さて、安心感のある恋愛をしたいと思ったら、どうしたらいいのでしょうか?
私も20代のころには刺激的な恋愛を求めていたように思いますが、それなりに年を重ねると、やっぱり「安心」がほしくなりました。
だけど、安心感のある恋愛をしたことのなかった私には、そもそも安心感のある恋愛のイメージが湧かなかったし、結局のところ、安心感を感じさせるような男性にはときめかなかった。
そして、安心感のある恋愛ができないのは、相手のせいではなくて、自分のせいなんです。
だから、相手が誰であろうと自分が変わらなければ、同じように安心感のない恋愛を繰り返してしまいます。
安心感のない恋愛を選んでいるのは自分
「安心感のある恋愛をしたい」と思っているのに、安心感のある恋愛ができていない。
それは、あなたが無意識では、安心感のある恋愛を望んでいないからなんです。
だから、自分で勝手に問題をつくって、安心できない恋愛にしているんです。
これは、私がそうだったから。
どんな小さなことでも勝手に問題にして悩み、不安になり、「安心感がほしい」と嘆いていました。
思考って、その人のクセです。
過去の私は、「問題」を見つけるクセがついていたので、ひとつの問題が解決しても、また新しい問題を見つけ、絶えず悩み、不安に占領されていました。
こうして、安心感のある恋愛ではなくて、自分で、不安に占領される恋愛を選んでいたのですね。
そして、たとえば、女性の影がなんにもなさそうな男性とお付き合いをしても、それはそれで「愛情表現をしてくない」などと問題を見つけるので、結局、安心感のある恋愛ができないのです。
安心感がほしなら「安心」に焦点を当てる
安心感のある恋愛がしたいのなら、問題を見つけるクセをやめて、「安心」に焦点を当てることなんです。
安心に焦点を当てるというと難しく感じてしまうかもしれませんが、要するに、あなたが「安心」することを選んでいく、ということ。
一日のなかで、自分を安心させてあげる時間をつくることから始めていくといいでしょう。
潜在意識は、自分が焦点を当てているものを現実に見せてくれます。
たくさん焦点を当てているものを、どんどん拡大させていきます。
だから、あなた自身が「安心」を選んで、安心に焦点を当てていくことで、現実にもちゃんと安心感のある恋愛がやってきます。
いつもいつも悩んでいる人は、潜在意識には「私は悩むのが大好きだ」とインプットされます。
いつも恋愛で頑張ってしまう人は、潜在意識には「私は恋愛で頑張るのが大好きだ」とインプットされます。
恋愛で我慢するのがクセになっている人は、潜在意識には「私は恋愛で我慢をするのが好きだ」とインプットされます。
悩むのが好きな人は、悩みが絶えない恋愛をすることになるし、頑張るのが好きな人は、頑張ることが必要な恋愛をします。
我慢をするのが好きな人は、我慢ばかりの恋愛になります。
同じように、安心することが好きな人は、安心感のある恋愛ができます。
だから、安心する時間をつくってあげること。
そうすることで「私は安心するのが好きなんです」と潜在意識に教えることができ、安心感のある恋愛ができるようになるんですね。
恋愛で悩むのをやめる
私は悩むのが大好きでした。
頭のなかでは四六時中、好きな彼のことを考えていたので、考えているということはつまり、それは悩みになります。
「LINEが来ない」
「愛されている自信がない」
「話を聞いてくれない」
「私のことどう思っているんだろう」
恋愛って悩みだしたらキリがありません。
なぜなら、他人の心は、究極のところ本人にしかわからないからです。
「彼は何を考えているの?」
「彼はなんであんなことをしたの?」
本当の答えは彼にしかわからないし、だから、自分の捉え方次第というところも、本当に大きい。
コントロールできない他人にことで悩むから、永遠に悩みから解放されず、安心感のない恋愛をすることになります。
恋愛で頑張るのをやめる
私は悩むのも大好きなら、頑張るのも大好きでした。
頑張るとはつまり、安心感とは真逆ですよね。
安心感とは「ホッ」とリラックスしている状態ですが、頑張るとは力が入っている状態です。
だから、あなたが恋愛で頑張っているかぎり、安心感のある恋愛はできません。
恋愛って頑張ったからといって上手くいくわけでも、愛されるわけでもありません。
自分が「こんな恋愛をしたいなぁ♡」と思っているカタチがあるのなら、そんな恋愛をするために頑張るのではなくて、
いま、自分がその状態になること。
安心感がほしいのなら、まずはあなたが、日常のなかで安心感に包まれることなんです。
そもそも男性は、恋愛で頑張っている女性より、安心してリラックスしている女性が好きなんですよ♡
だから、もう頑張らなくて大丈夫!
これからは、あなた自信が日常のなかで安心を選び、大好きな彼の隣で、ただ安心して笑っていてくださいね。