「彼氏に会える!」と楽しみにしていたのに、前日、または当日に一通のLINEが届く。
「ごめん、明日行けなくなった」
いわゆるドタキャンです。
女性は、デートの日にあわせてコンディションを整えたりもするので、それもまた「せっかく準備したのに!」と怒れてくる原因ですよね。
私もデート前にエステに行く、なんて可愛らしいことをやっていたので、エステを受けながら「明日ドタキャンされたらどうしよう」なんて思っていたものです。
さて、悩むのは、彼氏からデートをドタキャンされた時になんて返信をするかです。
本当はものすごく怒っている!
だけど、このまま怒りをぶつけたくはない、だけど怒っていることに気づいてほしい…。
などという葛藤がはじまるのですね。
ドタキャンされるような女になっていませんか?
さて、ひとくちにドタキャンと言っても、それが常習であるのか、そうでないのかで全然違ってきます。
常習であれば、あなたの優先順位が低く、舐められています。
だって、あなたは大好きな彼氏とのデートをドタキャンなんてしないでしょう?
のっ引きならない事情があれば仕方がなくドタキャンするかもしれないけれど、なんなら先約をキャンセルしてまで彼氏に会いたかったりするでしょう?
それは、あなたの中で彼氏の優先順位が高いからですね。
なぜ彼氏にドタキャンされるような女になってしまうのか、その理由は、彼氏に「嫌われたくない」という姿勢で恋愛をしているからです。
つまり、彼氏に好かれている自信がなく、彼氏を自分より上の立場にもっていっています。
会社で言えば、社長と部下のようなもの。
ワンマンな社長なら、社長の一存で裏が表ぐらいにコトがひっくり返ったりするでしょう?
恋愛はお互いに対等でいるのは鉄則で、下にいるほうはどうしても立場が弱くなります。
そして往往にして、自信のない女性は、勝手に自分を下の立場にもっていきます。
「嫌われたくない」という思いが強ければ、彼氏にドタキャンされるたびに、理解のある女の「フリ」をした返信をしていたのかもしれません。
「好かれている」自信がなければ、彼氏からドタキャンされることで「あー、やっぱり私は好かれていなんだ」という事実を突きつけられたように感じ、怒りにまかせて「怒ってます」が伝わる返信をしてしまっていたのかもしれません。
だから、ドタキャンされる女になってしまう。
結局大切なのは、どういうマインドで返信をしているか、なんです。
その根っこにあるマインドが、返信に反映されてしまうから。
男性だって、魅力ある女性に恋をしたいもの!
魅力ある女性に会いたいもの!
自分で勝手に自分の魅力を下げることなんてせず、そもそものところで、彼氏とは堂々と対等になること!
恋愛こじらせ女子のドタキャンされた時の返信とは?
私が、彼にかつて片思いをしていたとき、やっぱりドタキャンをされたことがありました。
その時はまだ恋愛こじらせ女子だったので、ものすごく冷たく、完全に「怒ってます」というのが伝わるような返信をしたんです。
なぜなら「好かれている」という自信がなかったから。
「私のこと、どうでもいいんだ。私に会いたくないんだ」という事実を突きつけられた気がして、怒りにまかせて、冷たい返信をしてしまったのですね。
ひと言「わかった」とだけ。
それからは彼からフォローのLINEが来るはずはなく…。
恋愛こじらせ女子は、自分の気持ちしか考えないし、自分のことしか考えません。(私がそうだった!)
彼氏の事情や気持ちにまで思いやることをしないのですね(私はまったくしていなかった…)。
どういう返信をすれば「嫌われないだろう」「好かれるだろう」「怒っていることに気づいてもらえるだろう」など、自分のことで精一杯なんです。
もちろんドタキャンされるのは悲しいけれど、少しぐらい相手の事情にも思いを馳せてみるのが思いやりというもの。
たとえば、あなたが仕方なくイベントの参加をキャンセルしたとき、主催者側から「そういうの困るんです!」って怒りに任せた返信がきたら嫌でしょう?
そりゃドタキャンした自分も悪いけど、こっちにも事情があるし、この人自分のことしか考えてないんだな!て思っちゃうでしょう?
愛され女子のドタキャンされた時の返信とは?
