好きな男性から「放っておけない!」なんて言われたら嬉しいですよね。
じつは私、彼と出会ってまだ数ヶ月ぐらいのころに言われたことがあるんです。
はじめて二人で長い時間話す機会があったときに「ハナさんって、なんか放っておけない感じがする」って。
そのあと追いかけすぎて音信不通にされましたが・・・最初は「放っておけない」なんて思ってくれていたんですよ(笑)。
それで、私がなぜ「放っておけない女」だったのかを考えてみたんです。
当時の私は、どんな女だったんだろう?って。
そして考えた結果、私はどんな女だったかというと・・・
・頑張っていた
・頼っていた
・素直だった
です。
私と彼は趣味の習い事の場所で知り合ったのですが、私、ド下手で。
でも上手になりたいと思って、ただひたむきに頑張っていました。
それで、どうしても上手くできないときには彼を頼り「こういう時、どうしたらいいんですかねぇ?」などと積極的に聞いていました。
その場で直接聞くこともあれば、LINEで聞くこともありました。
そして、彼からのアドバイスを素直に実行し「できるようになりましたー!」なんて嬉しさのあまりLINEで報告したりしていたんです。
まだ彼のことを「好きだ」ともそれほど思ってもいなくて、「彼とどうにかなりたい」という気持ちもなかったから、これだけ素直に行動できたんですよね。
この部分は、けっこう大きい。
「俺のこと好きにさせようとしているな?」なんて思われてしまっては、到底「放っておけない」なんて思えないもの。
私のベクトルが、彼ではなくて自分に向いていたのがよかったのでしょう。
男性が放っておけない女性って、自分が手をかけたくなる女性であり、手をかけている女性です。
ただ素直に俺を信頼して頼ってくれる。
男性にとって、これほど嬉しいことはありません。
そして「どうにかしてあげたい、力になってあげたい」という気持ちがふくらみ、それが「放っておけない」気持ちになります。
女性が勘違いしがちなのは、放っておけない女性=弱い女性、だということ。
ただ弱いだけの女性を放っておけない男性は、自分も弱いだけ。
自分の弱さや不甲斐なさに目を向けないで済むから。
女性が「あーこの男性魅力的だなぁ」なんて思う素敵な男性は、弱いだけの女性には惹かれません。
もちろん弱音を吐けないで溜め込んでしまうよりは、ほんとに「もうダメ」ってときは男性も弱音を吐いてほしいと思っています。
だけど、基本的にネガティブモードの女性は、男性にとってめんどくさいと感じるんです。
男性はネガティブに頼られても、嬉しくない!
人は頑張っている人に惹かれます。
私はNiZiUのオーディションからずーっと見ていましたが、多くの人の心を掴んだのは、彼女たちがものすんごく頑張っている様子に心を打たれたから、だと思います。
本当に頑張っている人は、応援したくなるものなんです。
放っておけない女性は弱い女性ではなくて、「頑張りたい」「もっと上手くなりたい」「もっとよくなりたい」と、前を向いている女性です。
ときには上手くいかなくてネガティブになっても、また前を向いて頑張る女性です。
ずーっと同じ場所にとどまっている女性ではなくて、成長していく女性なんですね。
先日、男友達が「最近、田中みな実が気になるんだよねー。放っておけない(笑)」と言っていました。
私はそんな風には見たことがなかったけれど、そう言われると、たしかに頑張ってる感じがして放っておけなくなると思えなくもない。
「私はこんなに頑張ってます」アピールは、それはそれで鬱陶しがられてしまうけれど、
「好きな人を振り向かせる、好かれる」ために恋愛を頑張るんじゃなくて、自分の人生にちゃんと向き合う。
「彼がいるなら、私は他になにもいらない!」ではなくて、仕事でも、もっと綺麗になることでも、趣味でも、やりたいことでも、彼以外に頑張りたいものを見つける。
そうやってひたむきに頑張っている女性が、放っておけない女性なんです。
「彼女の力になりたい、応援したい、近くで見守っていたい」と思うんですね。