愛されない恋愛をしていた頃、私は彼氏への不満でいっぱいでした。ざっと思い出せたものだけでも、以下のようなものがあります。
・休みなのに私には会おうとしない
・いつも家や近所のお店ばかり
・「好き」と言ってくれない
・一緒にいるのにテレビに夢中
・私より友達を優先する
・私より趣味を優先する
・私からばかり連絡している
不満を伝えれば「めんどくさい」思われるだろうと、嫌われるのが怖くて言えず、そっけない返信をしたり、どうにかして不満をわかってもらおうとしていました。
しかし、そんな気持ちは伝わるはずもなく、そっけない態度を取ればとるほど、彼氏はこちらを相手にしなくなります。
そりゃそうです、なんか不機嫌そうな彼女に連絡したい男性はいません。
そして結局、不満が爆発して思ってもいないことを言ってしまうのです。
「もう連絡するのはやめよう」
「しばらく会いたくない」
なんて。
しかし、愛される恋愛ができるようになって、そりゃ小さな不満はあっても大したことではなく、恋愛を拗らせていた頃のような彼氏に対する不満はなくなりました。
と言うのも、女性が彼氏にたいして抱く不満は、根っこをたどると「彼氏に大切にされていない」と感じることが理由だからです。
彼氏への不満の多くは「大切にされていない」と感じるのが根本的な理由
女性が彼氏に抱える不満にはさまざまなものがあります。
しかし、不満の内容はさまざまでも、根っこにあるのは同じで、「彼氏に大切にされていない」と感じることが原因です。
連絡頻度が少ないのも、いつも同じデートなのも、一緒にいるときにスマホばかり見ているのも、「私は大切にされていない」と感じるからです。
男性が彼女に抱える不満にも「大切にされていない」と感じることが原因のものはありますが、男性の場合は「自由にしてくれない」など、「信頼されていない」と感じることが原因であることが多いように思います。
彼氏への不満が爆発しそうになったら
彼氏への不満が爆発する前に、まだまだやれることはあります。それは、自分を大切にすることです。
綺麗事でもなんでもなく、やっぱりこれしかない。
大切にしてくれない彼氏にたいして「私を大切にして」と言ったところで、人はそう簡単に変わりません。
「大切にしたい」と思う彼女であれば、男性だって大切にするけれど、そうじゃないから、そうなっています。
恋愛は相手をどうにかしようとすると悩みが深まるばかりで、どんどん拗れていきます。変えられるのは自分だけだと肝に銘じておくと、恋愛は拗れることはありません。
男性は、自分を大切にしていない女性を、大切にしたいとは思いません。
自分のことはそっちのけで、彼氏のことばかり考えているなら、彼氏だってそんなことに気づいているはずでで、彼氏のことばかり考えているのは、彼氏のことが大切だからではなく、自分を大切にしていないからであり、自分を放ったらかしにしていることとイコールなのです。
だから、彼女が自分自身のことを大切にしていないことは、彼氏もわかっており、そういう女性には残念ながら魅力を感じないのです。
自分を大切にするとは、自分のことをちゃんと考えてあげることであり、気にかけてあげること。
恋愛は、彼氏のことを考える時間より、自分のことを考える時間が多くなると、うまくいってしまうものです。
これは、私がとても実感していることです。
自分を気にかけて「私はどうしたいだろう?」「私は今何がしたいだろう?」と、自分の気持ちを大切にしながら日々を過ごしていると、それが自分を大切にしていることに繋がります。
自分を大切にできるようになると、彼氏が大切にしてくれないことに対して「そんな彼氏はいいや」と思えるようになるんです。
そういう態度が、再び彼氏の心に火をつけます。このままでは彼女が離れていってしまう、と。
連絡がないからと拗ねた態度を取り、「もう連絡やめよう」と言いながら、ずっと連絡を待ち続ける、そんな態度とは真逆の態度ですよね。
彼氏に嫌われるのが怖かったり、彼氏が離れていくのが怖い状態では、できない態度です。
大切にしたいと思う彼女であれば、男性は、できる限り、彼女の望みを叶えてあげたいと思うようになります。
だから当然、不満もなくなります。
たとえ願いを叶えてくれなくても、ベースに「私は愛されている、大切にされている」という実感があるので、「大切にされていない」ことから生じる不満はなくなるのです。