あなたが「結婚したい!」と思う気持ちのなかで、もし「結婚したいなぁ♡」より「結婚しなきゃ!」の思いの方が強いのだとしたら、結婚は遠ざかっていってしまいます。
「年齢的にもう結婚しないとヤバイ!」
「周りがどんどん結婚してるから結婚しなきゃ!」
など、「結婚しなきゃ!」と焦ってしまう女性も少ないないでしょう。
そうやって「結婚しなきゃ」という思いを抱えたまま、何年も結婚どころか彼氏もいない女性がいます。
さて、最近はあまりありませんが、私は以前、夜中にトイレなどで目が覚めると、それからまた寝ようと思っても何時間も眠れないことがありました。
なんで眠れないかは、わかっていたんです。
その頃の私は、主に「恋愛」のことについてですが、本当によく考える子でした。
四六時中、頭の中であれやこれやと考え事をしていたので、夜中に目が覚めたあとに寝ようとしても、なにか考え事をしてしまい、眠れなくなってしまうのです。
当然、朝起きなくてはいけないので、「寝たい!」わけです。
だから、「考えないようにしなきゃ!」「早く寝なきゃ!」と思うんだけれど、一向に眠れないのですね。
もちろん毎日ではなかったけれど、こんなことが一ヶ月以上は続いたように思います。
そしてある日、私は諦めました。
また夜中に目が覚めてしまい、いつもなら「寝なきゃ!」と思うのですが、もう諦めました。
「寝なきゃ!」と思っても眠れないから、「もう、眠れなくてもいいや」と思いながら、トイレから戻ってベッドに入ったんです。
そしたら!
だんだんウトウトしてきて、結果、そのまま朝まで眠っていました。
その後も「寝なきゃ!」を手放して「眠れなくてもいいや」と思ったら、ちゃんと眠れてしまいます。
つまりどういうことかと言うと、「寝なきゃ!」と思う背景には、「眠れない!」という抵抗する意識が存在しているんです。
「どうしても寝なきゃ!」と強く思えば思うほどに、余計に「眠れない!」という強い抵抗が出てくるんです。
しかし「眠れなくてもいいや」と思うことによって、「眠れない!」という抵抗が出てこなくなる。だから、眠れた。
「考えないようにしなきゃ!」も同じなんですね。
たとえば、このブログでも言っていますが、恋愛では、彼氏のことで頭をいっぱいにしてしまうと、うまくいかなくなってしまいます。
もちろん恋愛がうまくいっているのなら、まぁ、好きなだけ考えてもいいとは思いますが、彼氏のことで頭をいっぱいにしすぎると、そのうち彼氏から飽きられる女性になってしまいます。
彼氏から飽きられたくない!だから彼氏のことを考えないようにしなきゃ!と思っても、結果、「考えないようにしなきゃ!」と思うほど、ついつい考えてしまうのですね。
こんな時は「考えないようにしなきゃ!」ではなくて、彼氏のことを考えなくてもすむように、他にやりたいことを見つけたり、集中できることを見つけるといいのです。
さて、もうお分かりですね?
「結婚しなきゃ!」と思うほどに、結婚が遠ざかってしまう理由が。
そうです、「結婚しなきゃ!」と思う背後には「結婚できない!」という抵抗する意識が潜んでいるからです。
だって「結婚できる」と思っていたら、「結婚しなきゃ」なんて焦らないでしょう?
潜在意識で長い間思っていることを、潜在意識は現実にしてくれようとします。
つまり「結婚できない!」という強い抵抗が潜んでいるため、「結婚できない」現実を見せてくれている、と考えられます。
だから、自分は「結婚したいなぁ♡」より「結婚しなきゃ!」という気持ちの方が強いと気づいたのなら、結婚が近づいたも同然。
そう、「結婚しなきゃ」を手放せばいいだけです。
そして「結婚できなくてもいいや」と諦めてしまえばいいんです。
それはそれで、ちょっと不安だなぁ・・・って思いましたか?
だけど「結婚しなきゃ」と思い続けて、いま、結婚していないのでしょう?
「結婚しなきゃ!」を諦めると、「結婚できない」という抵抗もなくなるんです。
べつに女を諦めろ!と言っているわけでもなんでもありませんし、むしろ、「結婚しなきゃ」を手放すと、自由に女性である自分を楽しむことができます。
より魅力的なあなたになるので、魅力的な男性が集まってくる、なんてことも考えられます。
そしてなにより、もし、「結婚しなきゃ」という呪縛に縛られて、ずっと心に重たいものやネガティブなものがついているのだとしたら、それらがなくなります。
あなたから発する波動も軽やかになり、確実に、この先、素敵な未来を引き寄せられるあなたになります。
人生は「しなきゃ」を少なくするほど、よりよい人生を歩んでいけるようになります。
「しなきゃ」というのは不安や恐れを発端にしたものであり、不安や恐れを発端にしたものは、結果として、どんな形であれ不安や恐れを導いてしまうと言われています。
もちろん、「しなきゃ」をゼロにすることはできないかもしれませんが、なるべくなら「しなきゃ」ではなく「こうしたい」を選んでいくと、不安や恐れではなく、楽しくて幸せな人生を導くのですね。