「焼肉が食べたい!」と思って、待ちに待った焼肉を食べても、お腹がはちきれそうになるぐらいに食べたら、「もう焼肉はいいや・・・」って思いますよね。
男性を追いかけてしまう女性は、好きな人と会えたことが嬉しくて、ずーっと一緒いいたくて、デートでは自分から切り上げることなんて絶対にできなくて、終電を逃してしまう、なんてこともやってしまいます。
なんなら終電を逃しても大丈夫なように、軽くお泊まりセットまでバッグに準備してデートに出かけたりしてしまいます。
(私は、コレよくやってた・・・)
好きな人が、あなたのことを「大好き!」と恋焦がれる前に、簡単にあなたが手に入ってしまうと、単純にいえば、軽くみられるし、安く見られる。
これでは、彼にとってあなたは高級店の焼肉ではなくて、2,980円で食べ放題の焼肉バイキングです。
追いかけられる女性のデートは連続ドラマ方式です。
察しがいい方ならお分かりかと思いますが、連続ドラマって「つづきが気になる!」。
追いかけられる女性も、つづきが気になる女性です。
つづきが気になるところで、デートを切り上げることができる女性です。
まだお付き合いする前のデートなら、あまり長くダラダラと一緒にいてしまうと、男性は「もうしばらくは会わなくてももいいや」と満足してしまうことがあります。
私はずっと、この連続ドラマ方式を男性にやられていました。
自分からデートを切り上げることができず、男性のほうから「そろそろ帰ろうか」と言われて、「えっ、もう?」と寂しくてしょうがなくなるんです。
そうすると、彼とバイバイした瞬間から「次はいつ会えるんだろう」と待ち焦がれる日々がつづくのですね。
この気持ちは女性が味わうのではなく、それこそ男性に感じさせるのが、追いかけられる女性なんですね。
「もっと一緒にいたかったなぁ」と男性が思うからこそ、「また会いたいなぁ」と思い、あなたとの次のデートの約束をどうやって取り付けようか?と考え、頭の中はあなたのことでいっぱいになります。
焼肉だって、腹八分目ぐらいが美味しく感じますものね。
どんなに大好物であっても、食べすぎてしまえば「しばらくはいらない!」となったりするものです。
でもね、好きな人とのデートって、なかなか自分から切り上げることってできないんですよね。
私は、まだ「すごく好き!」とまではいかない男性とのデート?お出かけ?お食事?では、自分からさっさと切り上げることができるので、そうすると、またすぐにお誘いされたりしたものです。
いとも簡単に、追いかけられる女になれてしまう。
これが、好きな人を相手にできるのが理想です。
人が「欲しい」と思うのは、満足していないから、足りないから。
あなたが暑い日に運動をして、とっても喉が渇いて、ようやく水が飲めたとします。
しかし、ようやくありつけた水であっても、ある程度飲めば「もういい」となりますよね。
「水がほしい!」とは思わなくなりますよね。
簡単な話で、満足してしまえば、欲することはなくなってしまうのですね。
男性も「もっと一緒にいたかったなぁ」と不足感じるからこそ、あなたを欲します。あなたに「また会いたい」と思います。
人が執着してしまうのは、思い通りにならないから。
あなたともっと一緒にいたいのに、いれない。会いたいのに、なかなか会えない。
となると男性は「もっと一緒にいるにはどうしたらいいのだろう?」「もっと彼女に会うにはどうしたらいいのだろう?」と考えます。
目的を掲げて、それを達成するのが大好きな男性は、「どうやったら彼女に会えるだろうか」と一生懸命に試行錯誤するようになるのです。
もしお付き合いをしていない段階なら、「正式に彼女とお付き合いをするしかない!」などと思うかもしれません。
これはもちろん、あなたとのデートが楽しいのが条件です!
いくら自分からデートを切り上げたからといって、男性にとってつまらないデートであれば、「また、会いたいに」にはつながりませんよね。