恋愛を拗らせまくった期間が長かった私は、恋愛本を開いては、どうしたら好きな人に好かれるだろうかと方法を探し、恋愛ブログを読みまくっては、やっぱり、どうしたら好きな人に好かれるか、その方法を探しまくりました。
そして実践してみるも、うまくいっているようで、結局追いかける恋愛であることはなにも変わららない日々がつづきました。
最終的に気づいたのは、好きな人に好かれる努力をするより、自分を好きになる努力をする方が、圧倒的に恋愛がうまういくし、追いかけられる恋愛ができるようになるということでした。
好きな人に好かれる努力で恋愛がうまくいかない理由
好きな人に好かれる努力をしても恋愛がうまくいかないのは、好きな人に好かれようとしている時点で、相手の下手にでているからです。
「好かれたい」という気持ちは、やっぱり無意識に言葉や行動に出てしまうので、相手も感じ取ります。「あ、俺のほうが上なんだ」と。
そして男性は、自分が上だと気づいてしまうと、相手の女性に魅力を感じなくなってしまうのです。
「私を好きになってください」というスタンスの女性にたいして、もちろん追いかけることはしません。追いかけなくても、もう手に入っています。
だから、恋愛は「あなたのことが好き」という気持ちはあっていいし、「好き」はバレてもいいけれど、「あなたに好かれたい」という気持ちの比重が大きくなると、うまくいかなくなります。
自分磨きをするにしても、好きな人に好かれるためにするのではなく、自分のことを好きになるために頑張る。
この、ほんのちょっとの心の持ち用の違いで、変わるものです。
自分を好きになる努力で恋愛がうまくいく理由
さて、自分を好きになる努力が恋愛で実をむすぶ理由は、そもそも自分のことが好きじゃないと、相手に好かれる実感がもてないからです。
相手を疑う恋愛になってしまい、お互いに苦しい恋愛になります。
「私って可愛い」と、自分のことを可愛いと思っていることと、自分のことを好きであることは全く別です。
たしかに、見た目が変わることで、女性は自分に自信がつきます。本当の意味で自分を好きになれるならいいけれど、見た目の自信だけでは、見た目以外の部分で「彼は、他の女性を好きになるかもしれない」と疑います。
可愛いだけで、気持ちを繋ぎ止めるのは無理だと、誰もがわかっているから。
だから、無条件に自分を好きになれることが、恋愛がうまくいく最大の秘訣なのです。
私は、私だから、私が好き。この域です。
結局、自分を好きになるにはどうしたらいいのか
自分を好きになる方法は、世の中でいろいろ紹介されていますが、私が効果的だと思ったのは、好きな人の前で、そのままの自分を見せること。
私が恋愛がうまくいかなかった時代は、とにかく自分を偽っていました。好きな人に好かれるために、自分じゃない自分を演じていたんですね。
こんなことをしていて、自分を好きになるはずはありませんよね。本当の自分を出すと、好かれないし、嫌われると思っているのだから。
彼の前で、本当の自分を隠さずに見せていたら、自分を好きになり、愛される自信もわいてきて、結果、愛される幸せを感じる恋愛ができるようになりました。
本当の自分を見せても、嫌われることはないし、むしろ好かれました。
こうして淡々と書いていますが、本当の自分を見せるのはやっぱり勇気が必要でした。でも、少しずつ素の自分を見せていき、ダークな自分を見せても、びっくりされはするものの、それで嫌われることはありません。
むしろ、いろんな一面があって面白いと思ってくれているようでした。
世の中には、なんで彼女があんなに愛されているのだろう?と思う女性っていますよね。あんなに毒舌なのに、なんで…と思う女性が、私の周りにもいます。
彼女たちはきっと、そういう、他人からちょっと嫌だなぁと思われるような部分も隠さず見せることができる時点で、自分のことが好きなのかもしれません。
その他には、自己否定をしないこと。これも、自分を好きになる上で、かなり効果的です。知らないうちに、自分に対して「私ってダメだわ」と自己否定をしているなら、気づいた時点でやめていく。
「ま、いっか」とゆるく自分を受け入れていくと、自分を好きになれます。