あなたなら大丈夫!は時に男性にプレッシャーとなる

あなたなら大丈夫!は時に男性にプレッシャーとなる

よく「あなたなら大丈夫!」と、男性を信じてあげられる女性が愛される、なんて言われたりします。

たしかにそれはそうなんだけど、でもこの言葉は時によっては男性にプレッシャーを与えることもあります。

「そんな言葉を聞きたいんじゃない!」と言われかねません。

どんな場面でも「あなたなら大丈夫よ!」って言えばいいと思ったら、それはそれでちょっと違うのです。

たとえば、彼が転職したいと思っていたり、何か新しいことを始めようとしていて、背中を押してほしいとき。

そうゆうときは、「あなたなら大丈夫だよ」って言ってほしくて、彼はあなたに話している可能性が大きいです。

自信がほしくて、あなたからの「あなたなら大丈夫だよ」の言葉を待っています。

しかし一方で、自信をつけて欲しいのではなく、不安を取り除いて安心させてほしい、と彼が思っている場合には、

「あなたなら大丈夫よ!」が逆にプレッシャーとなって彼にのしかかり、「そんな言葉が聞きたいんじゃない!」と彼は心のなかでつぶやいるでしょう。

これは人にもよるし、場面にもよるので、正直、その相手の男性次第!ではありますが・・・

失敗したらどうしよう、できなかったらどうしよう、達成できなかったらどうしよう、と彼が不安に思っている時は、

「あなたなら大丈夫!」と自信をつけさせて欲しい男性もいれば、「できなくても大丈夫だよ、なんとかなるよ」ぐらいの逃げ道、安心感が欲しい男性もいます。

(できなくても大丈夫だよ!と言えばいい、というわけではないですよ!)

じつは私の彼は後者のタイプで、なぜそう思ったのかというと、

彼が、私に対して「ハナなら大丈夫だよ!」と言わないからです。

人って、自分がかけてほしい言葉を相手にかける傾向があるなぁと思っています。

もちろん、私がなにかに挑戦したいと思っている時には「きっとできるよ!大丈夫だよ!」と言って背中を押してくれますが、そうではなくて、私が本当に不安を抱えている時、「○○ができなかったらどうしよう」という時、

そんな時は「ハナならできるよ!大丈夫だよ!」とは彼は言いません。

「でも今日も練習頑張ったね」などと声をかけてくれ、受け入れてくれます。安心させてくれます。

安心感がほしいと思っているのに「あなたなら大丈夫だよ!」と言われてしまうと、もう逃げ道がありませんし、相手に対して、これ以上なにも言えなくなってしまいます。

不安を口にしたところで、「大丈夫だよ!」の一言で片付けられてしまうのですから。

「あなたなら大丈夫だよ!」は、たしかに期待してくれているんだな、と思います。

しかし本当に不安に思っている時には、期待に応えられなかったどうしよう・・・と余計にプレッシャーを与える言葉になってしまいます。

そうとも知らず、男性は「あなたなら大丈夫だよ!」と声をかけてほしいものとばかりに声をかけると、「そんな言葉を言ってほしいんじゃない!」なんてことになってしまうのですね。

私も彼のことをまだよくわかっていない頃、彼が不安に思っている場面で「あなたなら大丈夫だよ!」的な感じで声をかけたことがあります。

だけど彼の反応は私の予想と違って「いや、そうは言っても・・・」とそれ以上会話が続くことはありませんでした。

彼はきっと安心が欲しかったんですね。

もしかしたらダメかもしれないけど、俺のことを受け入れてくれるよね?という安心が欲しかったのだと思います。

「そうなんだぁ、そんな難しい試験なんだね。」って、ただ共感をして寄り添ってあげればよかった。

そして「あなたなら大丈夫だよ」は、口にするのではなく、心の中で思っていればよかったんです。心の中で思っていることって、結局態度に出ますから、そうやって根本的には彼を信じていることが彼に伝われば、十分です。

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まとめると、

男性が自信がほしい思っている時は「あなたなら大丈夫だよ!」と言葉にして、自信をつけさせてあげる。

だけど、安心感がほしい時は、「あなたなら大丈夫だよ!」を直接言ってしまうとプレッシャーになることもあるので、ただ共感してあげる、受け入れてあげる。

さらに短くまとめると、

彼の言ってほしい言葉を言ってあげられる、これが一番です。

これって、彼のことをどれだけよく見て、理解しているか、ですよね。

自分のやってほしいことばかり考えていたり、彼がやってくれないことに不満を募らせるばかりいるようでは、なかなか難しいかもしれません。

ちゃんと彼のことを想っている女性が手に入れることができる、魔法、なのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。

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