幸せのハードルは低いほうがいいです。
幸せな人というのは幸せのハードルが低い人であり、幸せのハードルが低い人には、大きな幸せもやってきます。
逆にいえば、小さな幸せに気づけない人は、大きな幸せも手に入れることができません。
目の前にある小さな幸せを無視して、大きな幸せだけを欲しがる人は、つまり今この瞬間「ない」ものに注目していることになるからです。
「ない」ものばかりを見ていれば、「ある」現実がやってくるはずがないのですね。
脳が「ない」を探すようにプログラムされてしまっているので、「ない」を見つけるようになっているんです。
私自身の経験からも、日常の小さな幸せに気づけるようになってから、恋愛もふくめて人生がスイスイと進み出した気がしています。
大きな幸せを欲しがって、欲しがって、欲しくて仕方がなかったときは、なんだか毎日が思うようにいかなかった。
しかし些細なことにも幸せを感じられるようになってから、周りも(彼も)変わったのです。
小さな幸せに気づけるようになると、目の前に広がる現実が面白いように変わっていくのですね。
幸せのハードルが低い人は幸せ探しの達人
日頃から不安ばかり考えてしまう人は、不安である自分に慣れているから、無意識に不安になることを選んでいます。
日頃から悩んでばかりの人は、悩んでいる自分に慣れているから、目の前の現実から悩みを見つけるのが上手になっています。
そうやって、不安なことばかりの現実がつづき、悩みがなくならない現実がつづいています。
日常のなかの小さな幸せに気づける人、つまり幸せのハードルが低い人は、いい意味で幸せであることに慣れています。
だから、自分が幸せになる選択ができるようになるし、潜在意識も幸せの情報をたくさん送ってくれるようになります。
たくさん意識しているものが目の前の現実に拡大していくようにできているので、不安にフォーカスしている人は不安が大きくなり、
幸せにフォーカスしている人は、幸せが大きくなっていくんです。
脳は意識しているものしか拾わない
脳は、自分が意識しているものしか見せてくれません。
最初にも書きましたが、目の前にある小さな幸せを無視して、大きな幸せだけを欲しがる人は、今この瞬間の「ない」ものに意識がいっています。
そうすると、脳には「ない」を探すようにプログラムされるので、いつまで経っても満足できない、つまり不満が多い人生を過ごすことになります。
幸せのハードルが低い人は、幸せを見つけるのが上手な人です。
脳には「幸せ」を探すようにプログラムされているので、次から次へと幸せを見つけることができます。
私たちの人生を左右するのは、感情です。
前回の記事にも書きましたが、感情ひとつで、恋愛だけでなく人との縁も簡単に壊れてしまいます。
しかし感情って、じつは自分で選べる。
幸せ探しが上手な人は、一見すると「よくない」ことに見えることでも、その事実から「幸せ」を見つけることができます。
だから、他の人が「不安」を選ぶなか、幸せ探しが上手な人は「安心」を選ぶことができたりします。
感情が違えば、当然行動も違ってくるので、やってくる現実も違うものになります。
幸せそうな人にはいい縁がやってくる
幸せのハードルが低い人は、毎日のなかでたくさんの幸せを拾います。
・コーヒーのいい香りに幸せ気分になる
・澄み渡るような青い空に幸せ気分になる
・花壇に咲いている綺麗な花をみて幸せ気分になる
・コンビニでシュークリームを買って幸せ気分になる
頭の中でこんな人を想像してみると、きっと、笑顔で穏やかそうな顔をしている人ですよね。
幸せのハードルが低い人は、他人からみて幸せそうに見えます。
そして人は、幸せそうな人が好きだし、幸せそうな人の周りには人が集まります。
中には幸せそうな人を妬んでしまう人もいますが、それは波動が違いすぎて違和感を感じるからです。
お互いになんだか居心地が悪いのです。
つまり幸せそうな人のまわりには、同じように幸せそうな人、波動が高い人が集まってくるので、いいご縁もたくさんやってきます。
人の縁もお金の縁も、人が運んでくるものだから。
幸せのハードルを低くして幸せに慣れよう
幸せのハードルを低くすると、いい意味で自分が幸せであることに慣れていきます。
そうすると、大きな幸せがやってきても受け取ることができます。
幸せに慣れていない人は、いきなり大きな幸せがやってこようとすると、それを無意識に拒否してしまうことがあるんです。
潜在意識が、守ろうとするから。
潜在意識はそもそも私たちを守ってくれるものであり、いまの安定を守ろうとします。
大きな幸せといえど、いきなり得体のしれないものがやってくると、受け入れまいとするんですね。
だから、幸せのハードルを低くして、幸せに慣れること。
幸せに慣れるというと、よくない意味でも使われますが、ここで言う「幸せに慣れる」とは、小さなことにでも幸せを感じられるクセをつけるという意味です。
今ある幸せに気づける人に、大きな幸せもやってくるのです。