彼からしばらく連絡がこないと不安になる女性は少なくありません。
「じゃあ、私も連絡するのやーめた」と思って彼への連絡をやめてみても、彼からはなんの音沙汰もなし。
「彼は彼女から連絡がこなくて不安じゃないの?」
「男性は好きな女性から連絡がこなくて不安じゃないの?」
なんて疑問を持ったことがある女性もいらっしゃると思います。
まぁ、これは二人の関係性にもよるのでなんとも言えませんが、男性ももちろん不安になることはあります。
しかし、実はもともと、男性より女性のほうが不安を感じやすいのです。
だから、彼へ連絡しなくても彼が不安にならないのは、自分のことを好きじゃないからだ!というわけではない、と思えば、少しは安心しませんか?
恋愛の場面で情緒不安定になってしまうのは、圧倒的に女性の方ですし、
恋愛の場面だけでなくても、たしかに女性と話していると、心配事や不安に思っていることが会話のなかで出てくることがありますが、男性と話していても、あんまり心配事や不安に思っていることの話が出てこないことに気づきます。
それでは、なぜ、男性は女性に比べて不安を感じないのでしょうか?
それは、幸せホルモンとよばれる「セロトニン」が関係しています。
セロトニンが不足すると、落ち込み気味になったり鬱っぽくなってしまったり、イライラしたりと、心に不調が出ます。
そして、このセロトニンの分泌量が、男性は女性の倍もあるんです!
言い換えれば、女性は男性の半分しかセロトニンの分泌量がないのです。
そりゃもう、不安になって当然!
と開き直りたくなってしまいますよね。
女性がストレスを感じると甘いものを欲しがったりやけ食いに走るのは、甘いものを食べたり美味しいものを食べるとセロトニンが増えるからなんですね。
だから、不安になりやすい女性は、意識してセロトニンの分泌量を増やすことを心がけてみましょう。
といっても、甘いものをたんまり食べるとか、どか食いするとか、ではありませんよ!
聞いたことがある方も多いと思いますが、朝、日光を浴びるのもセロトニンの分泌を促しますし、軽いジョギングなどのリズム運動も、セロトニンの分泌を促します。
軽いジョギングはスタイルの維持にもいいですし、心にも健康にも美容にもいいとなれば、やらない理由が見当たらないのではないでしょか!?
(私はよく走ってます!)
そしてまた、男性ホルモンの「テストステロン」は、モチベーションをアップさせたり、精神を安定させるなどの働きがあり、男性の場合は年を重ねてテストステロンが減少すると、無気力感などの症状が現れることがあると言われています。
男性のなかには筋トレに精を出す人も多いですが、筋トレをすることでテストステロンが増えて不安に強くなるんですね。
というわけで!
彼に連絡をしなくても彼がまったく不安に感じている様子がないのは、それはすなわち、私を好きじゃないからだ!というわけではないのですね。
ところで、女性はストレスを感じると甘いものを食べたり、美味しいものを食べたり、友達とおしゃべりして解消することが多いですが、
男性がストレスを感じると、一人になりたくなります。
なので、仕事でトラブルがあったり、落ち込んでいるときは、彼女とのデートよりも一人でこもりたくなる傾向があるのです。
そして、仕事でトラブルがあったとか、落ち込んでいることを悟られたくない男性は、彼女になにも言わず、ただ連絡をしないとか、会わないという方法をとってしまいます。
なにが言いたいのかと言いますと、彼が不安にならないのも、突然連絡がこないのも、最近会いたがらないのも、
それを「私のことを好きじゃないからだ!」「私のことを好きじゃなくなったのかも」などに、結び付けなくていいということです。
女性が男性のことをよくわからないように、男性も女性のことはよくわからないし、「俺は不安にさせるようなことをしていないのに、彼女はなんで不安がっているのだろう?」と思っていたりするのです。
「お互いに違う人種なんだ!」ということを受け入れていれば、恋愛で悩むことも少なくなります。