愛される女

男性は自分のことのように喜ぶ彼女を手放さない

よく、病気で心が弱っている時に看病してくれたのがキッカケで結婚を決めた。

という話を聞きますよね。

女性は共感能力が高くて母性もあるので、とくに男性が落ち込んでいる時や辛い時に寄り添ってあげたいと思います。

たとえばお相手の男性の仕事がうまくいっていない時も、あれやこれやとアドバイスをするでもなく、ただただ寄り添う。

こうやって辛い時に寄り添ってくれる女性がいるのは、男性にとっても支えになるものです。

しかし!

辛い時に寄り添ってくれる彼女より、嬉しいことがあった時に、それを一緒に喜んでくれる彼女の方が、男性は愛したくなるんです。

自分のことのように喜んでくれる彼女を手放したくないのです。

いくら辛い時に寄り添ってくれても、彼の嬉しいことを一緒に喜べなければ、そのうち彼の心は離れていってしまいます。

意外にいるんです、彼の辛い時には寄り添うけれど、嬉しいことを一緒に喜べない女性って。

そういう女性は、自分の幸せばかりを考えていて、自分が愛されることばかりを考えています。

だから、いつも意識が向いている先は、彼から見た自分なんです。

彼そのものじゃないんです。

そういう女性はいつも何かしら彼に対して不満を抱えているので、彼が嬉しいことがあっても、なんだか素直に喜べない。

そして、彼自身のことには実は興味がないので、彼の嬉しい報告を気づかないうちにスルーしてしまったりしているんです。

人は、自分が興味がないこと、意識を向けていないことは、うっかりスルーしてしまいますからね。

あなたも小さい頃にテストでいい点数をとって、それを親に報告したら、めちゃくちゃ喜んでくれて、ものすんごーーーく嬉しかった経験はありませんか?

喜んでくれなかったらショックは大きいし、報告するのをやめてしまいますよね。

男性も、彼女に一緒に喜んでほしくて嬉しいことを報告するんです。

「彼女もきっと喜んでくれるだろう」と思っていたのに、彼女はさほど興味を示さず、違う話に変えられてごらんなさい!

彼はショック極まりないですよね。

実際にこういったことが原因で別れたという話は、私も聞いたことがあります。

詳細な内容は忘れてしまいましたが、彼は「彼女は俺のことには興味がないんだ」と気づいてしまったのだそうです。

今日の記事のタイトルは「男性は自分のことのように喜ぶ彼女を手放さない」ですが、

実際には「一緒に喜んでくれない彼女は、いつか手放す」と言った方が正しいかもしれません。

男性っていつまでも子供です。

小さい頃に母親を喜ばせたくて、褒められたくて、「すごい」って言ってもらいたくて頑張った男の子は、大きくなった今でも心の中にいます。

彼女に母親を求めているわけではなくても、包み込んでくれるような母親の優しさを求め、同じように喜ばせたくて、褒められたくて、「すごい」って言ってもらいたい。

嬉しいことを一番に報告したい相手って、男性にとって特別な存在です。

そして、そんな存在がいることは、男性にとって頑張る力になります。

嬉しかったことや成功、勝利を自分のことのように喜んでくれる彼女は、男性にとってエネルギーの源なんですね。

そんな女性は、自分の幸せだけを考えているのではなく、彼の幸せもちゃんと考えることができます。

もちろん、自分の幸せを犠牲にしてまで彼の幸せを優先させるのではなく、彼を一人の人間として尊重するということです。

「喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる。」

これはドイツ、スウェーデンのことわざです。

そういえばある男性が、海外を旅行したときに、これまでの人生で見たこともないような絶景を目の当たりにし「この景色を彼女にも見せてあげたいなぁ」と思いました。

そしてその時、「彼女と結婚したい」と思ったのだそうです。

一緒に喜びを分かち合いたい。

そう思える相手がいるだけで、人生に彩りが生まれますよね。

あなたが、大好きな彼にとって「一緒に喜びを分かち合いたい」そんな相手でありますように。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。