「しなきゃ」じゃなくて、「したい」を優先すると人生が好転しますし、恋愛もうまくいくようになります。
「しなきゃ」は恐れであり、「したい」は愛が発端だから。
そうはわかっていても、私も気がつくと無意識にも「あーしなきゃいけない」「こうしなきゃいけない」という呪縛に囚われていたなぁ、と思う時があります。
私はここ2ヶ月ほど、ブログを一日2本投稿していますが(時間がある時にまとめてたくさん書いておく時もあります)、これは誰かに「やれ!」と言われたわけではもちろんなく、しばらく時間がありそうだから一日2本書いちゃおう、と思って始めたことです。
だけど、時間があるからと言って、書きたいことが思い浮かばなければ、書けないわけです。
それで、つい2週間前に3日ほど、「あーもう書きたいことがない」「どうしよう、一日に2本書かなきゃいけないのに!」と、苦しみながら書いていました(笑)。
しかしはたと気づいたのです、「べつに一日2本書かなくてもいいじゃない!」「時間があるからって、時間を埋めようとしなくていいじゃない!」って。
で、「書かなきゃいけない!」を手放し、ブログのことを考えるのをやめました。
するとどうでしょう、書きたいことがまたムクムクと湧いてきたのです。
「しなきゃ」と思っている時は、頭がカチンコチンになっているので、新しいものが入ってきません。
余裕が全くなくリラックスもできていないので、いいものが降りてこないのです。
そして最初にも書いたとおり、「しなきゃ」は恐れであり、恐れからやることは、いいものを引き寄せないのです。
だから今後、「もっとゆっくりとブログを書きたい」という気持ちが強くなれば、そちらを優先しようと思っています。
これまでを振り返ってみても、「しなきゃ」ではなく「したい」でやることって上手くいくんです。
仕事などでいくつかのWEBサイトを運営してきていますが、「更新しなきゃ!」と思い続けたサイトはうまくいかず終わりを迎え、「サイト運営が楽しいな!」と思いながら運営しているサイトは、ずっとうまく行き続けています。
そして私は、恋愛の場面では「しなきゃ」をたくさん抱えていました。
「ワガママを言わないようにしなきゃ」
「彼は忙しいから我慢しなきゃ」
「あんまり連絡しないようにしなきゃ」
など、ぜーんぶ「彼に嫌われたくない」という恐れから「しなきゃ」を抱えて恋愛をしていました。
恐れからやることは、恐れが返ってくるだけ。
結果、自分のなかで不満がたまるのは目に見えていて、見事に自爆してしまっていました。恐れがさらにパワーアップして跳ね返ってきたのです。
「しなきゃ」を手放すのはとても勇気がいったけれど、「しなきゃ」を手放す方が断然愛されます。
たとえば、
「彼は忙しいから我慢しなきゃ」というのは恐れですが、
「彼は頑張っているんだから支えたい」というのは愛です。
こうやって愛を出すと、ちゃんと愛が返ってくるのです。
「彼は忙しいけど会いたい」はダメなの?
と思う方もいらっしゃると思いますが、もちろんそれが本心ならそれでいいんです。
ただ、彼に「会いたい」と伝えて、「忙しいから今は無理だなぁ」と言われてしまったら、そこでふてくされないことです。
彼には「会いたい」という気持ちがあることが伝えられたので、それでOKなんです。
余裕ができれば会う時間を作ってくれるでしょうし、「忙しいから我慢しなきゃ」と思いつづけて不機嫌になるより、素直に気持ちを伝えられたあなたは、彼にとっても可愛く愛おしいです。
「したい」という気持ちに正直になるのは大切だけれど、恋愛は相手あってのこと。相手が嫌がること(忙しくて会えないと言っているのに、それでも会いたいと粘ること、など)をするのは、あなたが本当に「したい」ことではないハズです。
「したい」の中にも、じつは愛ではなく不安からの「したい」が潜んでいる場合もあるから。
彼に忙しくて今は会えないと言われたのに、それでも「彼に会いたい」のは、きっと彼に愛されていない不安からの「会いたい」です。そんな不安からの「会いたい」は、やっぱり不安を引き寄せてしまうのです。
恋愛で「しなきゃ」が多いなぁと感じている方は、少しずつ「しなきゃ」を手放していってみてください。
私も完全に「しなきゃ」を手放せているわけではありませんし、これまた「しなきゃ!を手放さなきゃ」と思ってしまうと、元も子もありません。
だけど「しなきゃ」が少ないほど、恋愛はうまくいってしまうのです。