究極のところ、その人の本当の気持ちは、本人にしかわかりません。
何を考え、何を思っているのかは、本人以外にはわからないのです。
だから、人を信頼するのは、簡単じゃないんです。
だけど、女性が男性から「大切にされたい」と思うのと同じぐらい、男性は女性から「信頼されたい」と思っています。
彼女からの信頼がなければ、別れを考えてしまうのが、男性なのです。
「私が好きになった人だもの、全面的に信頼する!」
そう自分で決めるしか方法はないのですが、
反対にもし、あなたが大好きな彼氏からまーったく信頼されなかったら、どうでしょうか?
まだラブラブなうちは、彼氏がヤキモチを妬いてくれることに愛情を感じて、嬉しくなるかもしれません。
「ヤキモチやいてるの?可愛いなぁ」って喜ぶかもしれません。
しかし、ずーっと
「今日、遅かったけど本当に残業なの?」
「明日なんで会えないの?だれか男と会うの?」
「最近LINEよく来るね。誰?」
なんて、彼氏から言われていたら、どうですか?
「いや、本当に残業してたのに。なんで信じてくれないんだろう」
「明日は友達と買い物に行くだけなのに。なんで信じてくれないんだろう」
「LINEだって、そりゃ来るよ!!職場の人だよ!!」
と、彼氏が信頼してくれないことに悲しくなるのではないでしょうか?
そして、「なんにもしてないのに信頼してくれないなんて、私はどうしようもないじゃない!」という気持ちになるのではないでしょうか。
あなたは、直接彼氏に「本当に残業なの?」とか「明日は誰に会うの?」と聞いていないかもしれません。
だけど、彼氏を信頼できずに不安を抱えていると、そんなものは態度に表れてしまいます。
そうすると当然、彼氏は、
「なんにもしてないのに信頼してくれないなんて、俺はどうしたらいいんだ!」となります。
自分がされて嫌なことは、彼氏にもしないこと。
自分が信頼されないと嫌な気持ちになるのなら、彼氏を信頼してあげること!
あなたが、彼氏を信頼できないと思っているように、反対に「彼氏に信頼されていない」と悩む女性もいるんです。
私は、「自分が彼氏を信頼できない」より、「彼氏に信頼されていない」方が、よっぽど嫌です。
彼氏を信頼できないのは、自分の問題である場合が多いからです。
自分の問題なら、自分でどうにかできます。
彼氏を信頼できない女性は、仮に自分が新垣結衣さんであっても、彼氏を信頼できずに不安になります。
だけど、これは彼氏がどうするじゃなくて、自分でどうにかしないといけないことですし、どうにかするしかありません。
しかし、彼氏に信頼されていないのは、彼氏の問題です。
彼氏に信頼してもらうしか、ないのです。
さて、あなたには、お腹が空いた時に「とりあえずココに行けば間違いない!」というお店がありますか?
私は、ちょっとコーヒーが飲みたいなぁと思った時に、「スタバに行けば間違いない!」と思っています。
これは、「スタバを信頼している」ということです。
スタバのコーヒーは美味しいし、店員さんの接客も好感がもてるし、空間も居心地がいいし・・・。
スタバへ行く時に、
「今日、スタバのコーヒーが美味しくなかったらどうしよう」なんて、疑ったことはありません。
「今日、店員さん、めっちゃ機嫌悪かったらどうしよう?」なんて、疑ったことはありません。
(唯一気にかけるとしたら、「スタバ混んでるかなぁ〜」ぐらいです。)
信頼するとは、こういうことなんですね。
「彼氏が他の女性を好きになったらどうしよう」
「彼氏が女性と会ってたらどうしよう」
と疑うのではなく、
「スタバなら間違いない!」ように、「彼なら絶対に大丈夫!」なんですね。
「スタバに行ったら美味しいコーヒーが飲めて、心地のいい時間が過ごせる♡」と思い込んでいるように、「彼氏と一緒ならどんなことがあっても大丈夫♡二人でずーっと仲良くいられる!」なんですね。