デートの別れ際に寂しくなる女性もいれば、帰り道や家に着いてから、そして翌日に無性に寂しさが襲ってくるという女性もいます。
私の場合は、別れ際も寂しいんだけど、帰り道はもっと寂しくて、一人暮らしの家に着いてからはさらに寂しかった!
デートが楽しかったぶん、急に一人になった寂しさが襲ってきたものです。
だけど翌日にはケロっとしていて、やっぱり夜ってなんだかネガティブになっちゃうなぁと感じていました。
とは言っても、翌日に寂しさを感じななくなったのは、自分で自分を満たすことを覚えたあとです。
朝の太陽とともに気持ちが前向きになって、自分のことに集中できるようになっていました。
彼と離れた寂しさから逃れられないのは、彼だけがあなたを満たすことができるからです。
彼しか、あなたを満たすことができないからなんですね。
だから、翌日の寂しさを解消するには、やっぱり自分で自分を満たせるようにすることなんだけれど、もうひとつ方法があります。
それは、この「寂しい」という感情は、今しか味わえない感情なんだなと受け入れることです。
だって、ゆくゆくは彼と一緒に住むかもしれないでしょう?
結婚すれば、嫌でも毎日一緒にいるんですよ!
会いたくないと思ったって、会っちゃうんだから!
そう思うと、こんなに切ない感情を味わえるのは、今だけなんです。
私は自然と、そんな風に思うようになっていました。
「まぁ、いっか。いつか一緒に住むかもしれないもんね♡」って。
そうしたら、いつの間にか一緒に住むことになったから、やっぱり現状を受け入れることは大切だなぁと感じました。
現状を嘆いていると、いつまでも同じ現状がつづくだけなんですね。
現状に抵抗すればするほど、現状は変わらないものなんです。
だから、現状を受け入れる。そうすると、現状は好転していくようになっています。
そして、「いつか一緒に住むかもしれないもんね♡」と切り替えると、あなたのエネルギーも変わって、その「いつか」に近づいていくんです。
あなたが出しているエネルギーの周波数と同じ周波数のものに近づいていくんです。
ほんとにね、一緒に住むということは、毎日一緒にいるということですから!!
あなたの今の寂しさがあるから、一緒に住むことの幸せを感じられるんです。
デートの後の寂しさはあなたにとって必要なものなんですね。
だから、ただ「寂しい」と嘆いて無気力になってしまうのではなく、きちんと受け入れてみてください。
いくら寂しさは必要だと言っても、ずーっと寂しさに浸っていては、あなたからは「寂しい」エネルギーが出っ放しですからね。
彼だって、あなたに寂しい思いはさせたくない!
彼なりに頑張っているんです!
なのに「寂しい」と訴えつづけられたり、直接言葉にしなくても、彼女が全然幸せそうでなければ、彼はどうしていいかわかりません。
「俺の力不足だ・・・」と無力感を感じさせるだけです。
男性が彼女に「寂しい」と言われて嬉しいのは、「俺のことを必要としてくれている」と感じるからです。
「俺の力不足だ」と「俺を必要としてくれる」は全然違いますよね。
この違いはどこから来るかというと、「寂しい」と言うことで彼をコントロールしようとしていると、彼に「俺の力不足だ」と感じさせます。
彼にこの寂しさをどうにかしてもらおうという、その相手任せの気持ちが「俺の力不足だ」と感じさせてしまいます。
『北風と太陽』の北風では、彼の心を動かすことはできません。
「寂しい」と訴えるのは北風で、「彼女が寂しがっているから一緒に住もうか」となるかというと、そういうわけではありません。(もちろん、そうなる場合もゼロではありません)
たとえば遠距離恋愛では、女性が寂しさに耐えきれずに別れることになるパターンが多いという話を聞きますが(私の友人にもいます)、
男性はやっぱり「寂しい」と言われてもどうしていいかわからないし、だからと言って「一緒に住む」という選択肢をなかなか用意しないんです。
なんだか話が「一緒に住む」ことに方向が変わってきてしまいましたが、男性はあくまで彼女を幸せにしたくて頑張っています。
その頑張りを受け取ってくれる女性を、幸せにしたいんです。
「一緒に住みたい」と思うのだとしたら、それは彼女がひとりの時間も幸せそうに過ごしているから。
「寂しい」と感じることは、全然悪いことじゃない!
ただ「寂しさ」に浸り過ぎるのではなく、受け入れること。
そして「いつか一緒に住むかもしれないもんね♡」と気持ちを切り替えると、あなたのエネルギーも変わって、その「いつか」がやって来るかもしれないし、
なにより、あなたが彼にとってますます大切にしたくなる女性になるんです。
男性はどうしたって幸せそうな女性が好きなんです。