火星人と金星人に例えられるほど、恋愛において男性と女性では考え方が異なる部分が多いです。
私は男女で考え方が違うことを知らず「好きならこうするでしょ」を男性に当てはめて、恋愛で失敗してきました。
当然、恋愛において男性の扱い方もよくわからず、尽くせば好きになってくれるだろうと思っていたし、心配してあげるのが愛情だと思っていたんですね。
しかし、全然違った。
「こんなことしてたら男性が離れていくよ!」と、まさに愛されたい思いとは裏腹に、愛されない女がやる男性の扱い方をしていたのです。
愛される女性は男性の扱い方をよく知っています。
だから愛されます。
愛されない女性の男性の扱い方
愛されない女性の男性の扱い方をひと言であらわすなら「あなたのために」です。
あなたのために尽くす。
あなたのために心配する。
大好きな男性のために愛情を与えまくるのが、愛されない女性の男性の扱い方です。
そう、まるで母親のような立ち位置で恋愛をするのが愛されベタな女性のやり方です。
私も例に漏れず、男性に与えて、与えて、与えまくって、見返りをもらえなくて自爆する恋愛を繰り返してきました。
男性に与えるほど、見返りをもらえるどころか男性は離れていくんです。
こんなこと、誰も教えてくれませんでしたよね。
愛される女性の男性の扱い方
愛されない女性は男性に愛情を与えまくる恋愛をする一方で、愛される女性は男性に愛させてあげる恋愛をします。
男性は女性の存在によって「愛する」とはどういうことかを知っていきますが、愛されない女性は男性に「愛する」喜びを与えないんです。
自分が愛情を与えるばかりで、男性に「愛する」隙を与えさせないのですね。
愛される女性はどうやって男性に愛させてあげるのかと言うと、以下です。
・尽くしてもらう
・心配してもらう
・追いかけてもらう
・構ってもらう
愛されない女性が男性にたいしてやることを、男性にしてもらうんです。
そして、どうしたら男性にこれらのことをしてもらえるのかと言うと、
・尽くさない
・心配しない
・追いかけない
・構わない
「する」方と「される」方で役割が出来上がってしまうので、女性側がすれば、男性側はされる方になります。
これらのことをしないことは前提で、愛される女性は受け取るんですね。
男性がしてくれることを「ありがとう」と受け取るんです。
これが愛される女性の男性の扱い方です。
女性はアシストして男性がゴールを決める
サッカーで例えるなら、女性はアシストをして男性にゴールを決めさせる!
男性に頼ったり、相談したり、女性は役に立たせる機会をあげて、男性がしてくれることを「ありがとう」と受け取る。
たったこれだけ。
私の母は父に愛されてるなぁと娘から見ても思うのですが、ある日母は、父にちょっと面倒な買い物を頼んだんです。
そうすると父は「ほんとに世話がやけるお母さんやな」と言いながら、ものすごく嬉しそうに買い物に出かけていったんです。
母の役に立てることが嬉しいんですね。
そして私が実家に帰省をして父とショッピングモールへ出かけると、「お母さんはパンが好きだから、パンを買っていこうか」と、モール内に入っているパン屋さんに必ずと言っていいほど立ち寄ります。
いつも母のことを気にかけているんです。
身近にこんなにお手本となる愛されている女性がいるのに、私ときたら、恋愛では愛されベタを発揮させていたのです(笑)。
男性は女性の反応がほしい
愛されない女性は、自分がしてほしいことを「してくれない」と不満を言います。
してくれていることには目を向けずに、してくれないことに目を向けてしまうのです。
愛される女性はまず、男性がしてくれることを「ありがとう」と受け取ります。
どんな小さなことでも「ありがとう」と受け取るので、また「ありがとう」が聞きたい男性が、彼女のためにまた何かをしたくなる。
この繰り返しなんです。
男性は女性の役に立てることがこの上なく嬉しいのですが、「役に立てた!」と実感するのが、女性からの反応です。
「ありがとう」という言葉、笑顔、喜んでいる姿などから「役に立てた」ことを実感し、喜びを知り、それが愛する喜びへとつながっていきます。
ところがどっこい!
過去の私もふくめて愛されない女性は、自分がしてほしいことじゃないと喜べない。
してくれることに感謝をせず不満を言うから、男性は愛情を注ぐのをやめてしまうのです。
・欲しがるのではなく、してくれることを受け取る。
・あなたのために役に立たせる機会をあげて、喜んで受け取る。
愛される女性の男性の扱い方は、たったこれだけなんですね。