彼といると、つくづく、
「男性は女性の役に立てることが嬉しいんだなぁ」
って実感させられます。
そして、
役に立たせてくれる女性に、
愛情を募らせてゆくのだなぁと、
感じています。
幸せなことですね、ありがたいです。
男性心理を勉強する前のわたしは、
「彼の役に立ちたい!」
という気持ちがとても強かった。
なので、以前おつきあいをしていた男性には、手料理をこれでもとかふるまうわ、誕生日には豪華な食事、プレゼント、つかれてたらマッサージ、仕事の相談を受けたら、勝手にアドバイスをして・・・。
彼に困ったことがあれば、解決してあげたい、とさえ思っていました。
とにかく、「役に立ちたい!」という男性性を発揮しまくっていました。
そして、男性の、彼の仕事をうばっていた。
「女性の役に立ちたい」
という彼の喜びも奪っていたのです。
男性は、
女性の役に立つことで、
「必要とされている」
という存在意義を見出します。
そして、
女性の役に立つことで、
「俺はスゴイんだ!」
「彼女を守れるんだ!」
というヒーロー願望を満たすことができます。
承認欲求もヒーロー願望も満たす機会をあたえてくれる女性。
すなわち!
役に立たせてあげることができる女性は、
大切にしたいって思います。
そして反対に、
彼女の役に立てないと、
ふがいなさを感じてしまいます。
たとえば、
彼女から夜中に「眠れない」とLINEがきていた。
しかし彼はもちろん寝ていたので、
返信はできなかった。
つまり、眠れなくて困っている彼女の役に立てなかった。
彼女も、彼は寝ていることをわかっていて、
ただLINEがしたかっただけなのです。
だけど、彼は役に立てなかったことがふがいなく・・・
慌てて翌朝に返信をするか、
「役に立てなかった・・・どうしよう」
と悩みに悩んで、返信に困り、しばらく既読スルーがつづいたりするわけです。
「彼女はただLINEがしたかっただけなんだなぁ〜」
ってわかるなら、
「甘えるところが、可愛いなぁ。」
「俺、頼られてるなぁ」
と、彼も安心しますし、嬉しく思います。
悩み相談にしたって、
女性は話を聞いてもらうだけでいいことが多いですよね?
だけど、男性は解決をしたい。
結果、悩みを解決できなかったら、
「役に立てなかった・・・」
と落ち込むのですね。
なので、そんなときは、
「話を聞いてもらっただけで、すごく楽になった!」
などと、とにもかくにも、
ちゃんと役に立っていることを伝えてあげてほしいのです。
女性にはなかなか理解しがたいですが、
もし彼が、なんだかちょっと不機嫌だなぁ、とか、LINEの返信がそっけないなぁ、って思ったら、
もしかしたら、
彼が、あなたの役に立てないことが原因かもしれません。
というのは、わたしの実体験で、
「なんか怒ってるのかなぁ?」
って思ったんだけど、
原因がまったくわからなかった。
で、よくよく聞くと、
困っている私の役に立てなかったことで、
ふがいなさを感じていたようでした。
これはもう、わからなさすぎでしたが、
つまり、
男性が怒っているようにみえても、
LINEの返信がそっけないようにみえても、
あなたへの気持ちとは関係ない場合も、
けっこうあるよ、ということ!
というかむしろ、
あなたへの愛情ゆえ、
怒ったり、そっけなかったりする場合もあるのですね。
男性は、自分の力不足を感じたくないのです。
「俺は彼女の役に立つことができないんだ・・・」
を感じたくないのです。
だから、
男性には、「あなたは私の役にたっているよ!」ということを、ちゃんと言葉なり行動なりで伝えてあげましょう。
役に立たせてくれる女性が、大切にされてゆきます。