私が晴れて愛され女子になれてから、彼氏にドタキャンされた時がありました。
自分でもマインドの変化にびっくりしたのでよく覚えているのですが、彼からドタキャンのLINEが届いたとき、
それほどショックではなかった。
もちろん彼のことは大好きなんだけど、そこには「愛されている」自信があるから、というのをものすごく客観的に理解しました。
むしろ「私のために仕事頑張ってくれてるんだな」ぐらいに思えた自分に、本当にびっくりしたものです。
とは言うものの、私だって彼に会うのを楽しみにしていたし、ネイルも綺麗にしていたしで、やっぱり「残念だなぁ…」とテンションが下がるワケです。
そして、なんて返信をしようと考えた結果が、コレ。
まず「そっかぁ、残念」と残念だと思っていることを素直に伝える。
つづけて、「じゃあまた違う日にしよう!」+可愛いスタンプ
というシンプルな返信でした。
そして、せっかくネイルも綺麗にしたし「素敵なレストランでおいしいランチでも食べよ〜」と切り替えられたんです。
ドタキャンされた時の返信はシンプルがいい、と私は思っています。
あまりに「それじゃあ仕方がないよね。なんとかかんとか…」と長い文章を送ってしまうと、なおさら相手に罪悪感を与えてしまい、相手はつぎ誘いづらくなるんです。
ドタキャンする人って、普通なら、やっぱり罪悪感を感じているものです。
(ドタキャンして罪悪感を感じないような人は、相手にしなくていい!)
そこをヘンに理解あるフリをすると、さらに罪悪感を与えてしまうんですね。
結局、彼からは改めて謝りのLINEとともに代わりの日の提案が来て、私は全然怒ってなかったので「次会ったとき、何してもらおうかな〜♡」なんて、ユーモアたっぷりに返信しました。
ユーモア=余裕。
恋愛で忘れていけないものは、余裕です。
男性は余裕のある女性に惹かれるのです。
彼氏にドタキャンされた時の返信の正解はコレ!
これまで書いてきたように、彼氏からドタキャンされた時は、根っこにあるマインドで返信が変わってきます。
なので、「好かれてる」自信のないAさんと、愛されている自信のあるBさんが、同じ文章で返信をしたところで、
お互いの彼氏からの反応は違うものになるでしょう。
文章には「思い」が乗っかっているし、それを相手は感じ取るからです。
あなたも、自分のことをしつこく追いかけてくる男性からのLINEと、自分が好きな(追いかけている)男性からLINEって、同じような文章でも、乗っかっている思いが全然違うのを感じちゃうでしょう?
しつこく追いかけてくる男性からは「おはよう」のひと言にも、重たさを感じたりするでしょう?
そういうものなのです。
なので、彼氏にドタキャンされた時の返信の正解は、コレです。
「どういう返信をすれば、私が心地よくいられるか」です。
私が彼に「じゃあまた違う日にしよう!」+可愛いスタンプで返信をしたとき、こう返信するのが一番心地よかったんです。
悶々と怒りをおさえるより、ひとことビジッと言う方が心地いいのなら、そうする。
だけど、怒るより、シンプルに許す方が心地いいなら、許す。
「こういう返信をしたらどう思われるだろう?」ではなくて、自分が心地よくなる返信をするんです。
もちろんドタキャンされていい気はしないかもしれませんが、その中でも、自分が一番心地よくなる返信が、あなたにとっての正解なんです。
そうじゃないと、彼氏から期待している反応が得られないと後悔するから。
「あー、怒ったのまずかったかな」
「また理解ある女のフリをしてしまった」
って。
正解を探そすということは、「結果」を期待しているワケです。
彼氏からこういう反応がほしい!という結果です。
・もうドタキャンしないようにさせたい
・次の予定を決めてほしい
などなど。
しかし、たとえばネットで「こう書いてあったから」と、自分の思いと反対のことを書いて返信しても、それで、彼氏が期待通りの行動をしてくれるとは限りません。
そすると、ただただ後悔します。
だから、彼氏から「こういう反応がほしい」と期待して返信するのではなく、自分がどう返信すれば心地いいのかを優先するんですね。
ドタキャンされた時に限らずですが、こうすれば彼氏に「嫌われないだろう」などと考えながらやっても、やっぱり根っこにあるのが「嫌われたくない」だから、二人の関係性は変わりません!
そうではなく、自分はどうしたいか、自分が心地いい方を選ぶようにするといいんですね。