人の行動って、無意識にしている行動のほうが多いと言われています。
それゆえ、その無意識とやらによって行動に違いが出て、現実も変わっていくわけで、無意識で自分が何を考えているかによって、人生が変わっていきます。
「私は男性に相手にされない」なんて思っていれば、恋愛では積極的になれず、うまくいくかもしれない恋愛にたいしても、アクションを起こそうともしないでしょう。
そうやって、無意識に出来上がってしまっている「やっぱり私は男性に相手にされない」という現実を証明しようとするんです。
無意識とは、つまり潜在意識と呼ばれたりするものですが、このように、潜在意識で意識しているとおりに、現実が目の前に繰り広げられていくんですね。
そうとなれば、望むような現実を手に入れるためには、潜在意識を変えればいいのです。
恋愛も、潜在意識を変えることで、うまく行ったりするんです。
だったら、潜在意識ってどうやって変えるのだろう?と思うわけですね。
潜在意識は私たちを守ろうとする
そもそも潜在意識というものは、私たちを守る働きをします。
だから「苦しい」という感情や、「モヤモヤ」という感情、または身体の不調などで「そっちは違いますよ」ということを教えてくれたりします。
そしてやっかいなのが、変化を嫌う、ということです。
どういうことかと言うと、今、たとえ望むような現実になっていなかったり、思い通りの恋愛ができていなくても、
変化することで何が起こるかわからない未来より、このままを望む、というわけです。
今のままで、いいじゃん!!
だって、変化したら、この先どうなるかわからないよ!!
という感じで、潜在意識は私たちを守ろうとするのですね。
アファメーションや紙に書くことが続かない理由
たとえば、潜在意識を変えて、望む現実を手に入れるために、アファメーションや紙に書く、なんてことをやったことがある人もいると思います。
以下の記事でも紹介しましたが、毎日「できたこと」「いいこと」「あるもの」を書いていくと、意識が向くクセが変わります。
だけど、これらのことは一ヶ月つづけばいい方で、一週間ぐらいでやめてしまう人も少なくないでしょう。
また、ちょっと効果があったように見えても、結局何も変わっていない現実が目の前に広がっていたり、
そもそも、全然効果がなかったとか、そう感じている人が多いのも事実です。
それで、結局やめてしまうんですね。
そして、また新しいことをやってみるんだけど、また続かない。
なぜ続かないのかと言うと、やっぱり、潜在意識が私たちを守ろうとしているからです。
このままアファメーションをつづけて、紙に書いて…。
潜在意識がいざ、変わろうとすると、「やっぱり変わっちゃダメ!」と、元に戻そうとする力が加わります。
だから続かないし、結局なにも変わりません。
潜在意識を変えるには繰り返すこと
あなたが毎日のなかで無意識にやっていることは、何度も繰り返したことだと思います。
たとえば、はじめて行く場所には、最初はスマホで地図を見ながら行き、しだいに地図を見なくても行くことができるようになり、最終的には、なにか別のことを考えながら歩いていても、勝手に目的に着いていたりします。
これは、繰り返したことによって、潜在意識に刻まれたからですね。
ボーっとしていると、会社のエレベーターで自宅マンションの階数を押してしまうとか。
これも、何度もエレベーターのボタンを押しているうちに、無意識に刻まれたからです。
だから、潜在意識を変えるには、「変化を嫌う」性質を乗り越えて、さらに何度も繰り返すことが重要になってきます。
恋愛は潜在意識を変えてうまくいく
恋愛でも潜在意識の力はもちろん働いていて、あなたが潜在意識で意識している通りになっているはず、なんです。
だから、繰り返すことで潜在意識をかえて、望む恋愛を手に入れるんです。
たとえば、「なんだかんだ、結局うまくいく!」という言葉。
不安が襲ってきたり、自分にとって苦しい思考がうまれるたびに、「なんだかんだ、うまくいくもんね」と言い聞かせるんです。
こういうことを繰り返していくと、ちょっと不安になったとしても、意識しなくても「結局うまくいくから、いっか」と思えるようになったりするんですね。
それが、潜在意識が変わる、ということです。
そして、恋愛もなんだかんだうまくいっちゃう。
恋愛がうまくいかない人は、
「恋愛は難しい」
「いつかはフラれる」
など、過去の経験や、どこかから仕入れたことによる思い込みが、潜在意識に根付いてしまっています。
そんな風に思っているから、本当は簡単なはずの恋愛を、解けないパズルのように難しくし、うまくいくはずの恋愛を、無意識にも自分で壊したりしてしまうんです。
潜在意識で思っているように、現実をつくろうとするんです。
だから、不安になったら「なんだかんだ、うまくいくもんね」、「結局うまくいっちゃうもんね」ということを繰り返す。
そのほかにも、根本的なところで「ない」などの不足を見るクセをやめて、「ある」を見るクセをつけることも大切です。
不足を見る人は、つねに「足りない」現実と引き合うので、不満がなくなりません。
一方で「ある」を見る人は、「豊かさ」と引き合うので、お金や人、愛情にも恵まれます。
先ほど紹介した記事に書いたように、まずは「あるもの」「できたこと」「いいこと」などをノートに書いていくといいんですね。
これをずーーっと続けていくと(繰り返していくと)、無意識に「ある」や「いいこと」を見ることができるようになり、現実もちゃんと変わっていくんです。