なんだか今、運気が下がっている気がする。
そんなときは口角も下がっているはずなんです。
正しい姿勢を保とうとすると筋力を使うので、楽しよう楽しようとした結果、気づかないうちに反り腰になっていたり、あまり美しくない姿勢になっていきます。
同じように口角を上げるのも筋力を使うんですね。
口角を上げるだけで運気が上昇して幸せを引き寄せるのに、筋力をつかうから、みんな最初はやるけれど、だんだんやらなくなります。
しかし、口角を上げることをつづけると、本当に幸せになっていくんです。
そして、幸せな人は口角が上がっているんです。
口角を上げると脳は「幸せだ」と勘違いする
脳ってとーってもだまされやすいんです。
それゆえ、脳を上手にだますことができると思い通りの人生を歩めるようになったり、反対に脳にいいように使われてしまうと、ネガティブな方向へ進んでいってしまいます。
この、脳のだまされやすい性質をうまく使う方法のひとつが、口角を上げること。
口角を上げるだけで、脳は「私は楽しい、私は幸せだ」と勘違いして感情が変わるんですね。
感情によって人は行動するので、感情が変わることで行動が変わり、その先に引き寄せられてくる結果も当然違ってきます。
たとえば恋愛がうまくいかない人は、不安から行動するのでうまくいきません。
人にはそもそも防衛本能があり不安を感じるようにできていますが、それでも人によって不安を感じやすい人と、そうでない人がいます。
不安はゼロにはできなくても、不安を減らすことはできるんです!
その最もお手軽な方法が口角を上げること、というワケです。
数年前に、上大岡トメさんの『キッパリ!』という本が流行ったのを覚えているでしょうか?
「キッパリ!」しているポーズをとることで、気分も「キッパリ!」する、というものでした。
首を下に向けて歩けば、なんだか元気がなくどんよりしてくるし、反対に、胸を張って堂々と歩けば、元気がでてきます。
なんだか自信もみなぎってきます。
同じように口角をあげれば、幸せな気分になります。
動作を変えることによって、私たちは自分の感情を変えることができるのですね。
幸せを引き寄せる行動はポジティブな感情から生まれる
私たちの運気が上がるのも、私たちが幸せを引き寄せるのも、結局、行動せずにははじまりません。
よく例にあげられるのが、宝くじを買わないのに当たるはずがない、というもの。
そりゃそうですよね。
行動せずに現状が変わることはなく、「こっちの方へ行ったら幸せになるよ」という行動を教えてくれるのが、私たちの感情なんです。
不安をたくさん感じながら、幸せの方向へ向かう行動を取ることはできません。
私もこれまでの恋愛でたくさん不安を感じ、不安から数々の行動を起こしてしまいましたが、すべてダメになっていきました。
「これを失いたくない」という後ろ向き(ネガティブ)な感情から、前向き(ポジティブ)な結果は得られないのです。
幸せを引き寄せるのは、結局ポジティブな感情です。
ワクワクしていたり、ホッと安心していたり、幸せを感じていたりするときに、さらに幸せに向かうような行動が取れるようになるんです。
幸せへ向かう、潜在意識からの直感が降りてくるのもポジティブな感情を感じている状態のときです。
「どうしても、どうしても!」などと不安や焦りでいっぱいのときには、直感が降りてはこないのです。
だから、ひとまず口角を上げる!
口角を上げることで幸せを感じやすくなり、幸せへ向かう行動が取れるようになります。
幸せになりたいなら、いま幸せになる
外側でなにかが起こったから、なにかが手に入ったから幸せになるのではなく、内側が幸せだから幸せが引き寄せられてきます。
私たちは目に見えるものしか信じられない傾向があるけれど、世の中の95%は目には見えないもので成り立っています。
当たり前のようにつかっているスマホの電波も、テレビの周波数も、電子レンジの電磁波も目には見えない。
同じように私たちの感情も目には見えないけれど、ちゃんとある。
そして感情もそれぞれ固有の周波数を出していて、同じ周波数のものが引き寄せられます。
だから幸せを感じている人には、幸せが引き寄せられてきます。
いつも不満そうな人って、ずっと不満そうでしょう?
いつも愚痴を言っている人って、ずっと愚痴を言っているでしょう?
感情のチャンネルを何に合わせているかで、見られる番組(現実)が違ってくるんですね。
幸せを見たいなら、いま幸せになる。
いま幸せになる、一番手っ取り早い方法が口角を上げること!
私も口角を上げることを意識して、まわりの状況は変わっていないはずなのに気持ちが楽しくなって、「なんか楽しいなー」と思いながら仕事をしていたり、毎日を過ごしていたら、それに合わせるかのように状況も変わっていきました。
運気も上昇して、幸せも引き寄せられてしまう口角上げ。
やるからには、つづけてくださいね!