好きな人に会うときに大切なこと、それは「彼にデートしてもらっている」「彼に会ってもらっている」と思わないことです。
人は無意識のうちに思っている通りの役を演じますし、与えられた役割通りに演じます。
先生と生徒も、ちゃんと役割通りに演じていますよね?
先生は教える側で、生徒は教わる側。
でも、先生だって、プライベートで習い事をしていれば、その習い事の場では生徒の役を演じることになるのです。
だから、「彼にデートしてもらっている」「彼に会ってもらっている」立場を演じてしまえば、彼にとってあなたは下になってしまいますし、彼は「デートしてあげている」「会ってあげている」と感じます。
男性は自分より下だと思う女性を、わざわざ追いかけることはしないのです。
私はむかし、一般人じゃない男性とお付き合いをしていました。
見た目もカッコいいし、面白いし、優しいし、周りには可愛い女の子がいっぱいいるし・・・という感じでしたが、
私も自分で可愛いと思っていたし(笑)、彼に対して私は特別扱いすることもなく、むしろ「彼のほうが私を好きだ!」と信じて疑いませんでした。
本当にそう思っていたので、彼に会うときも一切媚びることをせず、「カッコいいなぁ。楽しいなぁ」と思っていました。
彼に連絡をするときも「私から連絡がきたら嬉しいだろうなぁ」と思って連絡していました。(こうゆうの、大切なポイントです!)
すると、そのうちに彼のほうから告白されてお付き合いをすることになったのです。
もしこのとき、一般人じゃない彼に対して、私がファンのひとり、みたいな立場で接していたら、状況が変わっていたかもしれません。
告白される、なんてことはなかったのかもしれません。
このブログでも「男性にとって女性は価値がある!」ということを書いていますが、本当にそうなんです。
だから、「彼にデートしてもらっている」「彼に会ってもらっている」なんて思う必要はないのです。
むしろ、「デートできて嬉しいのは彼のほうだ!」と180度考え方をかえて彼に会ってみてください。
そう思うことで、余裕のある女、価値のある女、魅力のある女として振舞うことができます。
モテる人って、「私はモテる」「俺はモテる」と思って振舞っているから、周りからも「あの人はモテる」と認識されます。
実際にはモテていなかったとしても、自分でそう振る舞い、周りからそう思われるうちに、本当にモテるようになります。
「あの人はモテる」とインプットされている周りの人は、その人のモテるポイントを無意識に探し出すようになるんですね。
「彼のそうゆうところがモテるんだな〜」
「彼女のそうゆうところが男性は好きなんだな〜」
って。
だから、好きな人の前でも「デートできて嬉しいのは彼のほうだ!」と堂々としているのは、とても大切なのです。
そのうち、彼のほうが「○○ちゃんに会えて嬉しい!○○ちゃんとデートできる俺は幸せものなんだ!」と思うようになりますから。
「彼にデートしてもらっている」と思っていれば、「私は彼より弱い立場である」として振る舞い、恋愛の主導権を彼に渡すことになってしまいます。
恋愛がうまくいくのは、主導権が彼にあると見せかけて、じつは女性側が握っている状態です。
どうやったらこの状態がつくれるのかというと、彼のことを「かっこいい!」「優しい!」「尊敬する!」という目で見ているけれど、けっして自分は彼より下にはならないこと。
「あなたはとてもカッコいいし、優しくて面白いし、すごく尊敬する!だからあなたといると楽しい!」
だけど、「デートできて嬉しいのは彼のほうだ!」と思うことです。
実際に、一般人じゃない彼とのデートでは、私はそう思っていました。「カッコいなぁ!楽しいなぁ!」「彼は私に会えて嬉しいんだろうなぁ〜」って。
そう思うと、本当にそうなる。
いつの間にか、彼から「会いたい!」と誘いが増えるようになるんです。
自分が自分のことをどう思って、どう振舞うかによって、相手のあなたに対する価値は、いくらでもコントロールできてしまうんです。