愚痴はね、そりゃなるべくなら言わない方がいいけれど、生きていればいろいろな事があるし、言うことでストレス発散にもなったりしますよね。
女性同士で愚痴を言うときって、愚痴に共感してほしいと思って話します。
「職場に仕事が遅い人がいて、私まで帰るの遅くなっちゃうんだよねー」と愚痴を言えば、「仕事遅い人って困るよね〜」と共感してほしいわけです。
「友達がいっつもドタキャンするんだよね!!もう少し早く言ってほしいよね!」と愚痴を言えば、「あーそういう人いるよね〜。こっちの気持ちも考えてほしよね!」なんて共感してほしいのです。
それでは、さて、男性が愚痴を言ったときは、どのような聞き方をしたらいいのでしょうか?
まぁたしかに、女性と同じように共感するのもOK!
そりゃ、愚痴を言ったら「その気持ちわかる!」って言われれば、受け入れてくれていると思います。
しかし、これだけはやっちゃいけないよ!という聞き方もあれば、男性が喜ぶ愚痴の聞き方もあります。
と、その前に、そもそも男性が愚痴を話したくなる女性ってどんな女性なのでしょうか?
男性が愚痴を話したくなる女性とは
男性は基本的には女性の前でカッコつけたい!と思っています。
男性にとって愚痴を言うことはカッコ悪いことであり、なので、そんなに親しくない女性に対して、いきなり愚痴をぶちまける、なんてことはないでしょう。
男性が思わず愚痴を話してしまう女性には二種類あって、ひとつは「カッコつけなくてもいい女性」、そしてもうひとつが「受け入れてくれそうな女性」です。
カッコつけなくてもいい、というのは、まぁ、「カッコいいと思われなくてもいい」という場合であり、極端に言えば恋愛対象には見ていない場合もなくはないですが、気心のしれた間柄とも言えます。
もうひとつの「受け入れてくれそうな女性」は、カッコいい俺でいたいけど、カッコ悪い俺も受け入れてくれそうな女性です。
男性が思わず心を許してしまう、「また会いたい!」の座に君臨する女性です。
男性だって、いつもいつもカッコいい俺でいられるわけではありませんし、たまには愚痴だって吐きたいです。
そんな時に、ポロリと愚痴をこぼせる女性というのは、男性にとって癒しの場所でもあります。
これから、男性の愚痴に対するNGな聞き方と、OKの聞き方をご紹介しますが、愚痴の聞き方ひとつによって、「あまり話したくない」女性にも、「また会いたい」女性にもなることができます。
男性の愚痴に対してのNGな聞き方
たとえば男性が、
「いま一緒に仕事してる奴、仕事スゲー遅くて、俺にまで影響するから帰る時間読めないんだよ。」
なんて愚痴を言ったとしましょう。
ここで、一番やっちゃいけないのが、この返しです。(まぁ、相手が好きな男性の場合、ですが)
「まぁね、仕事が遅い人もいるよね〜。でも、その人なりに頑張ってて、すごく丁寧に仕事している人なのかもよ?」
です。
前半は共感していますが、後半では、男性の愚痴にたいして、プチ否定&プチアドバイスをしています。
もしかしたら、相手の男性にいい子って思われたくて、こういう事を言ってしまう女性もいるかもしれませんが、
男性の愚痴に対して正論で、彼の愚痴を否定するいい子発言をしても、嫌がられるだけです。
男性の愚痴にアドバイスをしても、嫌がられるだけです。
男性はこんなことを求めて、女性に愚痴を話しているわけではありません。
なおかつ、上記の例では、「俺は仕事が丁寧じゃないっていうの??」とさえ、受け取られてしまいます。
プライドの高い男性は、女性より上に立ちたいと思っており、とくに女性からのアドバイスを本当に嫌がります。
それでは、男性が愚痴を言ったときは、どんな聞き方をすればいいのでしょうか?
男性の愚痴に対してのOKな聞き方
上記の例で言いますと、「そうなんだぁ。○○くん、仕事が早いから余計に気になっちゃうよね」です。
もちろん、丸々こんな言い方でなくていいのですが、男性が愚痴に対して求める聞き方は、
共感+彼の力を認める!
です。
要するに、男性は愚痴を話すことで、
「俺って仕事ができるんだよ!」
「俺ってすごいんだよ!」
などということを、暗に伝えたい。
「彼が仕事が早いかどうかなんて知らないよ!」と、真面目な女性なら思うかもしれませんが、知らなくたって、「俺は仕事が早い」ということを言いたいんだというのが、愚痴から察知することができますよね。
また「上司がいっつも俺に仕事ふってくるんだよ〜。」なんて愚痴った場合には、
さぁ、正解はわかりますか?
そう、「そうなんだなぁ。○○くん、仕事ができるから上司もつい頼んじゃうんだね〜。」と言えば、男性は満足します。
「私が○○くんの上司だったら、私も○○くんに仕事頼むかも。あはは。(笑)」なんてユーモアまで発揮すれば、最高です。
こうやって、愚痴ひとつとっても、男性のプライドをくすぐることができる女性には、男性はまた会いたくなります。
だって、愚痴さえも受け入れてくれて、なおかつ男性のプライドを満たしてあげることができるから。
男性が「アイツは○○なんだよ〜」というような愚痴を言うときは、だいたい、「俺はそうじゃないけどね!」というのが含まれています。
そこを上手に汲み取ってあげられると、たちまち、また彼女に会いたい!また彼女と話したい!、そんな女性となってしまいます。
こうやって文章にすると、「えっ、なんだかめんどくさい!」と感じる女性もいるかもしれませんが、やってみると全然めんどくさくないので安心してくださいね。
もし、あなたの好きな男性が、あなたに愚痴をこぼした時には、共感して、彼のすごいところを拾ってあげる!
それができなくても、否定やアドバイスだけはしない!
これが、男性の愚痴に対する聞き方です。好きな男性に対してのね。