彼氏に連絡するのはいっつも自分からばかり!
なんて場合、そのうち連絡するのもだんだん嫌になってくること、ありますよね。
それでもまぁ、連絡したくてしているのだから、お互い様なんだけれど、「放っておいても彼女から連絡が来るし」状態だと、男性は本当に用事があるときしか自分から連絡しなくなるのは、それほど珍しいことではありません。
だって急ぎでなければ、彼女から連絡が来た時に話せばいいですものね。
それで、ある男性が先日、こんなことを言いました。
「彼女から連絡が来なくなって、彼女はいつもこんな思いしてたんだなぁーって気づいた」
って。
私は彼女のことは知らないのですが、彼女の気持ちを察するに、やっぱり、自分からばかり連絡をしていたのが嫌になって、連絡するのをやめたのではないかと思うのです。
もしくは、単に忙しいなんてこともあるかもしれないけれど、我慢して連絡しないようにしているのではなくて、本当にもう連絡するのがバカバカしくなった、みたいなね。
それで、彼は気づきました。
「ちゃんと彼女と連絡を取ってると思っていたけど、いつも彼女から連絡してきてくれていたんだな。」
「連絡が来ないって、こんなに寂しい気持ちなんだな」
というわけです。
たしかに、自分から連絡しなくても連絡が来るのであれば、ちゃんと連絡を取り合っている気になってしまいます。
自分から連絡していないことにさえ、気づいていないかもしれませんし、「どちらから連絡している」なんて、連絡をもらっている方からすれば、たいして気にならないことです。
お金の貸し借りでも、借りた方は忘れても、貸した方は絶対に覚えている、なんてよく言いますよね。
人は損したくないので、お金の貸し借りにしろ、自分ばかり連絡していることにしろ、なんだか自分の方が損していると感じると、やっぱり覚えているものです。
だから「どちらから連絡している」なんてことは、連絡をする方が問題にすることなんですね。
もちろん、相手になにかしらの感情があるから感じるわけで、本当に純粋に用事があって連絡するような相手なら、自分からばかり連絡していても、気にならないでしょう。
男性でも、「好きな女性には自分から連絡しないと連絡が来ない」と悩む人もいるので、男女で性差はないように感じます。
恋愛では、この「自分ばっかり」がよく登場しますよね。
・自分ばっかり「好き」って言ってる
・自分ばっかり会いたがってる
などもそうですが、
彼氏が「会いたい」という言う前に「会いたい」と言えば、そりゃ「自分ばっかり」になってしまいますし、
彼女から「会いたい」と連絡が来るのがわかっていれば、それまでは自分の仕事や趣味に集中できるわけです。
世の中の男性は忙しく、恋愛一色に彩られる女性とはちがいます。
彼女に連絡しなくても、彼女からあれやこれやと連絡をくれて歩み寄ってくれているのであれば、わざわざ自分から連絡しなくてもいいだろう、なんて思ってしまいます。
しかし、はたと連絡が来なくなって、ようやく気づくのですね。
恋愛では「もやもや」はサインです。
「自分からばかり連絡している」ことに、なんだかモヤモヤするのなら、潔く連絡をやめてみるのはひとつの手です。
モヤモヤは、自分のしている行動と気持ちが矛盾しているから起こります。
本当は彼氏から連絡してほしいのに、自分からばかり連絡している矛盾です。
そして、自分からばかり連絡したくないけど、彼氏と連絡を取り合いたいという気持ちの矛盾ですね。
もやもやしたり、苦しい気持ちを抱えたまま恋愛を進めていっても、いい方向には進みません。
「なんで彼氏は連絡してこないの?」と不満に思うだけではなくて、「私はどうしたいのだろう?」と、ちゃんと自分の心に聞いてみてあげてください。
ちゃんと「もやもや」を解消してあげてください。
恋愛上手な女性は、自分軸で考えます。
「連絡をやめたら彼氏から連絡が来るだろうか?」で考えるのではなくて、「私はいま、連絡したくない」という自分軸です。
「自分はどうしたいのだろう?」で考え、自分がしたいようにするので不満を溜め込むこともなく、
彼氏とも上手に仲を深めていくことができるんですね。