恋愛は頑張りすぎるほど、うまくいかなくなってしまいます。
悲しいかな、うまくいかなくなってくると、さらに輪をかけて頑張ってしまうのが恋愛下手さんで、そんなことをしているものだから、そのうち音信不通にされてしまったり、ブロックされてしまう、なんてことが起きてしまいます。
恋愛がうまくいくのは、楽しんでいる時、そしてリラックスしている時です。
恋愛に限らずですが、ものごとは力が入りすぎると上手くいかず、リラックスしている方が上手くいくのですね。
力が入りすぎれば、せっかく持っている実力以下しか発揮できなかったり、反対にリラックスしていると、実力以上の力が発揮できてしまうもの。
男性にとって「俺を手に入れよう」と頑張っている女性は、余裕のなさを感じさせますし、怖いです。
自分から「私を好きになって!私を選んで!」と近づいてくる女性に対しては、安っぽさを感じてしまいます。
恋愛で頑張りすぎるとどうなるかというと、相手の男性にたいして「よく見せなきゃ!」と思ってしまいます。
よく見せようとすればするほど、力が入りすぎて、本当のあなたの魅力が相手には伝わりません。
だから、うまくいかないのです。
反対に「どう思われてもいいや!」ぐらいにリラックスしている方が、好かれてしまいます。
そして男性が求める女性の居心地のよさは、その女性自身がリラックスしていることが条件です。
人が一緒にいて居心地がいいと感じるのは、リラックスしている人です。
力が入っている人と一緒にいてもリラックスできず、居心地のよさを感じません。
だから、「なんとかして彼を振り向かせないと!」と頑張れば頑張るほど、相手の男性にとって、居心地のよくない存在になってしまいます。
これは会っていない時だって、そう。
「どんなLINEをすれば、可愛いって思ってもらえるだろう?」「好きになってもらえるだろう?」と考えに考えてLINEをし、相手から思うような反応が得られないと、「嫌われたかも?」と不安にかられて、そこでやめときゃいいのに、また余計なLINEをしてしまったりします。
(そう、恋愛がうまくいかずにもがいていた、過去の私のことです)
男性にとって、リラックスしている女性、ゆるんでいる女性は魅力的です。
恋愛で頑張りたい気持ちもよくわかりますし、頑張らないとこの恋が終わってしまうのではないか、とか、なんだか物足りない気持ちになってしまうのかもしれません。
だけど、女性が頑張れば頑張るほど、男性の心は離れていきます。
一緒にいて疲れるから。
誰が好き好んで、一緒にいて疲れる女性に会いたいと思うでしょうか。
また、リラックスして、体と心がゆるんでいると隙間ができます。
こういう隙間が、いわゆるモテる女性の隙です。男性を惹きつける隙です。
「隙がある」と言うと、あまりよくない意味で使われる場合もありますが、そういう場合の隙は、心が弱っている時の隙です。
「寂しくて、寂しくて、とにかく彼氏がほしい!」というような物欲しげなオーラが、よくない意味での隙です。
人は頑張っているとき、体も心もカチンコチンです。
そうすると、男性が入る隙がないのはもちろんのこと、あなたを幸せに導く直感さえも降りてこなくなってしまいます。
いいアイディアというのは、リラックスしている時に降りてくるもの。
体も心もゆるませていると、素敵なお知らせがふとやってきたりします。
「彼を振り向かせたい!」と絶えず、うんうんと唸っていては、あなたの恋がうまくいく素敵なお知らせも、その硬い頭と心でシャットアウトしてしまうのですね。
さぁ、もっと肩の力をぬいてリラックスしましょう。
最近、道端に咲いている花をみて「綺麗だなぁ」と感じましたか?
こういった、花をみて「綺麗だなぁ」と感じることができる心の余裕は、持っていてほしいものです。
彼の心を手にいれることばかりに一生懸命になりすぎるのではなく、彼が愛したくなる隙をつくりましょう。
愛したくなる隙とは、そう、リラックスして自分らしくいるから生まれるものです。