私はずーっと「愛されたい」と思いつづけてきました。
相手が変わっても、やっぱりその度に「愛されたい」と恋愛本を読んだりなんかして、「どうしたら愛されるのだろう?」と、恋愛中はそんなことばかりを考えていました。
しかし、恋愛テクニックを披露したところで、一時的に愛されたように見えてもそれが続くことはなく、愛しすぎる恋愛から愛される恋愛ができるようになるまでには、本当にずいぶんと時間がかかりました。
だけど、私も大好きな人に愛される女になれました。
それは、ある一つのことに気づいたからです。
ズバリ、愛される法則とは、「愛されたい」をやめることです。
本当にこの法則のとおりで、私は「愛されたい」をやめたから、愛されるようになりました。
だってこれまでの数々の恋愛で「愛されたい」とずーっと思いつづけても、一向に愛されることはなかったのですから。
「愛されたい」と思っても、愛されないんだもの、それをやめるしかない!
勉強をしてわかったことは、「愛されたい」と思いつづけていた私は、愛されない女の行動をとっていた、ということです。
「どうしたら愛されるようになるのだろう?」が頭の中をうずまいている時は、もちろん「愛されたい」という心の叫びがあるわけです。
そして「愛されたい」と強く願っている私は、「私は愛されていない」と無意識に思っているわけです。
そうすると、私は、「愛されていない」前提で彼のことを見て、「愛されていない」前提で行動します。
愛されていない前提で行動しても、愛されることがないのです。
愛されていない人がする行動は、文字通り、愛されていない人が取る行動だから。
だからと言って、愛されるにはこうしたらいいと言うテクニックを披露したところで、多少効果はあっても、永続的に愛されるようにはなりません。
セフルイメージがまーったく変わっていないからですね。
人はどうしてもセルフイメージの通りに行動してしまうから。
そもそも、彼が何をしてくれたら愛されていると感じることができるのか?
・毎日LINEをくれること?
・「大好きだよ」って言ってくれること?
・デートの送り迎えしてくれること?
この答えは人それぞれであり、だからこそ「私は愛されていない」と無意識に思っている女性は、
彼の行動のなかから「愛されていない」を見つけるのが得意になっているんです。
だから、彼の「愛」に気づきにくくなってしまうんです。
毎日LINEをくれても、そこに「愛されていない」を見つけてしまいます。
一方で、愛される女性は、「愛されていない」ではなくて「愛されている」を見つけるのが得意で、両者の違いはたったそれだけだったりします。
愛されるには、「愛されたい」じゃなくて、すでにある「愛」に気づくことなんです。
愛されていることに気づいた時から、愛されはじめていくのです。
そしてまた「愛されたい」と強く思っている女性は、「奪おう、奪おう」としています。
彼から「愛をもらおう、もらおう」としています。
「LINE」をもらおう、もらおうとし、「時間」をもらおう、もらおうとします。
人は面白いもので、自分から何かを奪おう、奪おうとしているな、という波動を見事に感じ取り、奪われまいとするんです。
だから、愛されたいと思えば思うほど、彼は頑なに愛を与えることを拒否してしまうんです。
「愛されたい」をやめると、必ず行動が変わります。
愛されたいをやめると「愛されよう」としなくなるので、彼の下手に出ることはなくなり、彼にとって魅力ある女性の位置にいられるようになります。
愛されたいをやめると「愛されよう」としなくなるので、必要以上に彼に構うこともしなくなり、彼にとって居心地のいい存在になります。
このように、「愛されるようになるにはどうしたらいいのだろう?」の前提にある「愛されたい」をやめると、あなたが変わるんです。
愛されたいと願う「愛されない」女性から、「愛されている」女性に変わるんです。
私は長年「愛されたい」と思いつづけて愛されませんでした。
あなたもずっと「愛されたい」と思いつづけて「愛されていない」のなら、今が「愛されたい」をやめる時期かもしれません。
あなたに必要なのは、「愛される」方法を探すことではなくて、「愛されている」ことに気づくことなんです。