さて、前回は、彼氏にヤキモチを妬いたときの伝え方をご紹介しましたが、今回は、そもそもヤキモチを妬かないでいられる方法を書いていきたいと思います。
というよりも、ヤキモチを妬いても、その気持ちをうまく切り替えられる考え方ですね。
ヤキモチは「人を好きになった」のならついて回るものだと思いますが、できることならヤキモチは妬きたくないですよね。
ヤキモチを妬いているときは、イライラするし、心がギューっと締め付けられるように苦しくなるし、こんな感情は味わいたくないもの。
本当は不機嫌になりたいわけじゃなく、彼氏にイライラをぶつけるより、できれば仲良くしていたいのです。
ヤキモチを妬く女性は、あなただけではありません。
多くの女性がヤキモチを妬きますし、幸せそうに見えるあの人だってヤキモチを妬くってものです。
たとえば、彼氏が他の女性にもめちゃくちゃ優しくする、という場合。
これは、彼氏が他の女性にも優しくしていることを知らなければ、あなたはヤキモチを妬かずに済みます。
その事実があっても、それを自分が知らなければ、存在しないも同然なのですね。
まぁしかし、知ってしまったら、なかなか知らなかった頃に感情を戻すのは難しいです。
知らなかった時には彼氏にも優しくいられたのに、知ってしまったことを境に急に苦しくなるのです。
ヤキモチを妬くのは、彼氏のことがとっても大好きだから。
他の女性に優しくするのも、あなたの大好きな彼の一部です。
他の女性の相談に乗ってあげるのも、あなたの大好きな彼の一部です。
女の子がいる飲み会に行くのも、あなたの大好きな彼の一部です。
そんな彼を、あなたは好きになったのです。
彼氏はそもそも、彼女であるあなたを傷つけようなんて思っていません。
大好きな彼女には笑っていてほしいと思っています。
だけど、お酒を飲むのが好きなら、飲み会にだって行きたくなるでしょう。
他の女性にも優しかったり、相談に乗ってしまうのは、そんな優しい彼だからあなたは好きになったのでしょう。
あなたのことはとっても大切だけど、自分がやりたいこともやりたいし、やりたいようにやりたいんです。
だったら、やらせてあげましょう。
私の彼は仕事で女性と接することが多いです。
そりゃヤキモチだって妬きたくなってしまいますが、彼が楽しんでやっている仕事です。
だから応援したいと思っています。
このことで不機嫌になって、可愛くない女になるよりは、彼が楽しんでいることは素直に応援しようと思えるようになりました。
これ、無理をしているわけじゃないんですよ。
無理をして受け入れよう、と思っても、必ずボロが出てしまうから。
ただ、「私はどうしたいか」と自分の本心に耳を傾けたときに、「彼のことは大好きだし、大好きな彼が楽しんでいることは、やらせてあげたい」と思ったのです。
そして、男性が愛したくなるのも、ヤキモチを妬いて不機嫌になり、怒りで「俺をコントロールしようとする」女性ではなく、「俺を信頼して、そのまんまの俺を受け入れてくれる」女性です。
女性に優しい彼氏、飲み会が好きな彼氏、女性と接する機会が多い彼氏。
きっとそんな男性たちは、これまでお付き合いをしてきた女性に、同じようにヤキモチを妬かれていたことでしょう。
そして、「なんで他の女性にも優しくするの?」「飲み会に行かないで!」などから発展し、積もり積もって別れに至ったかもしれません。
しかしそこへ、「そのまんまの俺を受け入れてくれる」女性が現れたらどうでしょう。
「これまでの彼女とは違う!」と、そんな女性を愛さずにはいられなくなるはずですし、手放したいなんて思わないはずです。
あなたも「こんなに大切にしてくれる彼氏ははじめてだ!」と思ったら、そんな彼氏を手放したい、なんて思わないでしょう?
女性が男性から「大切にされている」ことで愛情を感じるように、男性は女性から「信頼されている」ことで愛情を感じます。
だから、彼氏のことを信頼して、そのまんまの彼氏を受け入れてあげてくださいね。
そんな彼女を愛したくなるのが、男性なのです。