私は好きな人と距離を縮めるまでは上手だったので(笑)、距離が縮まらないという悩みを抱えたことはありませんが、
反対に「この男性はなにがしたいのだろう?」という謎のLINEをもらい続けたことがあります。
どんなLINEかというと、誘うでもなく、ただの近況報告のLINEがたまに来るのです。
なんとなくこれは誘っているのかな?というLINEもありましたが、「無理だったらいいよ」みたいに予防線が張られているので、こちらから誘うほどでもなく・・・。
私に好意を持っているのか、ただ暇だからなのか、私から誘ってくれるならいいよぐらいに思っているのかよくわかりませんでしたが、
もしその男性が、私に好意をもってLINEを送ってくれているのだとしたら、一向に距離は縮まらないでしょう。
あなたも、好きな人と一向に距離が縮まらないのだとしたら、相手の男性にとって目的不明のLINEを送っているのかもしれませんね。
さて、好きな人と距離が縮まらないLINEを送ってしまう原因は「嫌われたくない」「傷つきたくない」という思いがあるからです。
そして、私が好きな人とLINEで距離を縮めるのが得意だった理由は、「嫌われる」なんて思っていなかったから。
男性は私からLINEが来て嬉しいだろうという、おめでたい思考が出来上がっていたのです。
しかし実際に、男性は女性からLINEをもらうと嬉しいものです(しつこく追いかけなければ!!)。
もし相手の男性からはなかなか距離を縮めてこないだとしたら、女性から行くしかありません。
恋のキッカケは女性がつくっている場合って多いんですよ。
「彼女に一目惚れをした!」
「彼女と仲良くなりたい!」
「ようやく理想の女性に出会えた!」
など、最初から男性のテンションが高くなければ、男性は仮にあなたに興味があっても慎重になります。
モテる男性をのぞいては、女性の思わせぶりな行動に勘違いをして近づいたら拒否されたり、女性にちょっと優しくして拒絶されてしまったり、なかなかかわいそうな思いをしているんです。
そして、
「傷つきたくない!」という予防線を張るLINEばかり送っていても、距離は縮まらないどころか誤解されることだってあります。
たとえば、以下のようなLINEを送ったことはありませんか?
「気が向いたらまた連絡ください」
「気が向いたらまた誘ってください」
「時間が合えば飲みに行きましょう」
「時間が合えばお食事しましょう」
こういう「気が向いたら」や「時間が合えば」は、相手の男性によっては「これは社交辞令なのか?」「本当は飲みに行きたくないのかな?」と思われます。
もし勇気を振り絞ってこのようなLINEを送って、この部分をスルーされたとなるとショックですよね。
だけど相手の男性は、勘違いだったら嫌だからそのことには触れない可能性もあるんです。
そのほかにも、好きな人とLINEをしていて、なんだか相手の返信がそっけなく感じたとき。
「無理して返信してくてもいいからね!」
「忙しかったら返信大丈夫だよ!」
なんて送ったこと、または送ろうとしたことはありませんか?
これもやっぱり「傷つきたくない」という予防線を張りながら、本心では「返信がほしい」と思っています。
だから自分で返信しなくていい、と言っておきながら、来なければショックを受けるし、「やっぱり私とはLINEをしたくないのかなぁ」とますます距離が縮まりません。
恋愛では「傷つきたくない」と思っていると、なかなか前には進みません。
相手の男性から距離を縮めてこなくて、でも一歩先へ進みたいのなら、やっぱり女性から距離を縮めるしかないんです。
恋愛には勇気が必要なときがあるんです。
とくに男性は「彼女は俺のことが好きなのか?」と気づいた時から気になり始め、好きになることがあります。
だから、もっとストレートに好意を見せていいんです!(確信はさせないこと)
好きバレするのが怖い、なんて言っていても距離は縮まりませんからね。
人は、自分に対して好意的な人を嫌だなぁ、なんて思わないものです。
嫌がるのは、しつこくしすぎたり、コントロールしようとしてくることなんです。
以下の記事で書きましたが「好かれたい」ってコントロールしようとしていることになります。
「好かれたい」とLINEを送るのではなく、「仲良くなりたい」と思ってLINEを送るんです。
距離が縮まらないLINEを送ってしまう女性は、自分でもどうしたいのかよくわかっていないから、相手の男性にとっても目的不明のLINEになってしまいます。
彼とLINEはしたいけど、傷つきたくないし・・・LINEだけじゃなくて会いたいけど、やっぱり断られたら嫌だし・・・となんだかぐちゃぐちゃなんです。
好きな人へは、ただ「仲良くなりたい」と思ってLINEを送ってみてくださいね。