私もずーっと、その時、その時でお付き合いをしている彼氏を放置することができず、頭のなかが彼氏一色となり、自爆してきました。
しかし一点して、彼氏を放置することを覚えたら状況が変わった。
大好きな人に愛されて、追いかけられる恋愛ができるようになったのです。
追いかけられる恋愛がしたいのなら放置が一番!
彼氏に放っておかれているなら、彼氏からの優先順位が低いと感じているのなら、それは、彼氏にとって彼女からの愛が当たり前になりすぎていて、価値が下がっているのです。
あなたからの愛情を当たり前にしない
人は、当たり前にあるものの価値を見出すことは、なかなかできません。
健康って当たり前じゃないけれど、健康であることを当たり前だと思い、「あー、今日も健康でよかった」と感謝する人ってそんなにいないと思います。
健康を失ってみて、はじめて、健康であることがどれだけ価値があることかがわかります。
水道から当たり前のように水が出るから、水が出ることに感謝はしないけれど、いざ断水になると、水道から水が出ることのありがたさを痛感します。
健康であることは当たり前で、水道から水が出ることは当たり前だと思っているのと同じように、彼女からの愛情も当たり前のものになってしまうと、男性は手を抜くことを覚えます。
要するに、他のことに意識が奪われます。
他の女性というわけではなく(それもなきにしもあらずだけれど)、他の獲物に意識が向くのですね。
彼氏を放置する以外の方法はない
彼氏から放置されているとか、彼氏からの優先順位が低いと感じているなら、愛情を与えるのをやめる、つまり放置するのが一番。
というより、彼氏にたいして行動を起こすことで、追いかけられたり、愛されるようになることはないのです。
そんなことには女性も薄々気づいていて、だけどどうしても彼氏とつながりたい。
となると「もう疲れた」とか「しばらく会いたくない」など彼氏を試すようなことを言って、どうにかして彼氏に構ってもらおうとするんだけれど、これがうまくいかない。
男性はたいてい言葉通りに受け取るので、
「そっか、彼女はもう疲れたのか」
「そっか、彼女は会いたくないのか」
と、言葉の裏にある「私に構ってほしい」という思いがまったく伝わらないのです。
彼氏が追いかけてくるのは、本気で女性が諦めたときか、女性が彼氏以外のものに夢中になっている時。
よく言われるように、自分を追いかけている人のことを、追いかけることはできないし、自分にたくさん愛情をそそぐ人に愛情をそそぐことはできません。
一方が与える側になると、もう一方は受け取る側になる
一方が与える側になると、もう一方は受け取る側になります。
男性にとって「彼女から連絡がくる」というスタイルができあがると、男性は受け取る専門になる。
彼女から構われるスタイルができあがると、彼氏は構われる方になる。
彼女から愛情をどんどん受け取れば、彼氏は愛情を受け取る専門となり、自分から愛情を注ぐことはしなくなります。
本来、男性は与えたい生き物です。
彼氏に追いかけられる女性は、彼氏に愛情を与えるのではなく、愛情を受け取っているのです。
受け取ってくれる人にしか、与えることはできません。
男性だって彼女を愛したい
男性だって好きになった女性のことを、彼女のことを愛したいのです。
しかし彼女から愛情をたくさん与えられすぎると、自分から愛情を注ぐことができなくなります。
彼氏からの既読スルーが続くのだとしたら、彼氏から放置されているのだとしたら、「もっと俺に愛させてくれー!」という無言の抵抗です。
男性にとって愛する女性がいることは、仕事を頑張るうえで、人生を生きるうえで、ものすごい原動力になります。
そういう原動力となる彼女になるには、「俺が愛したい」と思う女性になることであり、男性が愛したい女性とは、「俺にとって魅力がある」と感じる女性なのです。
恋愛のあるあるだけれど、好きじゃない人にはしつこいぐらいに追いかけられたりするでしょう?
その男性にとって、「俺に振り向いてくれない」女性が魅力的なんですね。
彼女にはもっと「愛したい女性」でいてほしい、それが男性の願いなのです。
彼氏を放置するのが一番難しい
彼氏を放置するのが一番とわかっていても、彼氏のことが大好きすぎる女性にとって、彼氏を放置することがなによりも難しい。
私も彼氏を放置することが本当に難しかったし、だから、ずーっとそれができなくて恋愛をダメにしてきたけれど、
彼氏を放置できない女性が多いから、いつの時代も多くの女性が恋愛に悩んでいるわけです。
もう、本当にこれさえできれば、恋愛ってけっこう簡単にうまくいきます。これができないから、彼氏に放置され、優先順位が下がるのです。
彼氏を放置できない女性の特徴はズバリ、つぎの2つです。
・恋愛以外に夢中になれるものがない
・彼氏を信頼していない
この字面を見ただけでも、魅力がない女性だなと感じませんか?
やっぱり男性にとって魅力的な女性って、自分の人生を楽しんでいる女性であり、俺のことを信頼してくれない女性を愛することはできません。
彼氏に愛される!ほっとくコツとは
彼氏を放置できる女性は愛されるけれど、彼氏に「ほっといても大丈夫だろう」と思われている女性は、優先順位が低い女性です。
似ているようで、この2つはずいぶん違います。
彼氏に「ほっといても大丈夫だろう」と思われている女性は、男性にとって「彼女は、俺のことしか頭にない」と思われています。
そして、「ほっといても大丈夫だろう」と思われている女性は、彼氏のほっとき方もド下手です。
「いつ連絡くるかな」
「はぁ、今日も連絡こなかった」
「彼、何してるかな」
「もぅ!連絡よこさないなんてムカつく」
「彼女をほっとくってどういうこと?」
「私のこと、どうでもいいんだ」
ハッキリ言うと、これは、彼氏を放置しているとは言いません!
男性は、会っていないくても、連絡していなくても、彼女からのこれらの思いを受け取ります。
軽やかなエネルギーではなく、彼女の重たいエネルギーを受け取っているので、男性はますます連絡しません。
彼氏に愛されてしまう、放置ができる女性って、本当に放置している。
彼氏を信頼して放置し、自分の人生を安心して楽しんでいる。
これが本当の放置であり、彼氏をほっとくコツです。
これができたら苦労はしないよ!っていう話なんだけれど、自分が変わればいい話なので、彼氏を変えようとするよりは簡単なはずなんですね。
彼氏を放置できない女性って、とにかく時間の感覚が短くて、待てません。
時間の感覚が短いのは、彼氏のことしか頭にないからです。毎日、毎日彼氏のことを考え、連絡を待っていたら、そりゃ1日が長いし、一週間がとても長い。
しかし自分の時間を楽しんでいる女性にとっては「えっ?もうそんなに経つ?」という感覚。
私が意識していたのは、とにかく自分を心地いい状態にすることでした。
「心地よくいよう」と思うと、彼氏のことを悶々と考えている状態は心地よくないし、不機嫌なLINEをするのも心地よくない。
結局、自分に意識を向けている(つまり、彼氏を放置している)状態が心地よかったんです。
彼氏を放置するのが一番!と言っても、苦しみながら放置していても意味がありません。
自分を心地よくさせてあげる。
日々「いま、どうしたら、どう考えたら、私は心地よくなるだろう?」を実践していくと、じょうずに彼氏をほっとくことができるようになります。
そして気づいたら、愛されて、追いかけられていたりするのです。