男性って、ワガママな女性が好きです。
なんて言われても、私も最初はにわかに信じがたかった…。
しかし振り返ってみると、好きな男性にはワガママが言えないかわりに、好きじゃない男性には普通にワガママが言えたりして、
そして、そんな好きじゃない男性には好かれたりしていた。
「今度、あそこ行きたい!」と連絡をすれば、すぐに予定を決めて行動に移してくれたりなんかしたなぁ、と思い出します。
好きな男性にこそワガママになろう
好きな男性にワガママが言えない理由は、たとえば以下のような気持ちがあるからです。
・ワガママな女だと思われたくない
・ワガママを言ってめんどくさいと思われたくない
・ワガママを言って嫌われたくない
・ワガママを言っても聞いてもらえない
・ワガママを聞いてくれなかったら、自分が拒否されたように感じる
そう、ワガママを言うと「よく思われない」と感じているから、好きな男性にはワガママが言えなかったりします。
しかし!
聞き分けのいい、いわゆるいい子は、嫌われはしなくても、思いっきり好かれることもないのです。
男性にとって聞き分けのいい女性はつまらないと感じ、ちょっとぐらい手のかかる女性のほうが、愛したくなるのです。
好きな男性にこそ、もっとワガママになっていし、もしワガママを言えずに無言の圧力で察してもらおうとしているなら、それこそ愛されない女への道まっしぐらです。
男性はなぜワガママな女性が好きなのか?
そうは言っても、これまでワガママを言えずにいたのに、ワガママを言うのは勇気がいりますよね。
「ワガママを言って嫌われたらどうしよう」という思いが拭えないかもしれません。
そんな思いを払拭するために、男性がワガママな女性が好きな理由をお伝えしていきますね。
【1】女性のワガママでヒーロー願望が満たされる
男性がワガママな女性が好きなのは、ヒーロー願望が満たされるからです。
「俺は彼女のワガママを叶えてあげることができた!」と、男性は女性のワガママによってヒーローになることができるのです。
以前お付き合いをしていた男性にも、「ハナのワガママをきくのが楽しい」と言われて、びっくりしたことがあります。
わざわざ「楽しい」と伝えてくれると言うことは、「もっとワガママ言ってね!」というメッセージ。
ワガママをきくのが楽しいなんて、男性は面白い生き物だなぁと思いましたが、その後、私は可愛くないワガママな女に転身してしまい、うまくいかなくなりました(可愛くないワガママとは、またあとで書きますね)。
人には「役に立ちたい」という欲求がありますが、これは男性のほうが強いと言われています。
女性にからワガママを言われることで、男性は役に立つことができるようになります。
【2】女性のワガママは信頼されていると感じる
女性がワガママを言ってくれることは、男性にとって信頼されていると感じるんです。
男性にとってみれば「俺はワガママを叶えられる男」という称号をもらったように感じます。
称号、なんて言うと少々大げさかもしれませんが、つまり、「俺って頼られてる」と感じるんですね。
もし付き合っている彼女が全然ワガママを言わなければ、「俺って頼りにされていないのかな?」「俺ってワガママもきけない男だと思われてるのかな?」と男性は物足りないどころか、彼女にたいして不満を抱くようになります。
【3】女性のワガママは独占欲を満たす
独占欲は男性のほうが強いと言われますが、女性のワガママは、そんな男性の独占欲を満たします。
「彼女がワガママを言えるのは俺だけだ」
「彼女のワガママを叶えてあげられるのは俺だけだ」
と、独占欲を満たし、ますますワガママを叶えてくれるようになります。
いわゆる「こいつには俺しかいないんだよな〜」状態ですね。
もし、彼氏以外の男性にワガママを言っているのを彼が知ってしまえば、顔には出さないものの、彼はものすごい嫉妬心を感じるでしょう。
好かれるワガママと好かれないワガママがある
「私はワガママを言っているけど、彼氏は全然ワガママを聞いてくれない!」と感じている女性もいらっしゃるでしょう。
彼氏がなぜ、あなたのワガママをきいてくれないのか、その理由はズバリ、可愛くないワガママだからです。
男性が好きなのは可愛いワガママであり、可愛いワガママを言える女性が好かれるんです。
男性に好かれないワガママというのは、自分の欲求を押し通そうとするワガママです。
お菓子売り場で子供が「買ってーーー!」と泣き叫ぶようなもの。
「買ってーーー!」とねばられるより、素直に「うん、わかった」と受け入れてくれるほうが、「つぎはお菓子買ってあげるからね」ってなるでしょう?
好かれるワガママが言える女性は、素直に「あれしたい、これしたい」「あれして、これして」が言えるし、もし男性が渋っても、それを素直に受け入れることができます。
面白いもので、好きじゃない男性にたいしては、ワガママを言ってNoと言われても、素直に受け入れることができる。
だから、好きじゃない男性にたいしては、好かれるワガママな女になれる。
しかし、好きな男性や彼氏となると…Noを言われると「好かれていない」気がして、受け入れられない。
「彼氏なのに私のワガママをきいてくれないなんて!」と、受け入れることができなかったりするんですね。
そうすると、めんどくさいワガママを言う彼女になってしまうんです。