「ギャップ萌え」なんて言葉もあるぐらい、ギャップって萌えるポイントであり、魅力を感じる大きなポイントのひとつです。
私もこれまでお付き合いをした彼氏に「私のどこが好きなの?」と聞くと、
「意外に古風なところ」
「意外にしっかりしてるところ」
「意外に頑張り屋さんなところ」
などと、「意外に」と言われることが多かったです。
そして、友達の彼氏や旦那さんに、「○○ちゃんのどこが好きなの?」って聞くと、
すごくサバサバしてるように見える女友達の彼氏は、「ああ見えて、頼ってくれるところ」という答えが返ってきたり、
一見すると女性らしく大人しそうな女友達の彼氏は、「じつはアクティブで行動力があって楽しい」だったりします。
そう、ギャップは魅力になるんです。
魅力を感じる女性のギャップとは?
それではさて、男性が思わず魅力を感じてしまう女性のギャップとは、どういったギャップでしょうか?
それは、いい意味で期待を裏切ってくれる、振り幅の大きいギャップです。
典型的なところで言えば、以下のようなギャップに魅力を感じます。
・見た目が派手なのに、料理ができる
・しっかりしてるようで、たまに天然
・大人しそうなのに、アクティブ
・クールに見えるのに、優しい
・すっごく美人なのに、気さく
つい最近も、「すごくしっかりしているのに、たまに天然なところがあるような女性が好き」と言っていた男性がいました。
たとえば、すごくしっかりしているのに、スマホと間違えて、エアコンのリモコンを持ってきてしまう女性。
こういう、可愛いドジをする女性にはキュンと来てしまうのだそう。
単純に、見た目のイメージと内面にギャップがあると、興味がわくんです。
そうして、どんどん、その女性のことを知りたくなり、いつしか好きになっている、なんてことがある。
とくに男性は興味を抱くことと「好き」が結びつきやすいんです。
しかし、いくら振り幅が大きいギャップと言っても、反対に、悪い意味で期待を裏切ってしまったら、恋心がしぼんでしまうことだって、ある。
・女性らしく見えるのに、がさつ
・人がよさそうに見えて、悪口が多い
・家庭的にみえて、部屋が汚い
・しっかりしているように見えて、自立してない
いかにも「がさつ」そうな女性の「がさつ」さより、一見すると女性らしい女性の「がさつ」の方が、与える印象が悪くなるんです。
「がさつ」に見えて、時折見せる女性らしい部分を見せる女性の方が魅力的だったりするんですね。
ギャップに魅力を感じるのは「ゲインロス効果」
以下の記事でも紹介しましたが、「ゲインロス効果」という言葉があります。
これは、マイナスとプラスの振り幅が大きくて、かつマイナスからプラスへの振り幅が大きいと、人の心にいい影響を与えるというものです。
つまり、ギャップに魅力を感じるのは、この「ゲインロス効果」が働くからなんですね。
だからもし、相手に悪い印象を与えてしまっても、ギャップにより挽回できてしまう、というワケです。
もちろん、婚活パーティーなどその場限りの出会いとなれば、第一印象がある程度よくないことには、次はありませんが、
そうでない場合には、第一印象がそれほどよくなくても、後からいくらでも挽回できるのですね。
魅力的なギャップのつくり方
ギャップに魅力を感じるのなら、効果的にギャップをつくれたらいいなぁ、ギャップってどうやってつくるんだろう?
と思うかもしれませんが、ギャップこそ「自然体」がとっても大切です。
なぜなら、「こう見えて、ああ見えて」の部分って、相手の主観だからです。
もちろん、「しっかりしている女性に見せよう」と自分の見せ方をコントロールすることはできますが、
「えっ、私ってそんな風に見えてたの?」と感じることってあるでしょう?
相手がどう感じるかは、相手次第なんです。
人って誰でも二面性は持っているもので、つまり自然体でいれば、おのずとギャップは出てくるもの。
そこを「よく思われたい」とか「よく見せなきゃ」と、自分をつくろうとすると、相手に魅力が伝わらなくなってしまうんですね。
本当の自分を隠そうとすればするほど、魅力も隠れてしまうし、よく見せようとするほど、マイナスのギャップが働きやすくなってしまいます。
俺だけが知っている「ギャップ」も魅力
男性が魅力を感じる女性のギャップに、俺だけが知っているギャップがあります。
俺だけが知っている「ギャップ」とは、俺だけに見せる「意外な一面」だったり、俺だけが知っている彼女の「可愛らしさ」、俺だけが知っている彼女の「いいところ」だったりします。
・みんなといる時はサバサバしてるけど、ふたりの時は甘えてくる
・いつもニコニコ笑っているのに、俺だけに弱音を吐いて頼ってくれる
・みんなといると大人しいのに、俺の前では思いっきり笑う
これは、いわゆる「ギャップ」とは少し違うので「ゲインロス効果」による魅力というより、俺だけが知っているという「優越感」がたまらないのですね。