに恋愛下手のすること!
「好きならこうする、好きならこう考える」というのを勝手に相手に当てはめてしまうのは危険なことだと、いまの私ならわかります。
「好きならLINEをくれるだろう」
「好きなら会いたいだろう」
「LINEをくれないのは、それほど私を好きじゃないからだ」
「誘ってくれないのは、それほど私を好きじゃないからだ」
と、勝手に相手の気持ちを推測することで、勝手に不機嫌になってしまえば、うまくいく恋もうまくいかなくなってしまいます。
話をもとに戻しまして・・・
私がいま大好きな人に愛されているのも「待つ」ことができたからだと思っています。
それは、彼が付き合いたいと思うタイミングを、自爆せずに(まぁ、途中でいろいろやらかしはしましたが)待てたこと。
待てたと言っても、おとなしく待っていたわけではなく「彼以外の男性が現れればそれはそれでいい」と思っていたし、そう思いながらも彼の近くにはいました。
待っている間は、「彼と付き合いたい!」「彼を振り向かせたい!」などの思いは捨てて、ただ「好き」だけの感情でいました。
恋愛で待つことができない女性は、彼からのLINEの返信も待てませんし、彼からの誘いを待つこともできません。
なぜ待てないのかというと、頭のなかが恋愛のこと、彼のことでいっぱいだからです。
四六時中、恋愛のこと、彼のことしか頭にないから、なにかアクションを起こしていないと、暇なんです。
なにかアクションを起こさないと、ただただ時間が流れていくだけのように感じてしまうのですね。
恋愛の大敵は、「暇」であることです。
恋愛上手な女性、愛される女性は「待つことができる」というより、そういう概念もありません。
なぜなら、彼中心に生きていないからです。
だから、彼からのLINEの返信が来ていなくてもそれほど気にならないし、彼からの誘いがなくても、やりたいことをやったり、美容に力を入れたりして、自分の時間を楽しく過ごすことができます。
私は女性から食事やデートのお誘いをするのもアリだと思いますし、最初のキッカケは女性から誘うパターンって多い気もしています。
男性って一部のモテる男性をのぞいて恋愛に自信がない人が多いので、「断られたらやだなぁ」と思って誘えない男性もいるし、女性からの誘いがキッカケで意識することも多いです。
だから、女性から誘うのは「あなたに興味がありますよ、好意がありますよ」を伝えるキッカケとしてアリなんです。
だけど、これは過去の私の失敗ですが、最初のお誘いはともかくとして、早く次の約束を取り付けたくて、というより早くまた会いたくて、次のお誘いも、その次のお誘いも私からしていました。
男性からの誘いを待てなかった・・・。
結果、終わりました。
実はこのようなパターンは私だけではなく、私の友達にも、いい感じだった男性を誘い過ぎて音信不通にされたという女性がいます。しかも一人だけではありません。
男性って、やっぱり追いかけたい。
男性は自分で誘いたいし、自分で誘って女性が反応してくれることに快感を覚えます。
だから、待つことができないだけで、みすみす恋を逃してしまうことだってあるんです。
LINEの返信にしたって、そう。
返信をせかされると相手から逃げたくなってしまうし、せかされないまでも、返信してないのに立て続けにLINEがくれば、心の中では拒否反応を起こしてしまいます。
どちらにしても待つことができない女性の頭の中は、彼のことでいっぱいです。
だから待てない。
自分に流れている時間の感覚と、相手の男性に流れている時間の感覚は違うんです。
当然、彼からの連絡をただ待ち続けるだけの一日はとても長く感じるでしょう。
一方で彼はせっかくの休みだからと、友達と趣味のスポーツを楽しんで、その後みんなで食事をして過ごしていれば、あっという間の一日です。
ただひたすら「待つ」というと苦痛に感じてしまうかもしれませんが、
実際には待っているんじゃなくて、恋愛や彼以外のことにも時間を使えるのが、恋愛がうまくいく女性であり、愛される女性なのです。
そして、男性が追いかけたくなる、愛したくなる女性も、恋愛のことだけ、俺のことだけになっていない女性なんです。