彼氏が優しくないから別れようか迷っている。
だけど大好き。
第三者から見れば「優しくないのになんで大好きなの?」「優しくない彼氏なんて別れればいいのに」と思ってしまいますが、恋愛とはそういうものですよね。
相手に特別な感情が出来上がってしまっているから、そう簡単には別れを決断できないものです。
何かをはじめるより、やめるときの方が勇気がいるのです。
今回は、彼氏が優しくないから別れようか迷っている!だけど大好き!彼氏が優しくなってくれたらいいのに!という方にむけて、彼氏が優しくなる方法をご紹介していこうと思います。
男性は好きな女性に優しくしたい生き物
そもそも男性は、好きな女性には優しくしたい生き物です。
男性は「かっこいい俺」が原動力となって動くので、男性にとって「好きな女性に優しい俺ってかっこいい!」なんです。
男性にとって好きな女性は守るべき存在であり、優しくすべきそんざいなんですね。
それなのに彼氏が優しくないのだとしたら、もしかしたら女性のほうに原因があるのかもしれません。
恋愛は相手を変えようとしても難しく、自分が変われば相手が変わるということはものすごくよくあること。
男性だって恋愛はパワーになります。
守りたい、優しくしたい、そんな大好きな女性がいることは仕事を頑張るエネルギーにだってなるし、彼女にはそういう存在でいてほしいのです。
彼氏が優しくないのは、彼氏にとってそういう存在ではなくなったことが考えられますし、今からでもそういう存在にはなれます。
彼氏があなたに優しくない理由
彼氏が優しくなる方法をご紹介するまえに、彼氏が優しくない理由を書いていきます。
【1】彼氏の優しさを受け取ってこなかった
彼氏があなたに優しくない一つ目の理由は、彼氏の優しさを受け取ってこなかったからです。
男性は根っこに「女性には優しくするものだ」という思いがインプットされているので、彼氏はあなたに優しくしていたはずなんです。
しかし女性のほうが、その優しさを受け取らずに
「なんで週末会えないの?」
「今週も会えないの?」
「返信ぐらいしてよ!」
などと責めてしまう。
そうすると彼氏は優しくするのをやめます。
あなたが職場で毎日、率先して片付けをしていたとしましょう。
しかしある日、職場の人たちから「○○さん、これも片付けといて!」とか「○○さん、納品書どこにしまったの?わからなくて困るんだけど!」
なんて言われたら、もう絶対に自分から片付けなんてしてやるものか!って思うでしょう?
片付けていることに感謝もされずに、挙げ句の果てに責められる!!
恋愛は自分のことしか考えていないと、相手のしていることが見えなくなってしまいます。
「彼氏が会ってくれないのが悪い」
「彼氏が返信してくれないのが悪い」
となるんですね。
私も過去の恋愛では、自分の「してほしい」ことをしてくれないことを責め、彼氏の優しさを受け取らずにいました。
そしてだんだん、彼氏が会ってくれなくなりましたし、優しくなくなりもしました。
そりゃそうですよね、会うたびに責められるんだもの。
あなたも職場で毎日のように責められたら、行きたくなくなるでしょう?
【2】彼氏を「優しくない」と思って見ている
彼氏を「優しくない人だ」と思って見ているから、彼氏は優しくない。
人には貼られたレッテルの通りになろうとする心理があり、たとえばAくんから「○○さんって品があるよね」なんて言われたら、Aくんの前では「品がある自分でいよう」と無意識に思うようになります。
これは言葉にしなくても同じで「あの人は仕事ができない人だ」と思って誰かのことを扱っていると、その人はどんどん仕事ができなくなるし、
彼氏は頼りない人だと思って扱っていると、どんどん頼りなくなっていきます。
同じように「彼氏は優しくない」と思って見ていると、彼氏は「俺は彼女に優しくない人間なんだ」と思って行動するようになります。
と同時に、人の脳は自分が見たいものしか見えないので「彼氏は優しくない」と思っていると、彼氏の優しくない部分ばかりが目につき、ますます優しさを受け取れなくなります。
よくある実験ですが、今まわりを見渡して「赤いもの」がいくつあるか数えてみてください。
さて、いくつありましたか?
