彼から誘ってほしい、彼にデートプランを考えてほしい、彼に私を喜ばせてほしい・・・などなど、「男性にリードしてほしい!」という女性も、少なくないと思います。
男性がリードをしてくれることに男らしさを感じる、ということもありますし、
彼が自分のために何かをしてくれることで、愛情を感じる、という女性ならではの理由もあるでしょう。
「私のことが好きなら、こうしてくれるだろう」という期待も込められています。
だけど、すべてを男性任せにしていては、恋愛はうまくいきません。
恋愛とは一人でするものではなく、二人でするものであり、男性には男性の役割があって、女性には女性の役割があります。
恋愛がうまくいかない時は、女性が、男性の役割を奪ってしまっているから、うまくいかないのですね。
女性性、男性性という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、
男性性とは、与えること、行動すること、決めること、考えること、などがあります。
そして女性性とは、受け取ること、ゆだねること、育むこと、感じること、などがあります。
じつは、私はこれまでの恋愛では、あんまり「男性にリードしてほしい!」とは思ったことがなく、自分から積極的にデートプランを考える方でした。
同じようなタイプの女性も多いと思いますが、私は長女気質もあって、デートに関して言えば、私の提案でのデートが多かったように思います。
(もちろん、女性がデートプランを考えてはいけないわけでは全くないし、そんなものは、ハッキリ言って、臨機応変!)
だけど、そんな恋愛を繰り返してきた私は、恋愛はあまりうまくいきませんでした。
なぜなら、男性の役割を完全に奪っていたから。
考えること、決めること、行動すること、という役割を私がやってしまっていたから。
だから、「彼にリードしてほしい!」と思う気持ちは、あっていいものです。
でもね。
男性がリードしてくれる、つまり、男性がデートプランを考えたり、あなたを喜ばせることをしてくれたり、積極的に恋愛を楽しもうとしてくれるのは、
女性が、ちゃんと女性の役割をまっというしているからです。
「俺がリードする!」という、行動を起こさせるのは、女性の役割です。
なんでもかんでも彼任せで、彼が勝手にリードしてくれる、なんてことはなく、彼がそうしたくなる気持ちを起こさせるのが、女性の役割なんです。
女性は、男性がいなくても「愛」を感じることができますが、男性は女性がいなければ「愛」を感じることができません。
そんな男性に「愛する」ことを教えてあげるのが、女性の役割であり、
恋愛において「愛」を育てていくという点では、女性がリードすることになります。
男性に、あなたを愛させてあげること。
男性に、あなたを愛する喜びを教えてあげること。
あなたが、「彼を調子に乗らせてはいけないから、ちょっと好きじゃなくなったフリをしよう。そっけなくしよう」、なんてことは、まーったく、やらなくていいことです。
女性が自分の気持ちに素直になって「愛」を感じる、彼と一緒に居られることの「喜び」を感じる。
そうやって、素直に「愛」から生まれる感情を表現することで、男性は「彼女をもっと喜ばせたい!」「彼女の笑顔を大切にしたい!」
と、愛することを学びます。
そして、彼女のために何ができるだろう、と考えて、行動に移すようになるのですね。
愛する人のために行動できるのが、男性ですから。
そして、彼があなたのためにしてくれた行動を、ちゃんと受け取る。(受け取るとは、喜ぶこと、感謝をすることです)
そして、また、彼はあなたを喜ばせたくて、行動をする。
これの繰り返しです。
だから、本来は、恋愛は男性、女性のどちらがリードする、というものではなく、どちらもお互いの役割を奪わずに、自分の役割をちゃんとまっとうすればいい話、なんですね。
「彼が全然リードしてくれない!」なんて不満を言ってしまうのは、あなたが男性の役割を奪っているからかもしれませんし、女性としての役割を果たしていないから、かもしれません。
「どうしたら彼はリードしてくれるだろう?」
なんて、頭で考えて恋愛をしているから。
女性は、頭で考えるより、感情を大切にしたほうが、断然うまくいきます。
もっと、彼を「好き」という気持ちに素直になることです。
ただ、そこにコントロールしたいとか、見返りの気持ちを乗っけてしまうと、それを察した彼は逃げてしまいますからね。
女性は、男性の役割を奪わずに、女性の役割をまっとうしていれば、男性は男性の役割をちゃんと果たしてくれます。
つまり、あなたが望んでいる、「行動」と言った面で、リードしてくれるようになります。
また、あなたが「彼はリードしてくれない」と思えば思うほど、ますます彼はリードしてくれない彼になります。
あなたが、彼をそういう風に見ているので、彼は「リードしない男」を演じ続けるのです。
リードしてくれない彼は、じつは女性のほうが、そんな彼を作り出してしまってる、ということにもなるんですね。
「リードしてくれない男」として彼を扱っているので、彼は、あなたが扱うとおりの、そんな男でいようとするのです。
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