みなさんは、「努力逆転の法則」という言葉を聞いたことがありますか?
「努力逆転の法則」を知っていますか?
この言葉は別名「エミール・クーエの法則」とも言い、
フランスの薬剤師であり、自己暗示法の創始者であるエミール・クーエさんが唱えが法則です。
エミール・クーエさんといえば、有名なのが、このアファメーション(自己暗示)。
わたしは毎日、あらゆる面でますますよくなっている
完成させるまでに研究に研究を重ね、たどり着いた一文で、
エミール・クーエさんが、この自己暗示による診療をはじめたところ、93%という驚異の治癒率をとげ、この数字は当時の他の病院の5倍だったのだそう。
そんな、自己暗示法の創始者であるエミール・クーエさんが、研究を重ねるなかで見つけたのが「努力逆転の法則」。
文字通り、努力は逆転してしまうという法則です。
努力をすればするほど報われない。
ということですが、努力をしなくていいわけではありません。
”意思”と”想像”が相反すれば、必ず”想像”が勝つ
ということ。
私たちは、なにか行動を起こすとき、意思と想像の力によって行動を起こします。
しかし、
意思と想像がお互いにぶつかってしまうときには、想像が勝つ。
つまり、
意思の力だけで努力していても無駄ということ。
「努力逆転の法則」を恋愛で考えてみよう
それではここで、恋愛に置き換えて説明をしていきましょう。
あなたは好きな人に振り向いてほしい時、なにをしますか?
話を聞くといい、っていうから話を聞く。
笑顔がいいっていうから、笑顔でいる。
褒めるといいっていうから、褒める。
こうやって、男性心理を学んで、
いろんなことを実践しようとするのですね。
これらのことを知識として知っているのは大切です。
わたしも、男性心理を学ぶことで、恋愛がうまくいくようになりました。
彼に愛されるようになりました。
だけど、
「好きな人を振り向かせるために○○しなきゃ」
という努力は無駄!
ということ。
なぜなら、
この努力の前提には、そもそも
「彼はわたしのことを好きじゃない」
という無意識があるから。
なので、
「彼はわたしのことを好きじゃない」
が、勝ってしまっているのですね。
そして、
「彼はわたしのことを好きじゃない」
という現実が起きている。
彼に振り向いてもらうために、
「話を聞かなきゃ!」
「褒めなきゃ!」
「笑わなきゃ!」
と、努力をすればするほど、
努力とは反対の結果に導かれてしまっているのです。
「彼を振り向かせたい」という意思と、
「彼はわたしのことを好きじゃない」という想像が戦い、
想像が勝っている。
「努力しなくちゃ振り向いてもらえない」
という前提があった上での努力は報われないのです。
それならば、どうしたらいいのか?
想像が勝つなら、想像すればいい!
意思の力だけで振り向かせようと努力をするのではなくて、
「彼とこんなことしたいなぁ♡」
「彼とこんな風になりたいなぁ♡」
と思い描く。
この想像の上での努力はしてもいいってこと。
たとえば、
彼と並んで歩くときに、もう少し痩せた私でいたいなぁ、って思うなら、痩せる。
彼においしいご飯を食べてもらいたいなぁ、って思うなら、料理を勉強する。
これがね、
「彼をつなぎとめておきたいから、料理の勉強をする!」
ではよくないのは、もうおわかりですね?
これは前提に、
「彼が離れていってしまう」
という想像が働いてしまっているからです。
「彼が離れないように料理の勉強をする」
では、
努力すればするほど、彼が離れていくという想像も強くなってしまっているのですね。
それならいっそのこと、料理の勉強をしないほうがマシ!
という話。
恋愛のためになにかをしたくなったら、
それが、不安からくるものならやらない。
「○○しないと振り向いてもらえない」
「○○しないと離れていく」
これらが無意識に前提にある努力はやらないこと。
第一!
男性は、恋愛においては、がんばっていない女性の方が好きです。