女性は自分で自分のことを癒すのが得意です。
アロママッサージやエステで癒されたり、可愛いコスメや洋服をみて癒されたり、おいしいスイーツを食べて癒されたり、好きな映画をみて癒されたり…。
さまざまなことをして、自分を癒すことができます。
しかし!
男性は女性のように自分を癒すのが得意ではありません。
「男は敷居を跨(また)げば七人の敵あり」なんて言葉もありますが、男性はたえず周りと自分を比べて競争して生きています。
男性は、勝ち負けの世界に生きているのです。
そして小さい頃から「男の子でしょ!」などと強くあることを求められています。
だから、自分で自分を癒すことに慣れていないのですね。
男性は女性に癒されたい
そんな男性が唯一癒されるのが、女性の存在だったりします。
「アイツには勝っているだろうか?」
「この中で一番になれるだろうか?」
と、つねに周りと戦って生きている男性、周りと比較せずにはいられない男性にだって、癒される場所が必要なんです。
それが女性なんですね。
だから、「彼女に会うと癒される」なんて女性には必然的に会いたくなってしまいます。
あなたにも、(好きな)男性でしか満たされたい感情ってあるでしょう?
女友達では満たすことができない、包容力とか「ホッ」とするような安心感とかあるでしょう?
男性も、(好きな)女性でしか満たすことができない感情があるのです。
男性はどんな女性に癒されるの?
それではさて、男性はどんな女性に癒されるのでしょうか?
【1】好きになった女性
まず、男性は自分が好きになった女性に癒されます。
なんて言ってしまうと、元も子もないような気がしてきますが、「好きだなぁ♡」「可愛いなぁ♡」と感じているときに、男性は癒されています。
俺のとなりでニコニコしている彼女を見ているだけで、癒されるってものなのです。
なので、彼があなたのことを好きなら、それだけで、あなたは十分に彼を癒してあげられています。
「そっか、私といるだけで癒されるんだなぁ〜」って思っておけば大丈夫です。
その自信が、ますます彼を癒してあげられます。
【2】自分が癒されている女性
男性が癒される女性は、女性自身が癒されていることが大前提です。
たとえばアロママッサージを受けていても、セラピストさんが「頑張って癒さなきゃ!」って思っていたら、到底こちらは癒されませんよね。
セラピストさんもリラックスしてくれているから、こちらだって癒されます。
だから「癒される女性になりたい!」と頑張るのではなく、好きな男性と一緒にいるあなた自身が、心から安心をして過ごしていること。
・頑張らなきゃ
・好かれなきゃ
・気を利かせなきゃ
なんて、彼のとなりで「しなきゃ」がいっぱいになってしまうと、そんな女性といても男性は癒されませんよね。
一緒にいられることをただただ幸せに感じていると、そんな女性の姿に男性は癒されてしまうのです。
そもそものところで、男性にとって「女の子だなぁ」と思うとき、勝手に癒されてくれています(笑)。
女性ならではの、包み込んでくれる母性とか、か弱さとか、やさしさとか、そういった「女の子だなぁ〜」に癒されます。
だから、女性は好きな男性のとなりで頑張らなくていいんですよ♡
【3】信頼し、受け入れてくれる女性
そして、お互いに信頼しあっている女性であること。
というとちょっとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、お互いに腹の探り合いをしていては、癒されるはずがありません。
いくら見た目がフワフワしていて、喋り方がおっとりしていて、ニコニコ笑っていて、いかにも癒されそうな雰囲気の女性であっても、
それほどよく知らない女性には、心から癒されることはありません。
信頼しあっているということは、不安や疑いがない関係です。
こんなに癒される関係はありませんよね。
そして、彼女は、俺のそのままを受け入れてくれて、俺のそのままを否定しない、そんな女性。
毎日だれかと比べて、比べられ、注文をつけられ、否定されて生きているのに、これ以上否定されたくはないのです。
「もっとLINEして!」
「もっとしっかりして!」
などと、注文をつけられたくないのです。
癒される女性は、男性と戦わない!
男性は毎日、外で誰かと戦いながら生きています。
そんな男性は、(好きな)女性とまで戦いたくはありません!
しかし、恋愛ベタさんは、(好きな)男性とついつい戦ってしまいます。
「ここで私から連絡したら負け」
「どうにかして好きにさせたい」
などと、男性相手に戦いの感情を持ち出しているので、そんな女性といても、男性は癒されないのです。
だから、男性とは戦わない!
もし、彼氏がなかなか会ってくれないとか、好きな男性が会ってくれない、なんてことになっているのだとしたら、
あなたが戦いを挑んでいるからかもしれません。
外で戦って、あなたとまで戦わなくてはいけないなんて、そこまで男性は戦うことが好きじゃない(笑)。
「べつに負けてもいいや」ぐらい、自分の気持ちに素直な女性に、男性は癒されるのですね。