引き寄せの法則という言葉にはじめて出会ったのは、フリーランスとして仕事をはじめた頃。社会人経験もあまりないままフリーランスになったので、もうずいぶんと前になります。
その頃は軽い気持ちで本を読み、なんとなく引き寄せの法則を実践していくうちに、すぐに仕事も順調となり夢も叶えていきました。
しかし恋愛は相変わらずのダメっぷりで、「そうだ、引き寄せの法則だ!」と思って再び本を買って、必死で実践していくも、思うようにはならず時はすぎ。
その後、諦めきれない恋をした私は、もう引き寄せの法則しかない!という思いで、また引き寄せの法則の本を手に取ったのでした。
そして、なぜ以前の恋愛では引き寄せの法則を実践しているのにうまくいかなかったのか、ということがわかりました。
それは・・・
自分をまったく受け入れていなかったから!
いま、大好きな人に愛されて幸せな毎日を過ごせているのは、自分を受け入れることができたというのが、ひとつの大きな要素だと思っています。
恋愛に効く!自分を受け入れる方法とは
さて、自分を受け入れるってどうすればいいと思いますか?
それは、自分を否定しないことなんです。
私が引き寄せの法則をつかっても恋愛がうまくいかなかった時、どこかにこんな気持ちがありました。
「彼氏がいない私は恥ずかしい」という気持ちです。
これって、思いっきり自分を否定していますよね?
そうなんです、私は自分を否定していました。
いま恋愛がうまくいっていない方は、この時の私のように、どこかで「私は恥ずかしい」という思いをもっていたりはしないでしょうか?
たとえば・・・
「この歳で結婚していない私は恥ずかしい」
「今まで誰とも付き合ったことがない私は恥ずかしい」
など。
「彼氏がいない私は恥ずかしい」と思っていた頃は、休日には予定が入っているフリをしたりと、さんざん自分を否定して過ごしていたのです。
なぜ自分を否定するのはよくないのか?
自分を否定するということは、つまり自分はダメと思っているということです。
いくら顕在意識ではポジティブを装っていても、潜在意識で、そんな風に自分をダメだと思っていれば、当然そんな現実を引き寄せてしまいます。
引き寄せの法則が働くのは、顕在意識ではなく潜在意識だからです。
潜在意識で自分は恥ずかしい、自分はダメだ、と思っていれば、ダメな自分という現実が続くだけなんです。
そして、潜在意識のさらに奥にある深層意識では、人の意識はすべて繋がっています。
だから、自分で自分のことをどう思っているかが、まわりの人間関係に影響を与えます。
自分のことを受け入れられれば、ちゃんと受け入れてくれる相手が現れる、ということです。
そもそも、自分で自分のことをダメだと思っているのに、好きな人を相手に堂々とできません。
もしあなたがなにかの販売員だとして「私はこの商品好きじゃないんだよな〜。あんまりよくないんだよね〜。」なんて思っている商品を、お客さんに販売できますか?
「この商品は本当に素晴らし!私はこの商品が好きでたまらない!」という感情が、お客さんを動かすものですよね。
感情も否定しない
自分を受け入れるとは、自分の感情も否定しないということです。
引き寄せの法則では「いい気分」でいることが大切だし、むしろそだけでOK!です。
しかし、私が引き寄せの法則をつかっても恋愛がうまくいかなかった時は、「ネガティブな感情はダメだ!」と、無理やりポジティブを装っていました。
これもやっぱり、自分を否定しているんです。
「こんな感情になる私はダメだ!」って。
ネガティブな感情を感じたら、ちゃんとその感情を受け入れて、それを長引かせなければいいだけなんです。
そのあと、また「いい気分」「心地いい気分」になればいい。
不思議なもので、ちゃんと感情を受け入れると、そのうちネガティブな感情ってなくなっていくものなんですよね。
そうすると、残るのは「いい気分」だけです。
はじめのうちは、あまりにネガティブな感情を感じると、その感情と同じようなことを引き寄せてしまうんじゃないかって怖かったですが、「どんな感情も受け入れる」をやってみても、そんなことはありませんでした。
むしろ、無理やりポジティブを装っていると、ずーっと潜在意識にはネガティブなものが残っているので、なおさら現実は変わりませんでした。
引き寄せの法則は、必死だと働かない!
リラックスしていると働く!
ネガティブな感情を、頑張って必死で抑えこんで、必死でいい気分になろう、ポジティブになろうとするのも、立派な自己否定です。
「人間だもん、そりゃネガティブにもなるよね」ぐらいに思って、一旦はちゃんと感情を受け入れるのが大切なんです。
自分を受け入れると変わる
自分が変わるから、周りの人も変わり、現実も変わっていきます。
自分を受け入れるとは、自分に自信がもてるということですし、反対に、自分を受け入れられなければ、ずーっと自分に自信がもてないままです。
自信とは、文字通り、自分を信じることができるということ。
自分を信じられるって最強です。
「私は私でいいんだ」と自分を信じることができると、恋愛だけでなく、人生そのものがいい方向へ変わっていきます。