小さな口約束を守れる人は、信頼されます。
だから私も、なるべく守れる約束だけを口にしようとは思うものの、それよりも、その場の楽しい雰囲気を盛り上げたかったり、会話をまぁるく収めたかったりして、
「じゃあ今度、新大久保で韓国料理食べようよ!」なんて言ったり、「ヨガのイベント行こうよ!」と言ったりして、友達と盛り上がるものの、実現しないことはあります。
いや、実現するのが少し先の未来になる、ということが多いかもしれません。
行きたい気持ちはあるけれど、いつか行ける時でいい、と言う感じです。社交辞令とまではいかないけれど、近いかもしれませんね。
そして、私はフリーランス仲間の男性から「近況報告がてらランチしよ〜。」とお誘いがくることがあります。(お互いに、完全に友達としてです。)
「うん、ランチしよう!」と返信をしてから、ランチが実現するのが半年後、なんてことが普通にあります。
これが、相手が好きな男性であれば、「ランチっていつだろう。来週かなぁ、再来週かなぁ」と待ち続けて、こちらが楽しみにしている分、「結局、社交辞令か…」と落ち込んだり、悶々としたり、人によっては相手の男性に爆発してしまうかもしれません。
男性はなぜ口約束をするのか?
じつは私も、彼とお付き合いをする前に、彼から「次は焼肉行こう!」と言われ、楽しみに待っていました。
しかし、一向に焼肉のお誘いがなく…。
「焼肉、いつ頃行けそう?」と聞いても、「まだわからない。」と言われるばかりで、結局、二ヶ月ほど経ったころに、業を煮やした私は「焼肉は他の人と行くからいいです。」なんてLINEを送ってしまったことがあります。
今考えると、怖いですよね。
もし、自分だったらどうでしょう?
「新大久保には他の人と行くからもういいです。」なんて一方的にLINEが送られてきたら、「えっ、なに、怖い。」と思ってしまいます。
それでは、さて、男性はなぜ口約束をするのか?
それは、その時は「行く」気分だったから、そのまま素直に口にした。
それだけなんです。
男性はその時に思ったことを、素直に口にしているだけです。
「行きたい」と思って口にしたけれど、それが絶対に行きたい100%の気持ちなのか、いつか行けたらいいなぁの30%ぐらいなのかは、彼のみぞ知る。
男性は、本当に実現するつもりの約束の場合は、そのやりとりの中で、ある程度予定を決めることが多いなぁ、と実感しています。
もしくは、数日以内、一週間以内、二週間以内ぐらいには連絡がくるでしょう。
しかし約束した日の近辺で予定の提案や確認などがなければ、期待しないで待っているほうが賢明です。
私のように怖いLINEを送らずにすみますからね(笑)。
誘ってくるのに実現しないことはある
誘ってくるのに実現しないことは、よくあることです!
または、一ヶ月後、三ヶ月後、半年後など、時間をあけて実現することもあります。
だけど、本当に行きたくなければ、口約束さえしません。
私も男性を誘って「みんなで遊びましょう」と見事にお断りされましたから…。口約束さえしてもらえませんでした。
このブログでは、以下の記事がよく読まれていますが、ということはつまり、男性から誘われたのになかなか実現しないことで悩んでいる女性が多い、ということです。
なんども言うように「気分」なんですよね。
もし、相手の男性があなたにゾッコンなら、おそらくすぐに予定が決まるでしょう。
しかし、あなたが「誘ってくるのに実現しない」ことで悩んでいるのだとしたら、もしかしたら、あなたの好意がバレバレで、彼のテンションが少し下がったのかもしれません。
もちろん、ふたりの関係性によっても変わってきますが、男性は「あいまい」が好きです。
「もしかして付き合えるかも?」なんて思ったときに、ふと我にかえって「本当に彼女でいいのか?」と考えることがあります。
ふたりで会うことによって、結論を出さなくてはいけないのではないか、と考えたりすることもあるんです。
男性の口約束は期待しないのがコツ
男性の口約束にたいして「まだかな、まだかな。いつ行くんだろう。」と期待して待っていると、結局、私のように勝手に恐ろしいLINEを送ることになってしまいかねません。
だから、期待しないことです。
私も「焼肉は他の人と行くからいいです」と送ってからは、彼からは謝りのLINEが来たきり、ずいぶんとお誘いはありませんでした。
(男性は思い出を美化してくれるので、彼はきっとこのことを忘れているでしょう)
たしかに「この女性と絶対にデートしたい!一緒に美味しいもの食べたい、仲を深めたい!」となれば、すぐに予定を決めるでしょうし、
だから「やっぱり社交辞令か、彼は私に興味がないのかな」と思ってしまう気持ちもわかります。
だけど、それは違います!
そのことで落ち込んで、悶々として、相手の男性にネガティブなLINEを送ってしまうことのほうが問題です。
だから、男性が予定を決めない口約束には期待しないで待っていること。
だって、その約束だけにこだわらず、また誘ってもらえばいい話ですから。
実際に、私はまたずいぶん後ですが、誘ってもらいましたよ。
そのひとつの約束にこだわって、もし彼を責めてしまうことになれば、その後、彼からのお誘いがなくなってしまうかもしれませんものね。
もちろん「口約束だけの男なんて、ごめんだわ!」と見切りをつけるのも自由です。
相手が好きな男性だから、ひとつの約束に悩んでしまうのであって、日々生活をしていれば、実現されていない小さな約束は他にもきっとあるでしょう。
忘れてしまっている約束もあるはずです。
その約束のなかの、ひとつです。
男性は女性のヒステリックが怖いです、苦手です。だから、口約束を期待して、それが守られないことに対して勝手に責めてしまうのは、絶対におすすめしません!
「まぁ、また誘ってくれるだろう」と楽天的に考えて、日々、自分の時間を楽しみながら過ごしていたら、また突然誘われたりするものです。
「見つめる鍋は煮立たない」という諺があるように、ただただ待っているから、永遠に誘われないような気がしてきてしまいます。
ずーっと好きな男性のことばかり考えているから「誘われない」などの「ない」ばかりにフォーカスしてしまいがちになりますが、恋愛は日常生活のなかの一部分です。
そんな風に考えられる女性が、恋愛上手な女性です。
私が恋愛ベタを卒業できたのも、恋愛を日常の一部分にできたから。自分の時間を大切にするようになって、恋愛がうまくいきはじめました。
そしてもうひとつ、相手に勝手に期待しないこと。これも、恋愛ベタを卒業できた、ひとつの大きな要因です。(期待はしないけど信頼はしています。)
勝手に期待するから、裏切られたと思ってしまうし、そうすると彼に対してネガティブな態度をとってしまいます。
また期待しなければ、彼がしてくれることに対して、喜びが大きくなります。喜び上手は愛され上手!結果、彼がまた私を喜ばせたくて、いろいろとやってくれます。
好きな男性から「今度○○行こう!」なんて言われたら、嬉しくて楽しみで仕方がないと思います。
だけど、予定の提案がなければ、とりあえずは期待するのをやめてみましょう。
まーーったく行く気がないのに、わざわざ自分から「今度○○行こう!」なんて言わないですから、「またそのうち誘われるだろう」と楽天的にかまえて、自分の時間を楽しみましょうね。