「どうしても付き合いたい好きな人がいる」
「どうしても彼氏と結婚したい」
なかなか思う通りにいかない恋愛、苦しくて辛い恋愛をしている最中、本屋さんやネットで「引き寄せの法則」という言葉に出会う人も少なくないでしょう。
私もその一人でした。
一縷の希望を胸に「引き寄せの法則」の本を読み、実行していくと、最初のうちはなんだか効果があるように感じたりして。
だけど、恋愛はやっぱりうまくいかない。
「引き寄せの法則なんて効果ないじゃん!」と投げやりになりながらも、当時の私にはもう頼るものがコレしかなく、さらに本を読みまくり引き寄せ難民になったのでした。
なぜ、引き寄せの法則の効果が実感できず、引き寄せ難民になったのか。
それはただ、いい気分でいなかったからです。
引き寄せの基本はシンプル!いい気分でいること
「引き寄せの法則なんて効果ないじゃん」と投げやりになっていた当時、私は「いい気分」より圧倒的に、不満や不足感でいっぱいでした。
「引き寄せの法則」に関する本を何冊と読んでも根底にあるのは「いい気分」でいることであり、しかし、その「いい気分」でいることをしないから、効果がなかった。
単純に原因はこれでした。
・感謝をするのもいい気分になれるから
・あるものを数えるのもいい気分になれるから
・願いを書くのもいい気分になれるから
願いを書きながらも、アファメーションを唱えながらも、その根底にある感情が「どうしても彼と付き合いたい」などの不足からきていると、結局不足を引き寄せます。
・好きな人と付き合いたいのも、いい気分になれるから
・彼氏に愛されたいのも、いい気分になれるから
・彼氏と結婚したいのも、いい気分になれるから
私たちがほしい感情は、いい気分なんです。
その欲しいものを通して、いい気分を味わいたい。
だって、彼氏と結婚しても、忙しくて家に帰ってこなかったら嫌でしょう?浮気したらもっと嫌でしょう?
だから、とにもかくにも、いい気分でいることが最優先なんです。
アファメーションをしてもいい気分になれないならしない方がいいし、願い事を書いてもいい気分にならないなら、書かなくていい。
ただ素直に、いい気分でいることだけに焦点をあてて、実行していくと、ちゃんと引き寄せの法則は効果があることを実感していきます。
結局、何冊と本を読んでも、いい気分でいないのなら、同じなんです。
私たちは「いい気分」より「不快な気分」が好き!?
いい気分でいるだけでいいのに、その「いい気分」でいることが難しい。
それは、不快な気分のほうが刺激的だからです。
私たちは、安心がほしいし、安定がほしい。
だけど安心や安定って、実はつまらない。
私の知り合いも、何十年と勤めた会社をやめてフリーになろうとしています。まだ迷っているようですが、安定ってつまらないものでもあるんです。
安心って、何事もないことだから。
反対に、未知のものにたいしては不安が発生しますよね。だけどワクワクもする。
だから刺激がほしい人は、平和な現実がつまらなく思えて、無意識に自分で問題を起こそうとするんです。
その刺激がワクワクならいいんだけれど、不安を選び、不満を選び、不足感を選んでしまう。
「いい気分」でいるって、つまり「今に満足している」ってことなんですね。
私たちは、内側を変えることでしか、外側を変えることはできません。
だけど恋愛がちっともうまくいっていない時って、やっぱり外側にひっぱられやすいし、今に満足するなんて到底できませんよね。
私もそうでした。
だから、いい気分でいるのが難しいんです。
いい気分でいるには自分に意識を向ける
恋愛は相手あってのこと。恋愛がうまくいっていない時は、たいてい相手に意識が向きすぎているときなんです。
コントロールできない相手に意識が向いていれば、そりゃうまくいくはずがありませんよね。自分じゃどうしようもできないもの。
いい気分でいたければ、自分に意識を向けるようにすること。
「私は今、どうしたらいい気分になるだろう?」と考えて、自分をいい気分にさせてあげる。
自分をいい気分にするのに、相手は関係ありません。
私も、自分に意識を向けられるようになって、無意識に「どっちを選んだら私は心地いいか」を考えるようになりました。
自分にとってイヤだなぁと思うことが起きたときも、割とすぐに気持ちも切り替えて「このことから得られることはなんだろう」と考える思考が身につきました。
そうやって、自分をいい気分にさせてあげるクセがつくと、やっぱり外側の世界が変わっていきます。
自分をいい気分にさせてあげるクセがついていないと、なにもない平和な時間に、わざわざ嫌な人のことを思い出し、仕事でやらなきゃいけない嫌なことを思い出すんです。
私もかつては、いつも嫌な人のことを思い出して、自分で自分を嫌な気分にさせていました。
だけど、そんなことはしなくなった。
自分をいい気分にさせてあげるクセがついたから。
思考のクセって変えることができるんです。