女性にくらべて存在意義を感じにくい男性にとって、俺を必要としてくれる彼女、俺を認めてくれる彼女は手放したくない存在になります。
しかし、それ以上に手放したくない彼女が「俺のことをわかってくれる」彼女です。
男性はなぜ「自分のことをわかってくれる」彼女を手放したくないのか、そして男性にとって「自分のことをわかってくれる」彼女とは一体どんな彼女なのかを書いていこうと思います。
男性は「自分のことをわかってくれる」彼女を手放さない
つながりを大切にする性である女性にたいし、男性はまわりと比べて生きています。どんなに友達が多くても、根っこでは孤独を感じやすい生き物です。
女性は友達に弱い部分を見せられたり、辛い時にはその辛さを吐き出すことができますが、男性はおいそれと他人に弱みを見せられません。(女性でも抱え込む人は孤独を感じやすいです。)
辛い時は自分の殻に閉じこもることで解消しようとします。
しかし孤独はつらい。だけど、辛い、寂しいとは言えない。
男性にとって「自分のことをわかってくれる」彼女というのは、孤独から救ってくれる存在なのです。
そんな彼女を手放すはずがないのですね。
男性にとって「自分のことをわかってくれる」彼女とは?
さて、男性にとって自分のことをわかってくれる彼女とは、どんな彼女のことを言うのでしょうか?
ひと言で言うなら「言わなくてもわかってくれる」彼女のこと。
男性は脳の構造により、女性ほど口が達者ではありません。思っていることを言葉にするのが苦手で、それゆえすれ違いがおきて、別れにいたったりします。
そんな男性にとって「自分のことをわかってくれている」と感じるのが、言わなくてもわかってくれる彼女なのです。
過去の私もそうでしたが、愛されベタな女性は、自分のことをわかってもらおうとすることで精一杯ですよね。
「私の寂しさをわかってよ!」
「私の不安をわかってよ!」
「私はこんなに頑張っているのに!」
「私はこんなにあなたが好きなの!」
と直接でも間接でも訴えます。
しかしこれでは愛されない女性への道まっしぐら。
敷居をまたげば7人の敵あり!なんて言われるように、男性は社会で戦って生きています。
男性にとって彼女は安らぎであり、ホッとするはずの彼女との時間まで戦いに使いたくはないのですね。
言わなくてもわかってくれる彼女になるには?
言わなくてもわかってくれる彼女は、男性にとって安心感の生まれる場所であり、本当の自分にかえれる場所。
つまり、ものすごく居心地のいい場所なのです。
女性にはもともと察する能力があるので、言わなくてもわかってくれる彼女になることは、ものすごく難しいわけではありません。
職場で誰かの様子をみて「なんか今日、いつもと違うな」なんて感じることもありますよね。
しかし恋愛となると、途端に相手のことがわからなくなるのは、やっぱり恋愛感情を抱く特別な相手であり、女性にはわからない男性という生き物だからです。
とくに彼氏を疑ったり、愛をほしがったり、自分よがりな恋愛をしていると、彼氏のことがまるでわからなくなります。
わからないから疑うし、愛を欲しがるのだけれど。
女性にはなかなか理解できないのだけれど、男性って一人になりたい時間があります。
そんなときに話しかけて、つれない態度の彼氏に「なんでそんなにそっけないの?」なんて怒ってしまえば、男性はそんな彼女をめんどくさいと思うでしょう。
言わなくてもわかってくれる彼女は、こういう時に話しかけずに好きにさせてあげられるのです。
私も過去に、彼がデートを早々に切り上げたときがありました。
それまでの愛されベタな私なら「私といるのつまらないんだ」とか「楽しみにしてたのになんなの!」と自分のことばかり考えて不機嫌になったかもしれません。
しかし、そうは考えなかった。
彼がいつもより元気がないように感じていたんですね。きっと仕事でなにかあったんだろうなと思い、そのまま笑顔でバイバイしたんです。そのあとLINEもしなかったかな?
後日、彼から「一人にさせてくれてありがとう」と言われました。正確には違う言葉でしたけど、そんな意味合いが含まれていました。
本当なら「いまこういう状況で、こんな気持ちで、一人になって考えたいんだ」と言ってくれればわかりやすいのでしょうが、それが言えないのが男性なのですね。
言わなくてもわかってくる彼女になるには、
「愛されたい」
「わかってもらいたい」
と自分のことばかり考えないこと。
自分のことばかり考えているって、彼のことを見ていないと言うことですよね。
そりゃ、彼氏のことをわかるはずもないし、なにより男性は「俺のことを見てくれているんだな」と感じる女性に弱い。
見てくれている人がいるって、やっぱり孤独から救ってくれるから。
恋愛は「恋」と「愛」って書くけれど、恋愛感情の真っ只中にいるときは、彼氏からの愛情をたくさん感じて幸せ気分を味わいたいですよね。
それが愛情に変わるころ、ただ彼のことが「愛おしいなぁ」と思うようになるころ、だんだんと言わなくてもわかるようになるのだと思います。
当たり前だけど、これはある程度時間がかかるものです。