私も恋愛への執着が強いときは、恋愛風水にどハマりしていました。
玄関を綺麗にする、トイレを掃除する、東南には花を飾る、寝室にはピンクを…。
結果、恋愛に効果があったかというと、そうでもない。
その理由は、自分が住んでいて全然居心地のいい部屋ではなかったからです。
ベッド周りがピンクばかりで、風水に懲りすぎたばかりに部屋の家具の配置がなんだかちぐはぐになり…全然お気に入りの部屋ではなかった。
寝室に関していえば、どれだけ心地よく眠れるかが本当に重要です。
恋愛風水より心地のいい部屋にする方が効果あり
私がたどりついた結論は、恋愛風水を重視するより、自分の好きなものに囲まれて、居心地のいい部屋にすることのほうが、よっぽど効果があるということです。
たとえば玄関を綺麗にするとか、トイレ掃除をする、窓を磨く、なんてのは自分が気持ちいいですよね?
また、植物を置くことで緑が増えて気持ちよくなるとか、そういった自分が気持ちよくなるものは、どんどん取り入れますが、
ここにピンクを置かなきゃいけない!とか、八角形の鏡を飾るといいよ、なんてのはやらない。
とはいうものの、すごく素敵な八角形の鏡があって、それを心底気に入ったのなら買う。
風水的にはこっちだけど、私がほしいのはこっち!という場合は、自分が本当にほしいものを選びます。
要するに、自分の「好き」を一番大切にしています。
これは潜在意識のことなどをたくさん、たくさん勉強して行きたついたことで、自分がどれだけ信じられるか、なんです。
恋愛風水を心底信じきって「なんか恋愛運よくなりそう!」とか「うん、なんか運気があがりそう!」ってルンルンできるのなら取り入れると、きっと効果があるのでしょう。
しかし、そうでないなら断然、自分の好きなように部屋づくりした方がいい。
思い込みが(信じきっていることが)現実になっていくからです。
実際、幸せそうな恋愛をしている、幸せそうな家庭を築いている人の家を見ても、ピンクだらけ、なんてことはありませんよね。
部屋は恋愛にも大切なセルフイメージにつながる
まず、部屋にものが多くてごちゃごちゃしていると、視界に入るものが多くなり、それだけ脳が処理するものが増えてしまいます。
つまり脳はたくさんエネルギーを使うことになるので、疲れやすくなるし、なんだかモヤモヤします。
だから部屋にはものを少なくした方がいいし、ある程度片付いている方がいい。
そして、自分がふだん過ごす部屋は自分のセルフイメージにつながります。
ほこりだらけの部屋に住んでいれば「私は、このほこりだらけの部屋にふさわしい人間だ」というセルフイメージが出来上がるし、
綺麗に片付いている部屋なら「私は、この綺麗に片付いている部屋にふさわしい人間だ」というセルフイメージが出来上がります。
そして人は、セルフイメージ通りの人になろうとするし、恋愛はセルフイメージがとっても重要な鍵を握っています。
私は愛される価値のある人間だ!というセルフイメージをもっている女性と、私は愛されない人間だ!というセルフイメージをもっている女性では、
恋愛がうまくいきやすいのは、当然、前者です。
「私は愛されない」と思い込んでいると、無意識に「彼氏ができない」ような行動をとってしまったり、彼氏に愛されない行動をとってしまう。
「愛されない」を現実のものにしようとするから。
このようにセルフイメージは無意識に行動と結びついてしまうので、「私は価値のある人間だ」と思える部屋、つまり片付いていて心地のいい部屋のほうが、セルフイメージは上がるし、
セルフイメージが上がれば当然、行動も違ってくるのですね。
私自身の経験から、部屋が片付いている女性は彼氏ができやすいというのを実感しています。以下のリンクの記事を読んでいただくとわかりますが、かなりの確率で、部屋が片付いている女性は恋愛もうまくいきやすいです。
心地のいい部屋づくりで恋愛がうまくいく
恋愛で大切なこと、それは自分を好きになること。
そして、自分を好きになる方法のひとつが、自分の「好き」に囲まれていることなんですね。
好きでもないのに、「これは風水にいいから」と部屋において、なんだか心がザワザワするぐらいなら、自分の好きなものを置いた方がいい!
自分の「好き」や「心地いい」を選択していくと、自分を好きになるんです。
反対に「こうした方がいい」で選ぶクセがついていたり、我慢が増えていくと、なかなか自分を好きになれない。
自分の本心をほったらかしにしているからですね。
こんまりこと、近藤麻理恵さんは「ときめくもの」だけ残すとおっしゃっていますが、自分が大切なものだけに囲まれることで、自分の大切なものに気づくことができます。
恋愛風水を取り入れるなら「ときめき」を大切に
恋愛風水を取り入れて安心感を感じたり「運気があがりそう!」「恋愛がうまくいきそう」なんてときめくことができるのなら、取り入れる。
しかし反対に、「どうもしっくり来ない」というのなら、自分が居心地のいい部屋を採用する。
人は視覚からの情報に影響を受けやすいので、毎日「なんだかしっくり来ない」ものを見るより、心がときめくものを見るほうが、感情にもいい影響を与えるし、感情が違えば行動も違ってきます。
なにより大切なのは、自分の感情です。
感情が自分の正解を知っています。