自分が自分のことを嫌いなのに、そんな自分を誰が好きになるのだろう。
自分のことが嫌い、というのは、自分にたくさんのダメ出しをする人です。
「可愛くないからダメ」
「朝起きれないからダメ」
「好きなことがないからダメ」
「若くないからダメ」
「スタイルがよくないからダメ」
「恋愛経験がないからダメ」
「休みの日に何もしなかったからダメ」
などと、いっつもダメだしをしていると、潜在意識にはダメな自分がインプットされていき、ますますダメな自分になっていきます。
潜在意識は、自分がよく考えていることを大切なことだと認識するので、「ダメな自分」がどんどん強固なものとなってしまいます。
自分を好きな女性はモテるし、自分を好きな女性は恋愛もうまくいきやすいです。
自分を好きな人は、自分のダメなところもちゃんと受け入れて認めています。
「これが私だもん!」って。
自分を受け入れていると、ダメな自分もまるごと受け入れてくれる人が現れます。
反対に、自分をダメだと思っていると、「あなたの、そんなところがダメだよね」と、あなたのことをダメだと思う人が集まりやすくなってしまいます。
自分が「ダメ」だと思い込んでいるところって、実際は、他人から見たら取るに足らないようなことなんです。
本人が気にしているだけで、他人にとって「えっ、そんなこと!?」なんです。
自分が気にしすぎて「ダメ」だという思い込みが強いから、周りも「あなたはそういうところがダメです」と思うようになってしまうのです。
さて。
あなたは自分のことが好きですか?
自分のダメなところも受け入れていますか?
「自分のことが好きなような気もするし、そうじゃない気もする。」
「自分のダメなところを受け入れている気もするし、でもやっぱりダメ出ししている気がする」
そんな方に、自分のことが好きか、ダメなところを受け入れているかが分かる方法があります。
それは・・・
自分の周りの人たちにイライラしたり、他人の嫌なところばかりが目についてしまうかです。
そりゃ他人だもの、「そういうところがなんか嫌だなぁ」というのは多かれ少なかれあるものですが、
自分を好きじゃない人、自分のダメなところを受け入れていない人は、周りの人たちにイライラすることが多かったり、他人の嫌なところが目につきやすくなるんです。
反対に言うと、自分のことを好きな人って、周りの人にイライラすることがとっても少ないです。
自分のことが好きだから、他人がどうであろうと、そんなに気にならなくなるんです。
そして自分のダメなところを受け入れられている人は、他人の嫌なところも気になりません。
自分にダメ出しをしている人ほど、他人の嫌なところが気になるし許せなくて「あの人嫌だなぁ」が多くなり、恋愛もふくめた人間関係があまりうまくいかないのですね。
ハッキリ言うと、完璧な人なんていません。
そして、男性は完璧な女性を求めていないし、ダメなところがあるから愛したくなるんです。
だって、ダメなところがない完璧な女性って、「俺のことが必要ない」から。「俺は彼女の役に立てないし、俺の出番がない」から。
ちょうど先日、テレビ番組で加藤浩次さんが「男って、完璧な女性には惹かれないんだよね〜。どこか足りないものがある女性が好きだよね。」みたいなことを言っていましたよ。
恋愛上手な女性は、自分のダメな部分をさらけ出せます。
「ぐーたらな自分を見せたら嫌われるかも」と、自分のダメな部分を受け入れられず、本当の自分を出せないでいると、反対に、あなたのいい部分、魅力のある部分も、相手の男性には見えてこないのです。
ダメな部分があるから、いい部分が見えるんですよ。
本当の自分を出せない人との間には、目には見えない分厚い壁が一枚挟まっているように感じるもの。
ダメな自分を受け入れている人は、そのままの自分を出せるので、そうやって、そのままの自分を出している人といると、一緒にいて居心地がいいんです。
だから、モテてしまうし、愛されてしまうんですね。
あなたが恋愛がうまくいかなくて悩んでいるとするなら、それは、ダメな自分を受け入れられず、隠そう隠そうとしているからかもしれません。
本当は魅力がいっぱいあるのに、その魅力が相手に伝わっていないのかもしれません。
ダメな自分を受け入れると、恋愛がスルッとうまくいったりするんですよ。