彼氏がわかってくれない問題!
私も過去の恋愛では「彼氏は全然私の気持ちをわかってくれない」と不満を抱えていたものです…。
私が愛される女になりたくてたくさん勉強をしていく中で知ったこと、それは愛される女性と愛されない女性にはいくつもの違いがあることです。
そのひとつが、愛される女性は「彼氏のことをわかろうとする」のに対し、愛されない女性は「彼氏にわかってもらおうとする」ということです。
あなたの彼氏がわかってくれない理由
あなたの彼氏がわかってくれないのは、ズバリ、あなたが彼氏のことを「わかろうとしない」からです。
「私がいま思っていること」
「私の不安な気持ち」
「私の寂しい気持ち」
「私がこんなにあなたのことを思っていること」
「私がこんなに頑張っていること」
を、彼氏に伝えたくて、必死でわかってもらおうとします。
自分の気持ちをわかってもらおうとするばかりで、彼氏の気持ち、彼氏が置かれている状況などには思いを馳せることはしません。
あなたの彼氏は彼氏で悩みを抱えたり、自分の人生についてたくさん考えていたりするのに、自分ばかりが「かわいそうな女」「わかってもらえない女」になる。
もしかしたら彼氏は仕事が大変で、余裕がない状況なのかもしれないのに、そんなことを1mmも考えたりはしない。
恋愛ベタさんは被害者になるのが好きで、彼氏を加害者にしてしまうんですね。
誰だって悪者になりたくないのに、こうして悪者にされてしまうのだから、あなたのことをわかろうとしないのも当然ですよね。
たとえば「来月、有給を取りたいです」と上司に相談したとしましょう。
すると上司は「来月は忙しいから困るかなぁ〜再来月以降にして!」と、あなたの話に聞く耳をもたず、あなたがなぜ有給を取りたいかという事情も把握しようとせず、忙しいからと取り合ってくれない。
そしてこう言いました。
「ところで今日、残業してくれない?急遽早退しないといけなくなったので、僕の代わりにコレやっといてほしいんだ」と。
正直、喜んで残業しようという気持ちにはなれませんよね。
彼氏がわかってくれないと不満をもちながら、彼氏をわかろうとしない女性は、この上司と同じようなことをしているのです。
つまり、自分のことしか考えていない。
人は自分のことをわかってくれる人をわかろうとする
恋愛の場面のみならず、好かれる人は「相手のことをわかろうとする人」です。
そして好かれない人は、相手を変えようとし、相手から欲しがるばかりの人です。
わかってもらいたがるのも、欲しがる人の特徴のひとつ。
人間には承認欲求があるので、誰でも自分のことをわかってもらいたいものです。
自分のことに興味をもって知ろうとしてくれる人、わかろうとしてくれる相手には心をひらき、好意的に思うんです。
わかろうとすることと、わかることは別です!
わかろうとする態度を示すことが大切なんですね。
あなたも実際、彼氏が完璧には自分の気持ちをわかってくれなくても、わかろうとしてくれることで満足するでしょう?
わかろうとしてくれる相手にたいして、人はわかろうとするんです。
さきほど例にあげた上司も「いつも仕事を頑張ってくれているから、有給をとらせてあげたいんだけど…再来月以降より、どうしても来月がいいのかな?」と言えば、少しは変わりますよね。
彼氏のことをわかろうとすると手放したくない女になる
彼氏のことをわかろうとするということは、単純に、彼氏があなたのことをわかってくれるようになるだけでなく、手放したくない彼女になれる近道でもあるんです。
自分のことをわかってくれる人がいるという安心感は、すさまじいから!!
「彼が今までの人生で一番嬉しかったこと」
「彼は子供のころ、どんな男の子だったか」
「彼の仕事に対する思い」
「彼がスランプに陥ったときにどうやって抜けるか」
「彼は何をしている時が一番楽しいのか」
「彼のこれからの夢」
など、彼氏についてたくさんのことを知ってあげてください。
もちろん、これらについて否定をせず「そうなんだ〜」と、ただ彼氏に興味をもって、彼氏のことを知ろうとする。
自分の考えを知ってくれて、自分のことを理解してくれる女性は、間違いなく手放したくないから。
愛される女性は、自分の承認欲求は自分満たすので、彼氏にわかってもらおうとしません。
愛される女性は、自分で自分を満たすことができるので、そもそも彼氏に満たしてもらおうともしないし、わかってもらわなくていいのです。
愛される女性はただ、彼氏のとなりで幸せそうに、楽しそうに、そこにいる。
そんな彼女といると、男性自身が満たされるんですね。
私が過去の恋愛で彼氏に「わかってもらおう」としたがったのは、自分で自分のことをわかってあげていなかったから。
不安や寂しい気持ちを、彼氏に埋めてもらおうとしたから。
自分で自分を満たせるようになると余裕ができるので、相手をわかろうとする余裕もでき、そうして愛される女になれてしまうんですね。