振り返れば私も、会社員時代には「あーだこーだ」と上司に相談をしているうちに、誘われるようになったりなんてことがありました。
「家の近くで知らない人から手紙を渡された、怖い!」など、仕事のことだけじゃなくなんでも話していたし、そうしたら「何かあったら必ず連絡しろ!」と本当に親身になってくれました。
当時はその上司のことを心から全面的に頼っていて、あんな風に全面的に頼ることができたら、そりゃ好かれるわ!と今ならわかりますが、当時はなーんにも考えてなかったのです。
上司だけでなく、好きな男性に相談をしているうちに仲良くなった、なんてこともよくありましたよ。
男性は女性に相談されると嬉しい。
そして、恋に落ちてしまうことだってある!
さて、男性はなぜ女性に相談されると好きになるのでしょうか?
その理由を3つご紹介していきますね。
【1】相談されると「自己重要感」が満たされる
人は誰もが「必要とされたい」と思っています。
これは女性より男性の方がその傾向が強いと言われており、恋愛の場面では男性の自己重要感を満たしてあげられる女性はモテます。
その自己重要感を満たすことの一つが、相談することなんです。
俺のことを、
「こんなに頼ってくれるのか!」
「こんなに信頼してくれるのか!」
「こんなに必要としてくれるのか!」
と男性が感じれば、恋に落ちない方がおかしいぐらい。
だけどポイントがあって、男性は役に立ちたい、どうにかしてあげたいと思って相談に乗ってくれます。
それなのに「役に立てなかった・・・」と思えば、逆に「俺では力になれない」と自信をなくしてしまいます。
男性がよかれと思ってしてくれているアドバイスに「でも」と反論するばかりだったり、聞く耳をもたなかったり、ただ自分が話したいだけだったりすれば、
「俺は力になれていない」と感じさせてしまい、男性は相談に乗ってくれなくなってしまうのでお気をつけて!
【2】相談するとは「自己開示」すること
相談の内容にもよりますが、相談するということは、他の誰にも見せられない自分を「俺だけに見せてくれている」ことになります。
なので、誰にでも相談しているとなると、これまた話が違ってきます。
男性は「○○くんだけ」に弱いですからね。
そして男性は、相談してくる女性に対して「自分のことをこんなにも話してくれる」と感じます。
自分のいい部分だけじゃなくて、ダメな部分、弱さを見せることができる女性、つまり自己開示できる女性は、男性にモテてしまうんです。
これも、男性に「俺って信頼されてる」と感じさせるんですね。
男性は常にカッコいい俺でいたいと思うので、特に女性に対してはなかなか弱い部分を見せることができません。
それなのに彼女はこんな弱さを見せてくれるなんて、俺のことを信頼してくれているんだなぁ、と思うのです。
男性は自分を信頼してくれる女性を守りたいと思います。
【3】手をかけた女性を好きになる
男性が女性から相談されて、その彼女のために尽力をつくす。
男性には何かを「やってあげれば、あげるほど」好きになるという心理があります。
手をかければかけるほど、好きになっていきます。
そして、彼女のために使った時間を振り返って、ある時ふと「俺は彼女のためにこれだけの時間を費やしている」と気づき、「俺は彼女のことが好きなんだ」と思うことがあるんです。
相談に乗るという時間をつくること自体もそうですし、「彼女のことをどうにかしたい」と考える時間も、実際に彼女のために行動する時間も、そう。
私が最初に上司のことを書きましたが、おそらく上司は四六時中「イトイさんのことをどうにかしたい」と思っていたのではないかと思います。
いつしか私が相談するまでもなく「大丈夫?」と声をかけてくれたり、私がお願いするまでもなく話を聞いてくれる時間を作ってくれるようになっていました。
(まるで『私の家政婦ナギサさん』のよう!)
まぁしかし、恋愛感情がないからこそ、「こんなに相談して大丈夫かなぁ?嫌われないかなぁ?重くないかなぁ?」なんて考えもせず相談できたわけで・・・
これが好きな男性を相手にできたら最強だなと思います。