あなたには欠点がありますか?
女性なら、片付けが苦手なこと、料理が苦手なことを欠点だと感じ、「私、片付けできないし・・・」「私、料理できないし・・・」と悲観的に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
私は今でこそ料理は人並みにできますし、料理が好きですが、昔は料理ができませんでした。
そのことが自分の中ではけっこうコンプレックスで、心のどこかで「彼氏ができても料理できないのバレたら嫌われちゃうかも」と思っていたので、それが無意識のブレーキとなって彼氏がなかなかできない時期がありました。
結局、そのときは欠点をカバーしようと料理教室に通い出し、「私、料理向いてるかも!楽しい〜」と気づき、結果、「彼氏ができても困る!」という無意識のブレーキが外れたことにより、彼氏ができた、と思っています。

さて。
欠点は、自分で「足りない」と思っている部分です。
「足りない」にフォーカスしていれば、当然、足りない現実を引き寄せてしまいます。
だから、かつての私のように、欠点を補う方向へ進むのもありです。「補いたいなぁ」と思うのなら、それは自分で補っていい部分です。
しかし、「どうしても料理はやりたくない!」「どうしても片付けられない!」というのなら、無理に補う必要もありませんし、その欠点をダメだと思わないことです。
「自分で自分のことをダメな女性だ」と思っていれば、まわりも、あなたのことを「ダメな女性だ」と見るからです。
意識には、5%の顕在意識と、95%の潜在意識があると言われています。潜在意識というのは無意識のことで、引き寄せの法則が働くのは、この無意識の部分です。
そして、無意識の深層にはさらに「集合的無意識」と呼ばれる意識があります。この集合的無意識で、人はみんなつながっています。
だから、自分のことを好きになれば、同じように自分を好きになってくれる相手が現れるのですね。
よく「自愛」なんて言葉が使われたりしますが、自分に欠点があって、その欠点があるから私はダメだ・・・と思っていたら、とてもじゃないけれど、自分を愛しているとは言えません。
自愛とは、自分を愛する、自分のことを好きになることですが、その前に、自分のことをダメだと思わないことが重要なのです。
なんども言いますが、たとえば料理ができないことを、「料理ができるようになりたい!」と思うのなら、料理教室に通ったりなんなりして、できるようになっていいんです!!
向上心があるのは素晴らしいことです。
ただ、やりたくないことを、無理にやらなくていい、ということです。
欠点を「自分のダメな部分」とは思う必要はない、ということです。
私は料理が好きだし、彼にご飯をつくるのが好きです。
だけど、彼が「俺も料理を作れるようになりたい!」と料理教室に通い出し、私より料理上手になってしまったら・・・
私は「私の役目がない」と思うことでしょう。
まぁ、女性なら「ご飯作ってくれるなら、ラッキー!」って思うかもしれませんが、男性はそうはいきません。
好きな女性の役に立ちたいのが男性です。
もし、彼があなたを車で送り迎えをすることを「彼女の役に立ててる!」と思っているのに、あなたが「彼にいつも送り迎えしてもらうのは悪いから」と、免許をとって車を買ったとしたらどうでしょうか。
彼は、自分の役目が奪われた・・・と思うでしょう。
あなたが「片付けができない」自分を受け入れたとき、片付けるのが得意な男性がパートナーとして現れるかもしれません。
その彼にとっては、あなたの「片付けができない」部分は、そのままでいてほしい部分です。
だって、彼があなたの役に立てる部分だから。
だから、欠点は無理をしてまでカバーすべき部分ではないし、全然ダメじゃないんですね。
「欠点」というのは「欠けている点」と書きますが、欠けているからこそ、パートナーが補い合える部分です。
自分の欠点を悲観的に思っているのだとしたら、その欠点を受け入れてみてください。「今のままでもいいんだ」って受け入れたとき、その欠点をカバーしてくれるパートナーがひょっこり現れるかもしれませんし、「そのままのキミでいい!」と言ってくれるパートナーに出会えるかもしれませんよ。
お知らせ: Twitterをはじめました♡恋に効く言葉をつぶやいていきます。