あなたが願いをもつ時、まず最初に「そうなりたい、そうしたい」と思います。
たとえばパリで暮らしたいと思ったのなら、「パリで暮らしたいなぁ」と思います。
そして「ほんとにパリで暮らそうかな。」と思って、パリで暮らせることは当たり前だと思っていると、気づけば数ヶ月後、一年後、何年後になるかはわかりませんが、パリで暮らしているでしょう。
これは、顕在意識と潜在意識が一致しているからです。
顕在意識では「パリで暮らしたい」と思っていても、潜在意識では「パリで暮らすなんてお金もかかるし、フランス語話せないし、無理だろうなぁ」と思っていると、おそらく叶わないでしょう。
顕在意識と潜在意識では、潜在意識が勝ってしまうから。
だから、顕在意識と潜在意識が同じ方向に向かっていれば叶うし、違う方向を向いていれば、顕在意識での願いは叶わない可能性が大きい。
私はもう何年も会社に雇われることなくフリーランスとして働いていますが、「フリーランスでやっていけないだろう」だなんて全く思わなかったので、すぐに叶いましたし、それをずーっと継続してやっていけています。
いちおう自分で仕事の時間は決めてますが、好きな時間に起きていいし、どこで仕事をしてもいい、そんな暮らしをもうずーっと続けています。
これは、私のまわりにフリーランスの人が多く、起業している人もいたので、フリーランスでやっていくことでのハードルがとっても低かったのです。
もし、まわりの誰もが会社勤めをしているとしたら、フリーランスになりたいとさえ思えなかったかもしれません。
これは、医者の家系で育った人が、ごく当たり前のように「将来は医者になる」という選択肢があるのと似ています。
そして面白いことに、私がフリーランスで働きはじめたら、さらに私の周りにもフリーランスが増えていき、
また、私が海外で暮らしたことによって、さらに私の周りに海外で暮らす人が増えたのです。
つまり、フリーランスで働くことや海外で暮らすことが「難しいこと」ではなくて、「当たり前にできる」と思えるようになり、できてしまった、ということです。
彼氏が欲しいのになかなか彼氏ができない人は、潜在意識に「こんな私では彼氏ができないだろうな」とか「今、彼氏ができても困る」というブレーキがある場合があります。
顕在意識では「彼氏が欲しい」と思っているけど、潜在意識では「彼氏ができない、彼氏がいても困る」と思っているから、そっちが勝ってしまっているのです。
願いは強く願うほどに叶いづらくなるのは、「当たり前に叶う」と思っていないから。
だって、当たり前に叶うと思っていたら、強く願わないでしょう?
だから、「どうしても!どうしても叶えたいんだー!」と強く願ってしまう場合は、潜在意識でブレーキがかかっている可能性があるのです。
それではさて、願いが叶うことが当たり前だと感じるにはどうしたらいいのか?
それは、あなたの願いを途中経過にしてしまえばいいのです。
彼氏ができることをゴールとして願うと、潜在意識では「無理かも」というブレーキがかかる場合がありますが、
しかし、彼氏ができることを途中経過にしてしまえば、当たり前になります。
どういうことかというと、「彼氏ができたら、こんなことがしたいなぁ♡」という付き合った後のことをイメージング(妄想)して、楽しむんです。
「どうしても、どうしても彼氏が欲しいんです!!」ではなくて、
彼氏の家でご飯をつくっている自分や、手をつないでディズニーランドの園内を歩いている光景を妄想してルンルンするんです。
願いを「彼氏ができること」ではなくて、「彼氏ができたらこういうことがしたい」という、いまの願いのその後に設定するのです。
そうすると、彼氏ができることは、単なる途中経過で、当たり前に思えてきます。
また、お付き合いしている彼氏と結婚したい場合は、「結婚する」ことを願いとするのではなく、結婚した後、新居で一緒に食事をしている光景や、一緒に歯磨きをしている光景などを妄想するんです。
彼氏ができることや、結婚することにたいして、「できない」「無理かも」というブレーキが掛かっているなぁと感じる方は、ぜひ、その先をイメージしてみてくださいね。