彼氏に会いたいけど、会いたくない。
こういう矛盾した気持ちを抱えることは、珍しいことではありません。
女性は感情の生き物であり、一時間後には気分が変わっていることなんて普通にあることです。
しかし、会いたいけど会いたくない時に誘われたら、どうしていいか悩みますよね。
今回は、会いたいけど会いたくない気持ちの正体に迫っていこうと思います。
会いたいけど会いたくない気持ちになるのはなぜ?
彼氏に会いたいけど会いたくない理由は、本当の自分でいられないからかもしれません。
女性はPMSなどもあり、心が不安定になりやすいです。
なので、単純に自分の心がネガティブに傾いていて、会いたいけど会いたくない、という場合もありますし、恋愛以外に悩んでいることがあって、会いたいけど会いたくないという場合もあります。
しかしそうでない場合は、相手の前で本当の自分を出せない、言いたいことが言えないことが一つの理由です。
本当の自分を出せない相手といると疲れる
「あの人といると居心地がいいなぁ」と感じる相手は、本当の自分を出せる相手です。
実家に帰ると居心地がいいのなら、両親の前では本当に自分でいられるからだし、一緒にいて楽しい友達は、本当の自分でいられる友達です。
大人になってからの友達より、学生時代の友達のほうが、心から楽しめたりするでしょう?
まだ仮面をかぶることを知らなかった頃から一緒にいるから、ダメダメな自分もさらけ出せるんですね。
反対に、本当の自分を出せずに我慢をしている状態、自分をよく見せようと偽っている状態では、そのうち居心地が悪くなるし、一緒にいて疲れます。
自分のことを否定している状態だから。本当の自分を無意識で「ダメなやつだ」と否定しているから、本当の自分を出せないのです。
あなたのことを「本当にあなたは使えない人よね、ダメだよね」なんていつも否定する人と一緒にいたくないでしょう?
本当の自分を出せない相手といると、自分で自分を否定しておいて、勝手に否定されている気分になり苦しいのです。
本当の自分を出せないと知らない間に不満がたまる
最初は、彼氏の前で本当の自分を出していないことに違和感は感じません。なにより彼に会えるのが嬉しいからです。
彼に会えるのが嬉しくて、楽しくて、ときめきでいっぱいです。
しかし知らない間に、心のなかにモヤモヤが蓄積されていきます。
本当の自分を出せないことが根本的な原因なのに、ついには、そのモヤモヤが相手に向きはじめるのです。
彼氏にたいして不満がたまるようになり、なんなら「もしかしたら、彼氏のこと、好きじゃなくなったのかも」なんて気持ちにもなる。
相手の前で本当の自分を出せないのはやっぱり「嫌われたくない」から。
彼氏を嫌いになったわけではなくて、本当の自分を出せない相手だから嫌いなのです。
そして、本当の自分を出せないということは、言いたいことも言えない状態ですよね。
これは便秘のときと、よく似ています。
おいしくご飯が食べたいのに、便秘でお腹にガスがたまっていておいしく食べられない。
大好きな彼に会いたいのに、言いたいことが言えずモヤモヤがたまっていて、楽しく会えない。
ね、似ているでしょう?
どうしたら解決するかというと、便秘なら出す。
言いたいことが言えないなら、言いたいことを言う。本当の自分を出せないなら、本当に自分を出すことです。
会いたいけど会いたくない時の対処法
会いたいけど会いたくない時の対処法は、彼氏の前で本当の自分を出せるようになること。
これは、会いたいけど会いたくない時にかぎらず、恋愛がうまくいく秘訣でもあります。
本当の自分を出せない相手といても、やっぱり長くはつづきません。どうしたって不満がたまっていくから。
「本当の自分を出しても嫌われない」「私はありのままで愛される」という、自己受容がまずは必要かもしれませんね。
「私はありのままで愛される」という自己受容が芽生えると、相手の前でも本当の自分でいられるようになります。
じつは本当の自分でいる方が、あなたの魅力は何倍にも増します。それが、あなたのオリジナリティだから。
本当の自分を出せないでいる彼女といても、彼氏だって、本当の自分を出せなくなります。
もし、彼氏が言いたいことを言えずに我慢しながら、あなたとお付き合いしていたらどうでしょう?
「ちゃんと言いたいこと、言ってほしい」と思いませんか?
これは彼氏だって同じです。
我慢してほしいなんて思っていないし、言いたいことがあるなら言ってほしいと思っている。
本当の自分を出せないのも、言いたいことが言えないのも、自分に自信がないのと同時に、彼氏を信頼していないから。
好きになった人のことをもっと信頼してあげたいですね。