「私には愛される価値がある」と思えるようになると、恋愛はスルッとうまくいくようになります。
私はこれまでの恋愛で、彼氏にたいして尽くしまくり、好かれようとイイ女になろうとし、嫌われないように我慢をし、頑張りすぎた結果、どの恋愛はうまくいきませんでした。
そもそもこのように恋愛で頑張ってしまうのは、「私には愛される価値がある」と思えていないからです。
私はこのままでは愛される価値がないと思っているから、料理がしたくない日でも頑張って料理をし、疲れていてもマッサージをしてあげ、言いたいことも言えず不満をため…結局、好かれるどころか、ちっとも可愛くない女になっていきました。
一方で、好き勝手に自由に振舞っているように見える女性が、彼氏に溺愛されていたりします。
両者の違いは、「私には愛される価値がある」と思っているか、いないかの違いなんですね。
愛される価値があると思っているから「愛」を受け取れる
もしあなたが、過去の私のように彼氏に尽くしたり、言いたいことが言えずに我慢をしたり、頑張りすぎて無理をしている自覚があるのなら、それは「このまんまの私では愛される価値がない」と思っているからです。
そして、「私は愛される価値がある」と思えない女性は、恋愛がうまくいきにくいんです。
なぜなら、愛されることに矛盾を感じてしまうからです。
表面的には「愛されたい」と思っているんだけれど、「私には愛される価値がない」と思っているので、無意識に「愛される」ことを避けてしまうんです。
人には矛盾を嫌うという性質があり、「私には愛される価値がない」と思っているのに、愛されてしまうことに、なんとなく違和感を感じてしまうんですね。
だから、彼が愛してくれないんじゃなくて、自分が愛されることを拒否してしまっていた、だけ。
愛されることを拒否しているから、愛されない行動をとってしまうし、彼の愛を見ないようにしているんです。
たとえば、もしあなたの月給が30万円だったとして、「月給100万円ぐらいあったらいいな〜」なんて思っていても、もしいきなり「来月から月給100万円にします」と言われたら、受け取れますか?
受け取れるという人は、私は月給100万円を受け取る価値があると思えているから、すんなりと受け取れます。
しかし、私の仕事ぶりは月給30万円、40万円ぐらいの価値かな、なんて思っていれば、いざ「100万円にします」と言われても、「いやいや、5万アップで十分です!」とか「10万円アップぐらいだとありがたいです!」と100万円の申し出を断ってしまうんですね。
だから「私には愛される価値がある」「このまんまの私で愛される価値がある」と思えるようになると、大好きな人から大きな愛も受け取れるようになるんです。
自分にないものを人にあげられない
そもそも自分の中にないものを、人に与えることはできません。
「私には愛される価値がある」と思えない人は、自分のことを愛することができていないので、彼に「愛」を与えている、と思っているつもりでも、実際には「愛」を与えていません。
とくに尽くす、なんてのは一見すると「愛」に見えるかもしれませんが、周りまわって「愛されるため」の行為だったりします。
愛を与えているのではなく、愛をもらおうとしているんですね。
恋愛がうまくいかない女性は、彼を愛そうとするより、彼に愛されようとするより、まずは自分を愛することが先です。
自分を愛せるようになると、「私には愛される価値がある」と思えるようになり、恋愛もスムーズにうまくいくようになります。
そして、自分を愛せるようになると、大好きな人からも愛されるようになるんです。
自分に「愛してる」と言ってみよう
好き、嫌いは感情ですが、愛する、愛さないは行動です。
だから、自分を愛する第一歩として、まずは自分に「愛してる」と言ってみてください。
「えっ、恥ずかしい!」と思うかもしれませんが、誰も見ていないところで言えば大丈夫です。
そして、最初はなんだかこっぱずかしくても、だんだん慣れていきますから。
これは私も効果をすごく実感していて、自分にたいして「愛してる」と言っていると、面白い現象が起きてくるんです。
まず、寂しさが消える!
そして、「私を大切にしてくれない人はいいや!」と、思えるようになる。
こういう気持ちが生まれてきたら、自分を愛しはじめている証拠です。
恋愛でのどうしようもなく寂しい気持ちって、自分のことを愛していなかったからなんだなぁというのがわかってくると思いますよ。
自分を愛せるようになると、なんだか自分が愛おしく思えてきて、それに伴って行動も変わっていきます。
自分を大切に扱えるようになるので、結果、恋愛がうまくいったりするんですね。
自分を愛することで、「私は愛される価値がある」と思えるようになるので、大好きな人から愛されるようになったりするんです。