男性って、女性を幸せにしたい!と思っています。
男性の根っこにあるのは、本当にコレだけだったりして、そう思うと、男性って愛おしい生き物ですよね。
彼女を喜ばせたいのも、彼女の笑顔が見たいのも、彼女を幸せにできている実感を感じられるから。
「俺は彼女を幸せにできるんだ!」という自信が欲しいし、そうやって自信をつけさせてくれる彼女を愛したくなります。
つまり、男性は、なんだかつまらなそうな、不機嫌そうな、そんな女性を幸せにしたいのではなく、幸せそうな女性を幸せにしたいと思うのです。
彼に対して要求が多くなること、
彼に対して不機嫌になること。
あなたがなにげなく「趣味ばかりじゃなくて、私と会う時間つくって!」とか「○○くんて、あんまり連絡しないよねー」と不満そうに伝えてしまえば、
俺のことが好きだから会いたいんだな、と解釈するのではなく、
「彼女は、俺と一緒にいても不満ばかりだ」
と解釈し、
いまの俺では彼女を幸せにできないんだな、と自信をなくしていきます。
また、私もよくやっていましたが、不機嫌になることで相手をコントロールしようとすると、
こんな態度を見せられた彼はやっぱり、
「彼女は、俺といても楽しそうじゃない」
と解釈し、
いまの俺では彼女を幸せにできないんだな、と自信をなくしていきます。
彼女を幸せにできないと自信をなくした彼は、あなたを幸せにすることを諦めてしまうのです。
どうやったら彼女を幸せにできるかが、わからないから。
彼のことが好きだから、要求が増え、不満が増え、不機嫌になるのかもしれない。
だけど、要求ばかり、不満ばかり、すぐ不機嫌になる、そんな彼女は、どう考えたって、彼の目から見て「幸せそう」には見えませんよね。
「俺といても幸せそうじゃない」と考えてしまうのは無理もない話です。
要求が増え、不満が増え、不機嫌になるのは、彼が好きという気持ちより、彼をコントロールしたい気持ちが強いからです。
彼をコントロールしたくなってしまうのは、「彼に、私のつまらない日常を楽しくしてもらう、満たしてもらおう」と思っているから。
「彼がいないと、私の人生はつまらない!」からです。
男性が幸せにしたいのは、自分で自分を幸せにできる女性であり、俺と会っていない時間も幸せそうに過ごしている女性です。
「彼に幸せにしてもらおう」と考えている女性ではないのですね。
だから、これからは、
「彼は私のことを幸せにしたい」と思っている、ただそれだけを信じてみましょう。
「彼は私のことを大切に思っていない」と思いながら見る彼と、「彼は私のことを幸せにしたいんだ♡」と思いながら見る彼では、おんなじ彼なのに違ってみえてきます。
そして、「彼は私のことを幸せにしたいんだ♡」と、あなたが見ている彼は、どんどん、あなたが見ている通りの彼になっていくんです。
また、彼があなたを幸せにするために、あなたもちゃんと「どうやったら私を幸せにできるか」を教えてあげてくださいね。
以下の記事で書いたように、溺愛されている女性はよく「好き」を伝えています。
これは「彼のことが好き」の「好き」ではなく、「私はチーズケーキが好き♡」「私は迎えてに来てくれると嬉しい♡」などの、自分の「好き」や「喜ぶこと」をちゃんと彼に伝えているんです。
だから、彼も、彼女がどうやったら幸せになるのかがわかりやすく、手応えを感じられるので、ますます愛したくなってしまいます。
もちろん「迎えに来てくれると嬉しい」と言ったところで、それを叶えてくれるかは彼次第ですが、それを叶えてくれないからと言って、「私のことが大切じゃないからだ」とはイコールではないですからね!!
恋愛下手さんは、すぐにイコールで結びつけようとしてしまいますからね。
で、迎えに来てくれないことで、不機嫌になってしまっては、元も子もありません。
「どうやったら私が幸せになるか」を、彼に伝えるのは、女性側がやるべきことです。
「私の彼は、私のことを幸せにしてくれない!」というのは、
彼はあなたを幸せにしたいと思っている、だけど、どうやったら幸せになるのかがわかっていないだけかもしれないのです。
何をしても、しなくても不満そうな彼女に対しては、彼もお手上げなのですね。
男性は、幸せそうな女性を幸せにしたいし、「俺が幸せにできる」彼女を愛したい。
自分で自分を幸せにして、彼と会っていない時間も楽しく過ごすこと、そして、彼にあなたを幸せにする方法を教えてあげること。
「彼は私を幸せにしたい」と思っていることを信じて、彼に、あなたを幸せにする権利をあげてくださいね♡