テレビ朝日で毎週土曜日の夜11時15分から放送しているドラマ『東京独身男子』をご覧になっていますか?
男性目線の婚活というストーリーが新鮮でなかなか面白いです。
それで、第2話で登場したセリフが、こちら。
「好きは溢れ出るもの」
です。
どんな感じで登場したかを簡単に書きますが、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
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高橋一生さん演じる「太郎」が、高橋メアリージュンさん演じる元カノ「舞衣」に再会しました。
この世で一番好きになった女性です。
「太郎」は元カノとヨリを戻したいと思いましたが、「舞衣」には恋人がいて結婚することが判明します。
しかし「舞衣」は結婚を迷い、一旦結婚を取りやめます。
そこで、「太郎」はチャンスだと思い、「舞衣」の恋人(早乙女太一さん演じる「立樹 」)との戦いがはじまるのですが・・・
結局「舞衣」は恋人と結婚することを決意しました。
で、「太郎」は気づきました。
好きは溢れ出るものだと
しかし「舞衣」からは自分に対する「好き」がまったく感じられなかったと。
自分のことは好きではなかったんだと。
(つまり、再会してからの元カノの思わせぶりに翻弄されてしまったわけですね。)
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イメージは伝わったでしょうか・・・?
そうなんですよね、恋愛って頭ではなくて心でするものですし、「好き」という感情も、勝手に溢れ出てしまうものです。
たとえば小学生のときって、○○ちゃんが○○くんを好き、○○くんが○○ちゃんを好き、っていうのが、わかりやすかったですよね?
ピュアな子供のころって、好きな子には好きが溢れ出てしまっていました。
わたしが中学生のころ(古い話ですみません・・・)、クラスに、明らかに私のことを好きだろうという男子がいました。
私だけでなく、他のクラスメイトも「アイツ、ハナのこと好きだよなー」ってわかるぐらいに。
でも、その男子がわたしに話しかけてくるとかは、ないんです。
ただ、遠くから私を見つめているんです。(ずっとじゃないですよ!気がつくと、私を見てる、みたいな)
べつに気持ちが悪いとかはまったくなく、その男子からは、私のことが純粋に好きなんだなぁーっていうのが、それこそ溢れ出ていました。
ピュアですね。
また違う学年のときには、隣の席の男子から「私のこと好きなんだなぁ」を感じたことがあります。
その男子も話しかけてはきません。
本当にもう、なんとなくですが、100%に近い確率で、「私のことが好きだろう」と感じました。
(お互いにピュアだったから感じたのですね〜きっと)
で、なにがいいたいのかと言いますと、
好きって溢れ出るものなんです!!
だから、LINEが来る来ない、○○してくれた、○○してくれない、ばかりを気にして、「私のことを好きなのかどうなのか」を判断しようとしていると、溢れ出る「好き」を感じることができなくなります。
頭で「あの人は私のことが好きなんだろうか?脈ありなんだろうか?」ばかり考えていると、溢れ出る「好き」を見逃してしまいます。
これこれこうだから、あの人は私が好き。
これこれこうだから、あの人は私が好きじゃない。
とはなりません。
あなたのことが好きなら、それこそ溢れ出てしまうから。
好きが溢れ出るって、無意識です。
そこに計算はありません。
あなたも感じることはないですか?
たとえば、
あなたのことが好きだから、思わず優しくしてしまう男性と、
あなたに俺のことを好きにさせたくて、優しくする男性と、
ただ男性として、女性のあなたに対して優しくしてくれる男性。
わたしは感じます。
(なんとなくですけどね。)
「この人、私のこと好きなんだなぁ」と、「この人、私に自分のことを好きにさせようとしてるなぁ」の違いって感じてしまいます。
それはすなわち・・・
好きな人に対して、「私を好きにさせよう」で行動すると、その魂胆は思いのほか伝わりますから!!
それよりも、ただ純粋に「好き」の思いで、接してくださいね。
「好き」の思いで接して、「好きにさせよう」としないとどうなるかというと、
「この子、俺のこと好きなんだなぁ」「あれ?でも全然アプローチもないし」「うーん、どうなんだろう」って気になる存在になってしまうわけですね。