愛される女

愛され女子は彼氏に気遣ってもらう

愛され女子は彼氏に気遣ってもらう

基本的に、男性は女性に比べて気遣いができません。

女友達がしてくれるような気遣いを男性に求めても、同じようにはいかないでしょう。

「女性ってどんな気遣いをされると嬉しいの?」なんて、好きな女の子とデートをすることになった男性に聞かれることがあります。

だからね、男性は女性に気遣いはしたいと思っています。

とくに好きな女性には、気遣いはしたい、とは思っているんです。

(まぁ、お付き合いの前なら、好きな女性にいいところを見せたい!という理由もあるでしょう)

男性は女性のように察して気遣いはできなくても、好きな女性のことはよく見ています。

そして、彼女が心地よく楽しめるように気を遣おうとしてくれるんです。

彼はむかしから、本当に私を気遣ってくれます。

車に乗れば「寒くないか、暑くないか」を気にしてくれるし、BMGは私の好きな曲。飲みに行けばサラダなどは取り分けてくれ、ドリンクも気にしてくれます。

お出かけをしても荷物が増えれば持ってくれるし、彼はすっごくせっかちなのに、私の歩く速度に合わせてくれて、何が食べたいかを必ず聞いてくれます。

そして生理であったり体調が悪そうだったら「ゆっくり休んで」と言ってくれます。

だけどね、私もこれまでの恋愛ではこんなに彼氏に気遣われることはありませんでした。

彼氏が気遣ってくれなかったのは、私が彼氏を気遣っていたからです。

私が「部屋の温度が暑くないか、寒くないか」を彼氏に確認し、彼氏が食べたいものを食べに行こうと提案し、サラダも私がとりわけ、彼氏のグラスが空きそうになると「なに飲む?」といってメニューを渡す。

彼氏が仕事で疲れているようなら「寝てていいよ」と気遣う。

今とはまるで真逆のことをやっていました。

なんでこんなに彼氏を気遣っていたのかというと、「気遣いのできるいい女」だと思われたいから。

好かれたいし、嫌われたくなかったから。

女性が気遣うことが当たり前だと思っていたし、よかれと思って気遣いまくっていました。

しかし!

女性が彼氏を気遣うから、男性が彼女を気遣う出番がなくなります。

そして、男性は彼女に気遣われるより、自分が彼女を気遣いたいんです。

彼女を気遣える俺って、カッコいいから。

彼女を守れる俺、彼女の力になれる俺って、カッコいいから。

私が彼に気遣ってもらえるのは、私がいちいち彼を気遣わないことに加えて、いちいち「ありがとう」と言うからです。

彼が歩くペースを落としたら「あ、合わせてくれた」と思って、小さな声で「ありがとう」と言う(これは毎回ではないけれど・・・)。

「寒くない?」って聞いてくれて、温度を上げてくれたら「ありがとう」って言うし、もし寒くなかったとしても、「うん、大丈夫。ありがとう」と、気遣ってくれたことにたいして「ありがとう」と言います。

普段「ありがとう」を言い慣れていない女性にしてみれば、すごく面倒に感じるのかもしれませんが、

私自身はまったく面倒ではなくて、気遣ってくれることがいつまで経っても嬉しくて、彼の優しさに素直に「ありがとう」と言ってしまいます。

こうやっていちいち「ありがとう」を言うから、彼はずーっと変わらずに気遣ってくれます。

「ありがとう」があるからこそ、「俺は彼女の力になれている、彼女の幸せの役に立てている」と実感することができ、ますます愛情が募ります。

男性は、与えれば与えるほど好きになるんです。

女性は、男性の気遣いを受け取れば受け取るほど愛されます。

「彼氏が気遣ってくれない」と嘆く女性の話を聞くと、その話のつづきには「私はすごく気遣っているのに」という言葉がつづきます。

自分が気遣っているから、彼氏が気遣ってくれないことが余計に腹立たしく思ってしまうのですが、

実際には女性が気遣っているから、彼氏が彼女を気遣うことをしません。

でも気遣いをやめられないのは、嫌われたくないと言う思いがあるからでしょう。

私も彼をまったく気遣わないわけではありませんよ!

大切な人として、気遣っています。

だけど昔のように、「いい女だと思われたい」とか「好かれたい、嫌われたくない」という理由で気遣うことはありません。

そんな理由で気遣ったからと言って好かれることはないし、男性にとっては気遣いたくなる女性が、俺にとっての「いい女」なんですね。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。