彼氏に嫌われたくなくて本音を言えない。私もそうでした。
彼氏に嫌われたくないから本音を言えないんだけれど、本音を言えない恋愛って、最初はよくてもだんだん苦しくなってくる。
嫌われるのも苦しいけれど、本音を言えないのも苦しい。
ここでお伝えしたいのは、本音を言っても嫌われない、ということです。
あなたの大好きな人があなたに本音を伝えたところで、嫌いにはならないのではないでしょうか?
むしろ、本音を話してくれなくて我慢していたり、無理をしているのは嫌じゃないですか?
本音を話しても嫌われない
本音の内容にももちろんよりますし、たとえば相手を深く傷つけるようなことであれば、嫌われないとは限りません。
しかし、たいていのことなら、本音を言ったところで嫌われることはありません。
少なくとも相手が彼氏であるなら、好きで付き合っているはずです。ちょっとやそっとのことで嫌いになんてなるはずがありません。
そんな風に思ってしまうのは、自分に自信がないから。そもそも彼氏に好かれている自信がないからです。
だから、本音を言える、言えないと悩むより以前に、自分に自信をもつ必要があります。
私が本音を言えるようになったのも、「本音を言ったぐらいで嫌われるはずがない」と思えるようになったからです。
愛され女子を見ていると、みんな自分の気持ちに素直で、悪く言えば自分勝手だったりします。しかし、少しぐらい自分勝手な女性のほうが愛されてしまうもの。
「こんなこと言ったぐらいで、私たちの関係は壊れないよね」と信じているのです。だから嫌われることはありません。
本音を言わなくてはいけないわけではない
人間は、誰かと向き合うときに、すべて本音を話しているわけではありません。
相手を傷つけないようにオブラートに包んだり、自分をよく見せるために思っていることとは反対のことを言ったりするものです。
本音を言えないのが辛いなら本音を言うべきであって、「本音で向き合わなきゃ」と思うと、やっぱり苦しくなります。
また、恋愛は自分のことをしか考えていないと、うまくいかなくなります。
私も恋愛をこじらせていたときは自分のことしか考えていなくて、嫌われたくないくせに、本音を言えなくて察してほしがり、察してくれなくて不機嫌になったものです。
まるで相手のことを考えていないですよね。
むしろ本音を言わずに察してほしがる方が、嫌われます。というか、男性が面倒だと思うのは、彼女が何を考えているかわからないからです。
どうしていいか答えがわからないことを面倒だと思います。
本音を言えるのは相手を信頼している証
嫌われたくなくて本音を言えないのなら、こう考えてみてください。
本音を言えるのは相手を信頼している証拠であると。
「こう考えてみてください」と書きましたが、実際に、そうなんです。本音を言えるのは、相手を信頼しているからなんです。
たいして仲のよくない相手、仲良くなりたいとも思わない相手には、上っ面なことだけ話すでしょう?
男性は「俺って信頼されている」というのを、とても大切にします。だから、俺を信頼してくれて本音を話してくれるのなら、むしろ大歓迎なんです。
それを、不満をぶつけるように伝えてしまったり、相手を責めるように伝えてしまうから、「本音」を言っているのではなく、ただの批判のように伝わってしまうのです。
よく言われるように、相手に何かを伝えるときは、主語を「私は」にして伝えるのが鉄則です。
「あなたのそういうところが嫌」ではなくて「私はこうしてくれると嬉しい」ということですね。
仲良くなるために本音を伝える
嫌われたくないから本音を言えないのではなく、二人がもっと仲良くなるため、より関係を深めていくために本音を伝える。
本音を言えない関係って、他にも代わりのきく関係になってしまいます。
彼氏が、あなたの他に本音をズバズバ話せる相手がいたら、それが女性だったら、ものすごく嫌でしょう?
これは彼氏だって同じです。
彼女が他の人には本音でズバズバ話しができるのに、俺には本音を言ってくれないとなると、やっぱり「俺って信頼されていないんだ」と思います。
親しき中にも礼儀ありで、何でもかんでも言いあえるより、思いやりは持っていたいところですが、少なくとも、嫌われたくないからと本音を言えない関係では、発展していきません。
少しずつでもいいので、もっと仲良くなるために、本音を言える関係を目指してみてはいかがでしょうか。