仕事や趣味で忙しい彼氏が時間をつくってくれるようになった話

仕事や趣味で忙しい彼氏が時間をつくってくれるようになった話

以前おつきあいしていた彼氏のお話です。

(私がまだ、恋愛をこじらせていた頃のお話です。)

付き合った当初は、
平日でも3日連続で夜ご飯を一緒に食べるぐらい、
彼は私に会う時間をつくってくれていました。

だけど、
数ヶ月もすると盛り上がりはだんだんと落ち着き、

それでもまだ、
休日には楽しくデートをしていたのですが・・・

もともと彼は、
平日は夜遅くまで仕事をする人でした。

それを時間をつくって会ってくれていたので、
本当にありがたい話なのですが、

私はそれに感謝することもなかったように思います。

で、

「もっと会いたい!」
などと、のたまうわけですね。

(わたしも別れたくはなかったので、可愛らしく「もっと会いたい♡」と伝えていましたよ、一応!)

そうすると、そのうち、

休日は趣味の時間にあてたいからと、
休日も夜ごはんデートだけになったり、
そもそも休日に会えなくなることもありました。

(といっても、文章から想像するほど険悪な感じではありませんでしたが)

仕事が忙しく、休みの日は趣味のスポーツでストレスを発散させたかったのでしょう。

わたしでは、彼を癒すことができなかったのでしょう・・・。

(と、今のわたしなら、わかります・・・)

わたしも、趣味の時間は大切にしてほしいなぁとは思っていたし、仕事もがんばってほしいとは思っていました。

それよりなにより、
趣味や仕事に口出しをして、
嫌われたくない!

という思いもありました。

なので、会えないのは仕方がない、
と納得しようとしていました。

しかし!

会えないのはいいとして、

会ってくれないのは、
わたしのことが好きじゃないのかも、

という不安が大きかったんですね。

だって、
わたしなら、好きな人と会うのが最優先だったから。

その不安から、

「今週はいつ会えるの?」
「なんで会えないの?」

が、口癖のようになり、

わたしも、だんだんむなしくなっていったのです。

そんな状態から一転、

彼から、時間をつくってくれるようになりました!

(ここまで、長いお話ですみません・・・)

ほんと、今だからこそ、合点がいくのですが、

彼が時間をつくってくれなかった時、

たしかに、本当に忙しそうだったにもかかわらず、

わたしは、彼の時間も自由も奪おう、奪おうとしていました。

(わたしのことが好きなら、会いたいはず!って思っていたんですね。)

奪おう、奪おうとされると、奪われまいとするのが人間です。

グリム童話『北風と太陽』でも教訓として書かれているように、

奪おうとすれば、奪われまいとする。

で、彼がなんで時間をつくってくれるようになったかというと・・・

わたしが、

「今週はいつ会えるの?」
「なんで会えないの?」

を言わなくなったから。

自分がかわいそうに思えてきて、
「わたしも、休日は予定をいれて楽しくすごしてやる!」

って思ったんです。

そうやって、彼の時間も自由も奪おう、奪おうとするのをやめたら、

あっという間に、
彼が時間をつくってくれるようになりました。

なんとも、単純なお話!

そういえば、

少し話は変わりますが・・・

とある男性から、定期的にイベントのお誘いのLINEがきていた時期がありました。

毎回お断りをしていたのですが、
毎回断るのも、けっこう大変ですよね。

まぁ「参加できそうだったら来てね!」
みたいなニュアンスだったので、

そのうち返信をしなくなったのですが・・・

それでもお誘いLINEは来ていました。

しかしある時、

「必ず返信してください」
という一文がそえられていたんです。

なにー!

勝手にLINEを送ってきておいて、
返信を強要するだなんて!

なので、
「いけません。」
と一言だけ返信をし、

それで察したのか、お誘いLINEはこなくなりましたが、

「返信するしないって、わたしの自由じゃん!」
って思ったのを覚えています。

人って、自由を奪われようとすると、その相手を心理的にブロックしたくなるのだなぁと感じた瞬間でした。

とくに男性は自由を奪われるのが嫌いな人が多いですからね、

「仕事や趣味で彼氏がなかなか時間をつくってくれない!」

そんなときは、

彼の大切な時間や自由を奪おうとしないこと。

奪おうとしなければ、

仕事で疲れたときこそ、
ふと会いたくなる彼女でいられる、

そう思います。

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この記事を書いた人

男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。

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