それでは目を閉じて思い出してください、周りには「緑色のもの」はいくつありましたか?
どうですか?緑色のものなんて目に入らなかったのではないでしょうか?
脳は「赤いもの」を見るようになっていたので、「緑色のもの」が見えなかったのです。
【3】惚れた弱みにつけ込まれている
彼氏が優しくないのは、女性のほうが彼氏を大好きすぎて、惚れた弱みにつけこまれている場合もあります。
男性は好きな女性に優しくしたいと思っています。
しかし女性のほうが彼氏にゾッコンだと、彼氏は女性にゾッコンになれません。
つまり彼氏の、「あなたを愛したい気持ちを奪ってしまっている」んですね。
彼氏がなんだかそっけない、冷たい。
女性側がそう感じているだけの場合もありますが、彼氏が「俺に愛させてくれー!」という気持ちがそっけなさや冷たさに現れる場合もあります。
恋愛はどちらか一方だけが大好きすぎるとうまくいきません。
温度差があると、低いほうは冷める一方になります。
彼氏が優しくなる方法とは?
それではこれから、彼氏が優しくなる方法をご紹介していきますね。
【1】彼氏の優しさに気づいて受け取る
彼氏を「優しくない人」だと思って見るのではなく「優しい人」だと思って見てみる。
自分の欲求を満たすことばかりを考えず、彼氏がしてくれる優しさに気づくことからはじめてください。
どうしても見つからないのなら、小さなお願い事をして、それを彼氏に叶えてもらいましょう。
彼氏が叶えてくれたら「ありがとう」と喜んで受け取ります。
これを何度か繰り返すうちに、彼氏はだんだん優しくなってくるでしょう。
【2】彼氏に「優しい人」のレッテルを貼る
人は自分が貼られたレッテルどおりに行動しようとしますが、それを「ラベリング理論」と言います。
私はこの理論を知る前から「いつも優しくしてくれてありがとう」とか「いつも助けてくれてありがとう」と伝えていたのですが、
「優しくしてくれてありがとう」と伝えると、ますます優しい人になっていきます。
あまりに彼氏との関係が冷え切っているときに伝えても当てつけに受け取られてしまいますので、女性側が彼氏を責めるのをやめ、彼氏が少しずつ優しさを発揮してくれるようになったら、ぜひ伝えてみてください。
じつは私が彼に「いつも助けてくれてありがとう」と伝えたとき、「俺、なにも助けてないよ?」って言われたんです(LINEで言われたと思います)。
だけど、その後からは何かにつけて助けてくれるようになりました。
【3】凛とした態度をとる
彼氏から大切にされる女性は、自分のことを大切にしている女性です。
自分で自分を大切にしていない女性は、彼氏から「大切にしなくていい存在」だと思われぞんざいに扱われるようになります。
彼氏がちっとも優しくない!別れを考えるレベルまで優しくないのだとしたら、ここは凛とした態度をとるべきです。
自分を大切にするとは、自分を大切にしてくれない相手から離れるということ。
あなたのことを大切にしない彼氏、優しくしない彼氏にたいして「これからもそんな態度なら、私はもう別れます」と決意するんです。
実際にこれを口に出して言わなくてもよくて、あなたが毅然とした態度でいること。
彼氏が優しくないのは「優しくしなくても、彼女は離れていかないだろう」と思っているからです。
彼女のことを「そう扱ってもいい」存在だと思っているからです。
だから「私は、そんな態度を許しません」と決める。
優しくしてくれない彼氏に媚びたり、好かれようとしたり、優しくしてくれないのに構おうとするから、関係は変わりません。
優しくしてくれない彼氏を責めず、構おうとせず、好かれようとせず、ただ距離を置く。
彼氏だって本当は優しくしたいし、彼女には優しくしたくなる存在でいてほしい。
今のあなたが、彼氏にそういう存在ではなくなってしまっているのです。
もう一度彼氏に、あなたに恋をさせてあげてください。